美しい隣人-ノベライズの結末のネタバレ

ドラマ「美しい隣人」の原作と言えるノベライズ小説「美しい隣人」を読んだネタバレ感想文です。


このページはノベライズの結末のネタバレを含んだ感想なので、結末を知りたくない人は閲覧にご注意ください。カッコ内の人名はドラマでの配役です。
ピンポーン。矢野絵里子(檀れい)の自宅のチャイム(呼び鈴)が鳴るところから、ノベライズ小説は始まる。訪問してきたのは、隣家に引っ越してきたマイヤー沙希(仲間由紀恵)である。
そして、ドラマとぼぼ同様のストリーで、矢野絵里子(檀れい)とマイヤー沙希(仲間由紀恵)の関係は発展していく。ドラマ第7話が終了した時点では、ノベライズとドラマの内容は同じである。
最後に、矢野絵里子(檀れい)は、マイヤー沙希(仲間由紀恵)が池で死んだ隼人の母親だと気付き、連れ出した矢野駿(青山和也)の居場所を追求する。
そして、矢野絵里子(檀れい)はドラマ「美しい隣人」を観ている誰もが想像した予想と同じことをマイヤー沙希(仲間由紀恵)を投げかける。
1年間のあの日、マイヤー沙希(仲間由紀恵)の子供は池で死に、行方不明になっていた矢野絵里子(檀れい)の子供は助かった。マイヤー沙希はそれを恨んで復讐しているのではないか。
しかし、マイヤー沙希(仲間由紀恵)はこれを否定した。ノベライズの結末は、ドラマを観ている多くの視聴者の予想を裏切っただろう。私も予想を裏切られたうちの1人である。
矢野絵里子(檀れい)の自宅にある大きな鏡も出てこない。マイヤー沙希(仲間由紀恵)は矢野絵里子を恨んでいるのではない。映画「ルームメイト」のように、マイヤー沙希が矢野絵里子と入れ替わろうとしているのでもない。では、マイヤー沙希の目的は何か…。
マイヤー沙希(仲間由紀恵)の目的は分らない。マイヤー沙希がなぜ、マイヤーを名乗っているのかも分らない。ノベライズ本では、明確な答えは出てこない。
別にネタバレを出し惜しみしているわけではなく、ノベライズはかなりぼやけた結末になっているのだ。結末を濁しているのは、ドラマの最終回が終了していないため、最終回を観る人のための配慮だろう。
ただ、キーワードはいくつか登場するので、読む人にとってはマイヤー沙希の目的が理解できるかもしれない。また、キーワードはドラマ「美しい隣人」の最終回を理解する上でのヒントになっているのかもしれない。
美しい隣人-ノベライズ小説の感想-後編」へつづく。

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