青山和也が凄い

ドラマ「美しい隣人」の第4話「満足できない女」の視聴率と感想です。第4話の視聴率は10.9%でした。第4話のあらすじは「美しい隣人-第4話のあらすじ」をご覧ください。


美しい隣人の第4話も面白かった。第1話の感想「美しい隣人の感想」でも書いたが、矢野駿を演じている子役の青山和也が素晴らしい。笑った表情はいまひとつだが、虐められるドMな表情が非常に良い。
ドラマ「美しい隣人」が面白いのは、青山和也の演技が良いからだと言っても過言ではない。祖母のお見舞いに行くのを嫌がる表情やタイミングが良い。プールの中で荒木比呂(あらきひろ=馬渕誉)に足を踏まれる青山和也の表情も絶品だ。青山和也は実力派の天才子役かもしれない。
さて、第3話でスイミングスクールに入った謎の少年・荒木比呂(馬渕誉)は、第4話で退場となった。池で溺れて死んだ隼人と関係があるのかと予想していたのだが、荒木比呂は単なるいじめっ子だった。
荒木比呂(馬渕誉)が矢野駿(青山和也)をイジメていることを知ったマイヤー沙希(仲間由紀恵)は、荒木比呂をスイミングスクールの倉庫に連れ込み、「比呂君は溺れる。絶対に溺れる。おばちゃん知っているの」と精神的に追いつめ、スイミングスクールから追い出した。
マイヤー沙希が荒木比呂を洗脳するのが面白かった。「比呂君は溺れる。絶対に溺れる」という台詞で、爆笑してしまった。ドラマ「美しい隣人」は面白すぎる。
一方、大阪出張中の矢野慎二(渡部篤郎)がマイヤー沙希(仲間由紀恵)と寝た。大阪にあるバー「NEST(ネスト)」からシーンが変わると、2人は部屋で翌朝を迎えており、マイヤー沙希が帰るところだった。
2人の濡れ場は無いが、セックスをしたと解釈するのが妥当だ。仲間由紀恵の濡れ場が無かったのは残念至極である。矢野慎二が自宅に連れ込んだのかと思ったが、ダブルベッドだったので、ホテルのようだった。
翌朝、矢野慎二はマイヤー沙希に名前を尋ねると、マイヤー沙希は「絵里子」と答えた。絵里子とは、矢野慎二の妻・矢野絵里子の名前である。
マイヤー沙希(仲間由紀恵)が名前を教えなかった理由はこのためかと思うと同時に、不倫相手が嫁と同じ名前だと知った矢野慎二(渡部篤郎)の心境を考えてしまう。
その一方で、マイヤー沙希(仲間由紀恵)は離婚協議中の筧雅彦(高知東生)に、不倫を叱責しているのだから、女は身勝手な生き物だと痛感させられてしまう。
マイヤー沙希のセックスは、池で溺れて死んだ息子・隼人の復讐のための道具・手段なので、筧雅彦(高知東生)の不倫とは意味合いが違うのかもしれないが。
回想シーンでは、ロッキングチェアに身を揺らすマイヤー沙希(仲間由紀恵)が、土下座して謝罪する夫・筧雅彦(高知東生)を蹴っていた。
筧雅彦(高知東生)が土下座している理由は分らない。回想シーンなので、何時の出来事かも分らない。もしかすると、息子・隼人が池で溺れた原因は、夫・筧雅彦にあるのではないだろうか。
さて、第4話で矢野絵里子(檀れい)がマイヤー沙希(仲間由紀恵)にワインピースをプレゼントした。一方のマイヤー沙希は矢野絵里子の使っている香水をチェックした。
次にマイヤー沙希(仲間由紀恵)が矢野慎二(渡部篤郎)と密会するとき、マイヤー沙希は矢野絵里子に貰ったワンピースを着て、矢野絵里子と同じ香水を付けていくのだろう。
嫁と同じ名前で、嫁と同じ服を着て、嫁と同じ香水を付ける不倫相手を目の前にする矢野慎二(渡部篤郎)の心境を想像すると面白い。ドラマ「美しい隣人」の第5話が楽しみである。
ドラマ「美しい隣人」の原作は「美しい隣人の原作」をご覧ください。

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