「花ざかりの君たちへ」の最終回と結末のネタバレ

フジテレビ系ドラマ「花ざかりの君たちへ2~イケメン☆パラダイス(通称:イケパラ2)」の原作となる中条比紗也の漫画「花ざかりの君たちへ」のあらすじと結末のネタバレを含んだ感想です。

このページには漫画「花ざかりの君たちへ」のあらすじや最終回の結末のネタバレを含んでいるので、最終回の結末のネタバレを知りたくない人は閲覧にご注意ください。

ある日、アメリカ育ちの帰国子女・芦屋瑞稀(あしや・みずき)が全寮制の男子高校・桜咲学園へ入学する。

芦屋瑞稀は女子だが、憧れの走り高跳びの選手・佐野泉(さの・いずみ)と親しくなるため、性別を男と偽って桜咲学園へ入学したのだった。

芦屋瑞稀は憧れの佐野泉と同じクラスになり、寮でも同室となるものの、佐野泉は走り高跳びを止めていた。しかし、佐野泉は芦屋瑞稀の影響で再び、走り高跳びへ挑戦する。

ストーリーは、男装をした芦屋瑞稀と高跳びの選手・佐野泉の2人の恋愛に、サッカー部の中津秀一(なかつ・しゅういち)が絡む3角関係で進んでいく。

中津秀一は芦屋瑞稀のことを好きになるが、芦屋瑞稀は表向きには男子生徒なので、中津秀一は「男を好きになった自分はホモ(ゲイ)なのか?」と苦悩しながら、学園生活を送る。

一方、芦屋瑞稀は女性だとバレたら学校を退学になるため、女性であることを隠し通すのだが、入学早々に佐野泉は芦屋瑞稀が女性であることを知ってしまう。

しかし、佐野泉は女性だと気づいたことを芦屋瑞稀に告げられない。芦屋瑞稀も正体を知られたとは思って居ないので、男性として振る舞う。

2人は寮の同室で暮らすのだが、お互いの思いを告げられず、何とももどかしい学園生活が続く。

芦屋瑞稀の正体が女性だということは、校医・梅田北斗にバレてしまうのだが、梅田北斗はホモ(ゲイ)だったため、校医・梅田北斗は芦屋瑞稀の良き相談相手となる。

男装した芦屋瑞稀の学園生活は順調に進むが、桜咲学園に女が混ざっているという噂が流れ、ひょんなことから芦屋瑞稀が女子だという学園中に知れ渡ってしまう。

芦屋瑞稀の正体を知った第2寮長の難波南は最終回で、芦屋瑞稀に寮長が受け継ぐ学ランを託した。寮長が受け継ぐ学ランには、「卒業まで寮長を責を全うする」という意味があった。

しかし、芦屋瑞稀は、受け取った学ランを寮長の難波南に返し、退学届けを出して、自主退学という結末を選んだ。

そして、芦屋瑞稀はアメリカへと帰る。その1年後、佐野泉はアメリカに居る芦屋瑞稀の元を訪れた。

原作漫画はこの結末で終わるが、最終回の後に番外編があり、関目京悟の結婚式に出席した佐野泉は、芦屋瑞稀に告白している。最終回を最終回ととらえるのか、番外編を最終回ととらえるのかは読み手次第である。

さて、原作漫画「花ざかりの君たちへ」は非常に面白かった。原作漫画「花ざかりの君たちへ」はドラマ化されており、原作を知らなくても、「イケメン・パラダイス」または「イケパラ」と言えば分かる人も多いかもしれない。

原作漫画「花ざかりの君たちへ」は、大好きな佐野泉と仲良くなるために、女子の芦屋瑞稀が男装をして全寮制の男子校・桜咲学園に入学するという突拍子もない設定で始まる。

しかし、芦屋瑞稀・中津秀一・梅田北斗などの個性豊かな登場人物がリアリティーのない設定を上手くカバーしている。

漫画「花ざかりの君たちへ」は、主人公・芦屋瑞稀が男装して大好きな佐野泉に近づくという、一風変わったシチュエーションの恋愛に、ホモ(ゲイ)や個性豊かな人物が登場し非常に面白い。

なかでも面白かった登場人物は、中津秀一と中央千里とである。芦屋瑞稀のクラスメイトでサッカー部の中津秀一は、芦屋瑞稀が女子とは知らずに、芦屋瑞稀のことを好きになってしまう。

しかし、中津秀一は、芦屋瑞稀を男性と信じているので、「男性を好きになった自分はホモ(ゲイ)なのか」と苦悩する。

中津秀一は、わずかに残された理性と、芦屋瑞稀を好きという感情とに翻弄される様子がすこぶる面白い。

中津秀一が芦屋瑞稀が実は女の子だったと知ったとき、「俺はホモじゃなかった」と喜ぶ様子がなんとも滑稽である。最後に目標のJリーガー(J2)になれて良かったと思う。

ちなみに、中津秀一は芦屋瑞稀に愛の告白をするのだが、ふられてしまい、その後は芦屋瑞稀を支えるようになる。「『花ざかりの君たちへ』のあらすじと最終回のネタバレ感想文」へ続く。