ドン・フリオ1942

ドラマ「バーテンダー」の第3話「40女結婚やめます!!モテキ到来・・・幻のカクテル」のつまらない感想の後編です。このページは「バーテンダー第3話の感想」からの続きです。


エンジェル・ティップは、チェリーをグラスに入れて引き上げると、表面が唇のように見えるため、日本では「エンジェル・キッス」と呼ばれているそうだ。
エンジェル・ティップのレシピは、クレーム・ド・カカオ(分量は4分の3)に対して、生クリーム(分量は4分の1)を注ぎ、串に刺したチェリーをグラスの上に置くだけ。
一方、マティーニは、ジンにベルモットを混ぜたカクテルである。ドラマ「バーテンダー」では、ジンとベルモットとのバランスと、レモンのアレンジにより、無限のレシピが生まれると説明していた。
バー「K」のバーテンダー葛原隆一(金子ノブアキ)は、マティーニに薄く切ったレモンの皮を沈めていた。それが、バーテンダー葛原隆一の「マティーニ」の顔だった。
他方、テキーラ「ドンフリオ1942」は、佐々倉溜(相葉雅紀)が織田公彦(津田寛治)を詐欺師だと見抜くアイテムに使われた。
ドンフリオ1942とは、メキシコのテキーラ職人ドン・フリオ・ゴンザレス・エストラーダ氏が造るプレミアムテキーラで、1本1万円以上する代物だ。
バー「ラパン」にあるドンフリオ1942のキャップには、酸化防止のためにパラフィルムのテープを貼っていた。
しかし、医師を名乗る織田公彦(津田寛治)は、医療現場でも使用されているパラフィルムを知らず、佐々倉溜(相葉雅紀)は織田公彦を詐欺師と見破った。
まさに、「パラフォルムを知らない医者は、シェイカーを知らないバーテンダーだ」である。
最後のリキュール「パスティス」のパスティスは、「模倣する」という意味だった。
バーテンダー佐々倉溜(相葉雅紀)は、織田公彦(津田寛治)にパスティスを差し出すことで、「詐欺師」というメッセージを伝えるとともに、師匠の真似しかしていない杉山薫(荒川良々)にもメッセージを送ったのである。
さて、第3話では佐々倉溜(相葉雅紀)に、「バーの悪口と秘密の話は、店から10メートル以上離れてからしたほうがいい」「醜い3つの真実より、1つの綺麗な嘘」という台詞があった。
なかなか意味深い名言である。ドラマ「バーテンダー」の名言をまとめてみるのも、面白いかも知れない。
バーテンダーの原作と主題歌は「バーテンダーの原作と主題歌」をご覧ください。

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コメント欄

ちょっとまったwwwww メキシコのウォッカ職人ってどうゆうことだよw
ドンフリオはテキーラの銘柄だし、ドンフリオさんは伝説のテキーラ職人ですよ
ウォッカはロシアやポーランドなどが原産の全く別の酒です

  • 投稿者-
  • 匿名

ご指摘ありがとうございます。ドラマ「バーテンダー」はお酒を飲みながら観ていたので、私がウォッカを飲みながら感想を書いていたのかもしれません。間違いヵ所を訂正しておきます。

  • 投稿者-
  • 管理人