「名前をなくした女神」は、つまらない

子役の小林星蘭が出演するフジテレビ系ドラマ「名前をなくした女神」の第7話「どん底からの脱出始まる」の視聴率と感想です。第7話の視聴率は12.0%でした。


このページは「名前をなくした女神-ロケ地と最終回と結末の予想」からの続きです。
ドラマ「名前をなくした女神」の第7話はつらなかった。話しの切り方、ドラマの終わり方が悪いので、ドラマがつまらなく感じた。
私はドラマ「名前をなくした女神」が大好きで、毎週欠かさず見ており、これまではべた褒めしてきたが、第7話はつまらなかった。
第7話で、秋山侑子(杏)が秋山拓水(つるの剛士)に、会社の要領所へ行こうと誘うが、秋山拓水は「人気があるから、今からじゃとれない」と答えた。
当然、秋山拓水(つるの剛士)が会社をクビになる伏線なのだと重いながら観ていたら、案の定、秋山拓水は会社からリストラの対象となっていた。
秋山拓水が無職になって家庭が崩壊していくのは良しとするが、私は秋山拓水のリストラを第7話のラストで明かす手法が嫌いだ。
秋山拓水(つるの剛士)のリストラは明かさずに、翌週への謎として残した方が面白いと思う。最後に謎を明かして次回へ続く手法は、ドラマをつまらなくする。
これは、ドラマ「名前をなくした女神」の第6話の終わりも同じだった。第6話で、遊園地で秋山健太(藤本哉汰)の誘拐事件が発生するのだが、第6話の最後にあっさりと犯人が判明してしまった。
秋山健太(藤本哉汰)を誘拐した犯人は、ママ友の安野ちひろ(尾野真千子)だったわけだが、第6話で犯人の顔を映したら、犯人を予想する時間が無いし、次回への期待が減ってしまう。
今は謎を明かしてから終わる方法が主流なのかもしれないが、ドラマ「名前をなくした女神」の場合は裏目に出ている。
謎を明かして終わるのなら、次回に、その謎を上回るエピソードを用意しておかなければつまらなくなる。
第6話で発生した幼稚園で秋山健太(藤本哉汰)を誘拐した事件も、第7話で大した事件に発展しなかったため、つまらなく感じた。
ドラマ「名前をなくした女神」が釣りドラマであることは、第1話を見た時点で覚悟しているので、ドラマ「名前をなくした女神」はもっと釣りドラマに徹底して欲しい。
そういう視点から見ると、ドラマ「美しい隣人」は非常に面白かったし、楽しめた。最終回まで徹底して謎を残していた。
ドラマ「名前をなくした女神」は、子役の演技も良いし、ネタが満載で面白いので、話しの区切り方が違えば、もっと面白かったと思う。
ドラマ「名前をなくした女神」も、もう第7話まできた。後は、深沢雅美(安達祐実)の自殺未遂事件を使って、広げたママ友地獄をとのように収拾するのかに注目したい。第8話が楽しみである。「名前をなくした女神-第8話のあらすじ」へ続く。
ドラマ「名前をなくした女神」の原作や主題歌については「名前をなくした女神-原作や主題歌」をご覧ください。

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