「体が動かない…最後の家族旅行」美丘が入院を決意

高由里子の主演ドラマ「美丘(みおか)」第9話「体が動かない…最後の家族旅行」のあらすじとネタバレの後編です。このページは「ドラマ『美丘(みおか)』第9話のあらすじとネタバレ」からの続きです。

旅行から戻ると、五島麻理(水沢エレナ)や笠木邦彦(勝地涼)らがアパートへやってきた。峰岸美丘(みねぎし・みおか=高由里子)のアイデアで、橋本太一(はしもと・たいち=林遣都)の誕生日を祝うためにみんなが集まったのだった。

そのころ、主治医の高梨宏之(谷原章介)は峰岸家を訪れていた。高梨宏之は「まもなく美丘さんの体が動かなくなります。両手足の麻痺がはっきりした次点で入院した方が良いと思います」とアドバイスする。

母親の峰岸佳織は「体が動かなくなっても、しばらくは家で面倒をみたい」と反発する。

高梨宏之は「24時間体制の介護がつづく。飲食物を飲み込むときに窒息の危険がある。肺炎などの合併症を引き起こす可能性が出てくる」と説明し、父親の峰岸始(寺脇康文)は高梨宏之の提案を受け入れた。

その夜、夜中に橋本太一が目覚めると、ベッドに美丘が居ない。橋本太一は起きると、峰岸美丘はトイレに間に合わず、オシッコを漏らして、キッチンでしゃがみ込んでいた。

峰岸美丘は、「1人でトイレに行けなくなった。手も動かしにくくなっている。オシッコしても自分で拭けなくなる。もうダメ。私入院する。」と泣く。

橋本太一は「そうなったら俺が拭いてやる。2人で頑張ろう」と峰岸美丘を励ますが、「自分の体なのにどんどん自分じゃ無くなっていく。そんな姿を太一君には見せたくない」と峰岸美丘は入院を決意する。

そして、峰岸美丘は「ありがとう。良い思い出がいっぱいできた。家族旅行できたこと。みんなで楽しい時間をいっぱい過ごせたこと。この部屋で太一君と一緒に暮らせたこと。こんな思い出ももうすぐ忘れちゃうのかも知れない。だけど、私の心の中にはずっと残っている。きっと絶対そうなの。だから大丈夫。入院するね」と言って橋本太一に微笑むのだった。

さて、ドラマ「美丘」も終盤にさしかかりました。ドラマは、原作で登場した「秘密の約束」や「白いリンゴ(iPod)」が登場せず、物足りません。原作では橋本太一が峰岸美丘を殺すのですが、ドラマの最後はどうなるのか楽しみです。

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