霜村倫世は11年前に殺されていた

ドラマ「外交官・黒田康作」の第5話「ついに、直接対決」の感想の後編です。このページは「外交官・黒田康作-第5話の感想」からの続きです。

佐々木藍子(片瀬那奈)の恋人や家族がアトロンの副作用で死んだが、原告団に入れなかったという可能性が大きい。恋人がアトロン裁判を担当した弁護士で、殺されてしまった可能性もある。

山路貴繁(岩松了)や悠木圭一(萩原聖人)も、子供や恋人がアトロンの副作用で死んだのだろう。

君島祐太朗(AAA西島隆弘)もアトロンに関わっているから霜村毅(香川照之)と繋がっているのだろうが、まだ詳細は不明である。

さて、最後に霜村毅(香川照之)が爆弾発言をしていた。霜村毅によると、11年前にメキシコの日本大使館の立て籠もり事件で死亡した霜村倫世(紺野まひる)は、流れ弾に当たって死んだわけではなく、狙われて殺された。

日本大使館の立て籠もり事件は1999年に起きており、ブライトン製薬がアトロンを開発したのも1999年なので、時期がピタリと一致している。このことから、2つの事件は関連があると想像できる。

ブライトン製薬は開発したアトロンで人体実験を行っており、暴動が起きた。そして、資金援助を行っていた日本の大使館が狙われ、外交官の妻・霜村倫世(紺野まひる)が標的になったのではないだろうか?

さて、第5話でリトアニアのサラ王女が逃げ切り、リトアニアでは環境保護派の新政権が誕生したため、リトアニアでの発電所建設計画は頓挫する見通しとなった。

サラ王女の失踪劇は、西園寺守(田中圭)のリークにより、外務省が政治家とゼネコンの癒着からサラ王女を守ったという形で報じられている。

発電所建設計画には経産省・村橋や元総理・谷田部が関与しており、ゼネコンと癒着していたようである。

これと同じ構図で、黒幕はアトロンに副作用があることを知っていたにもかかわらず、自己利益のために、ブライトン製薬が開発したアトロンを認証したということが考えられる。つまり、黒幕や真犯人はブライトン製薬と癒着している。

したがって、私は、黒幕や真犯人の正体は当時の厚生労働大臣だと予想する。谷田部元総理や斉藤修助(近藤正臣)外務大臣が黒幕ではなかろうか。

最後に、疑問点が1つ。霜村毅(香川照之)が車を盗むシーンに必要性を感じなかったので、何か意味がありそうだ。

ちゃんとシートベルトをしてから発進していたので、盗んだのではなく、受け取ったとも解釈できる。大使館意外にも霜村毅をサポートしている集団がいるのかもしれない。

第5話で、霜村瑠衣(夏帆)が大垣利香子(柴咲コウ)と同居を始めたが、霜村瑠衣の意図は分らない。人間関係が複雑でストリーは難しいが、それぞれに思惑がありそうだ。第6話の展開に期待したい。

ドラマ「外交官・黒田康作」の原作や主題歌は、「外交官・黒田康作の原作と主題歌」をご覧ください。