外交官・黒田康作の最終回と結末の予想

夏帆が出演するドラマ「外交官・黒田康作」の結末と最終回と黒幕の予想です。このページは「外交官・黒田康作の日和製薬が倒産」からの続きです。


倒産した日和製薬のスポサー企業となったのが、ブライトン製薬で、民事再生法を終結した後、ブライトン製薬が日和製薬を完全子会社化し、日本法人ブライトンジャパンとして改組したのではないか。
さて、第7話ではもう1つ重要なキーワードが登場した。それは外務省が開催を予定している「微小生物資源の国際推進会議CIEM2010-TOKYO」である。このCIEM(シエム)会議が、霜村毅(香川照之)の目的なのだろう。
CIEM会議は、現地に製薬工場を建設を検討する会議で、厚労族で元総理の矢田部誠一郎(平泉成)や外務大臣の斉藤修助(近藤正臣)が出席する。
矢田部誠一郎(平泉成)と斉藤修助(近藤正臣)の2人は、裏でブライトン製薬の社長(イアン・ムーア)と繋がっている。
ブライトン製薬は1998年同時、メキシコに治験施設を持ち、治験施設で開発した脳症の特効薬「アトロン」を使って、現地の子供に人体実験を行っていた経緯がある。
ブライトン製薬は、矢田部誠一郎(平泉成)と斉藤修助(近藤正臣)の2人を使って、CIEM会議で発展途上国に製薬工場の建設を議決させようとしているのではないか。
もちろん、建設する工場はブライトン製薬の製薬工場で、日本政府がODA名目で費用を全額負担する事になっている。
ブライトン製薬は無償で工場を手に入れ、分け前が黒幕の矢田部誠一郎(平泉成)と斉藤修助(近藤正臣)の2人に入る算段である。「外交官・黒田康作の結末の予想-後編」へ
それを察知した元外交官の霜村毅(香川照之)は、「このままでは、第2のアトロン人体実験が起きてしまう」と危惧し、実質的に「アトロン被害者の会」と言えるNPO団体「ボーダレス・エイド」を使って、CIEM会議の妨害を計画したのである。
つまり、霜村毅(香川照之)の目的は、ブライトン製薬の工場を発展途上国に建設することを阻止するために、「微小生物資源の国際推進会議CIEM2010-TOKYO」を妨害することである。
霜村毅が時間が無いと焦っているのは、CIEM会議の開催が来週に迫っているからにほかならない。
霜村毅(香川照之)が発展途上国に製薬工場の建設することを妨害する行為は、アリトリアに発電所を建設する計画を妨害したサラ王女と重なるのではないか。
霜村毅(香川照之)は穏健派なのだが、NPO団体「ボーダレス・エイド」のメンバーで過激派の悠木圭一(萩原聖人)が暴走して、湊教授と柏田勉(八神蓮)の2人を殺害してしまったため、当初の計画とは違ってきている。
悠木圭一(萩原聖人)の腕にひっかき傷があったのは、柏田勉(八神蓮)を殺害した時にできた傷に違いない。悠木圭一は、アトロン薬害以外にも、倒産した日和製薬に関連して特別の恨みがあったのだろう。
さて、ドラマ「外交官・黒田康作」では大きな謎が1つある。それは、黒田康作(織田裕二)の身長である。「外交官・黒田康作の黒幕の予想の最終回」へ続く。

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