安原霧子と龍村圭以は双子の姉妹

京野ことみが出演するフジテレビ系の昼ドラマ「霧に棲む悪魔」の第42話の感想です。第42話のあらすじは「霧に棲む悪魔-第42話のあらすじ」をご覧下さい。


第42話の感想は原作のネタバレを含んでいるので、原作のネタバレを知りたくない人は、閲覧にご注意下さい。
さて、影山仁(大沢樹生)が日浦晴香(京野ことみ)が居る喫茶店へ現れたのは、唐木田翔(石井智也)を尾行していたからだった。
影山仁(大沢樹生)は、龍村玄洋(榎木孝明)の部屋に仕掛けた盗撮カメラを通じて、日浦晴香(京野ことみ)と唐木田翔(石井智也)の2人がつながっていることを知った。
唐木田翔(石井智也)は前回の第41話で、怪しげに携帯電話を操作していたので、唐木田翔は影山仁(大沢樹生)と連絡を取り合っていたのかと思ったが、影山仁の言葉が真実ならば、唐木田翔は関係なさそうだ。
さて、影山仁(大沢樹生)は15億円の小切手を日浦晴香(京野ことみ)を渡し、病院から連れ出した女(龍村圭以)を渡せと迫ってきた。
龍村ファームの抵当は10億円なので、5億円で龍村圭以を売り渡せ、という意味なのだろうか。
私なら確実に龍村圭以を売り渡してバカンスに出かけるが、日浦晴香(京野ことみ)は龍村圭以を売り渡さないだろう。それに、日浦晴香は小切手を受け取らずとも、龍村ファームは守れる。
そもそも、担保に入れた龍村ファームを蓮見依子(中田喜子)に取られるということは、お金を借りた御田園陽一(戸次重幸)の債務不履行を意味する。
龍村グループのCEO(最高経営責任者)が債務履行を起こしたとなれば、御田園陽一(戸次重幸)の対外信用は失墜し、龍村グループの信用不安拡大につながる。
御田園陽一(戸次重幸)は龍村グループの筆頭株主だが、持ち株は単独過半数を下回っているため、債務不履行を起こせば御田園陽一がCEOの座から失墜することは明白である。
どう考えても、龍村ファームを蓮見依子(中田喜子)に取られて不利になるのは御田園陽一(戸次重幸)である。御田園陽一は、蓮見依子に10億円を返済する以外に道はない。
だから、日浦晴香(京野ことみ)は龍村ファームに設定している10億円の抵当権など気にする必要は無い。
さて、使用人の荻野美知子(広岡由里子)が、龍村玄洋(榎木孝明)の部屋で血の付いたティッシュを見つけて持ち去った。
荻野美知子はこの血をDNA鑑定に使おうとしているのだが、この血は、龍村玄洋(榎木孝明)の血なのか、第41話でひっかいた唐木田翔(石井智也)の血かは分からない。
血は赤かったし、固まっていなかったようなので、唐木田翔の血とは考えにくい。しかし、龍村玄洋(榎木孝明)が血を提供する動機も思いつかない。
龍村玄洋(榎木孝明)は、龍村家の血を残すために日浦晴香(京野ことみ)を手籠めにしようとしているので、みすみす切り札となる血を渡すとは思えない。
だが、龍村玄洋(榎木孝明)がDNA鑑定を妨害する理由も見あたらないので、血が誰の血なのかを判断するのは難しい。
さて、北川弓月(姜暢雄)が、生きている龍村圭以(入山法子)ではなく、埋葬された龍村圭以のDNA鑑定を思いついた。
龍村圭以(入山法子)と日浦晴香(京野ことみ)の2人は異母姉妹だから、DNA鑑定によって、埋葬された龍村圭以と日浦晴香の間に血縁関係が無いと鑑定できれば、埋葬された龍村圭以は偽物で、本物の龍村圭以は死んでいない事が立証できる。
しかし、このDNA鑑定をしてしまうと、白衣の女・安原霧子と龍村圭以の2人が実は双子や姉妹だったというネタが使えなくなってしまう。
原作「白衣の女(びゃくえのおんな)」のネタバレをしておくと、2人は異母姉妹である。父親が旅先で女中とまぐわり、生まれた子が白衣の女アン・キャセリックだった。
原作のネタバレをせずとも気づくことだが、安原霧子と龍村圭以の2人は姉妹か双子だろう。姉妹か双子かまでは不明だが、龍村礼司と龍村玄洋の2人が双子だということを考えると、安原霧子と龍村圭以の2人も双子かもしれない。
したがって、日浦晴香(京野ことみ)らは、お墓を掘り起こさずに、荻野美知子(広岡由里子)が龍村玄洋(榎木孝明)の部屋で見つけた血の付いたティッシュを使ってDNA鑑定をする展開になると思う。「霧に棲む悪魔-第43話のあらすじ」へ続く。
ドラマ「霧に棲む悪魔」の原作や主題歌については、「霧に棲む悪魔の原作や主題歌」をご覧ください。

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