ゴシュは生きている

元・光ゲンジの大沢樹生が出演するフジテレビ系の昼ドラマ「霧に棲む悪魔」の第50話の感想です。第50話のあらすじは「霧に棲む悪魔-第50話のあらすじとネタバレ」をご覧下さい。


「ゴシュは死んだ」ということで話しは進んでいるが、やはり、ゴシュは生きているかもしれない。
時系列が整理できていないが、本物の御田園陽一は16年前に17歳だったので、年齢は33歳だろう。
今までの登場人物で本物の御田園陽一に成りそうな人物は、影山仁(大沢樹生)と対馬諭吉(斉藤暁)の2人くらいしかいない。
年齢的に近いのは影山仁(大沢樹生)だが、影山仁でも33歳の設定は無理がある。
それに、影山仁が御田園陽一だとすれば、影山仁と日浦晴香(京野ことみ)の兄弟の可能性が小さくなるので、「ゴシュは生きていた」説は保留にしておく。
さて、DNA鑑定に使ったテッシュに付着していた血は、弁護士・唐木田翔(石井智也)の血だった。
龍村玄洋(榎木孝明)が唐木田翔(石井智也)の手をひっかいたさい、爪に着いていた唐木田翔の血をテッシュに付けていたのだった。
日浦晴香(京野ことみ)は、唐木田翔(石井智也)の血を使ってDNA検査したのだから、当然、龍村圭以(入山法子)のDNA鑑定結果は「血縁関係は認められない」という結果になる。
さて、反撃に出た北川弓月(姜暢雄)の切り札は、弁護士事務所で会った老紳士・岡村だった。
岡村は本物の御田園陽一の衣装を手がけており、16年前に注文を受けたままになっていた御田園陽一の衣装を保管していたのだった。
北川弓月(姜暢雄)が、どんな切り札を手に入れたのかと期待していたのだが、服のサイズが違うくらいでは、御田園陽一(戸次重幸)を追い詰める証拠にはならない。
老紳士・岡村が歯医者だったら、歯形で御田園陽一の真贋を鑑定できるのだが。関西の御田園家が通院していた歯医者も火事で燃えてしまったのだろうか。
さて、コメントに頂いていた北川弓月(姜暢雄)が誰と結ばれるのかについて、少し予想しておく。
龍村圭以(入山法子)は御田園陽一(戸次重幸)と初夜を迎えているので、できれば、おそらくまだ生娘の日浦晴香(京野ことみ)と北川弓月(姜暢雄)の2人を結婚させてあげたい。
しかし、やはり、北川弓月(姜暢雄)は、龍村圭以(入山法子)と結婚してハッピーエンドを迎えると思う。
そうなると、生娘の日浦晴香(京野ことみ)にも結婚させてあげたい。影山仁(大沢樹生)が兄弟でないのであれば、日浦晴香と影山仁とが結婚すれば良いと思う。
ついに部屋から出てきた龍村玄洋(榎木孝明)は、最後まで死なないのであれば、元・家政婦の平木麻里(田島ゆみか)か白衣の精神病患者・乃中花恵(松田沙紀)か、好きな方を選べば良いと思う。
さて、2011年7月期の昼ドラマ「明日の光をつかめ2」は2011年7月4日から始まるので、ドラマ「霧に棲む悪魔」の最終回は7月1日の金曜日になるだろう。残り10回でちゃんと伏線が回収できるのだろうか。「霧に棲む悪魔-第51話のあらすじ」へ続く。
ドラマ「霧に棲む悪魔」の原作や主題歌については、「霧に棲む悪魔の原作や主題歌」をご覧ください。

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コメント欄

京野さんが、華奢で妖精のようで、とてもきれいで主役を食っちゃってますよねぇ。日浦晴香(京野ことみ)にも結婚させてあげたいというのは、完全に管理人さんの好みだと思いました。
>そうなると、生娘の日浦晴香(京野ことみ)にも結婚させてあげたい。影山仁(大沢樹生)が兄弟でないのであれば、日浦晴香と影山仁とが結婚すれば良いと思う。
ええー!?
>ついに部屋から出てきた龍村玄洋(榎木孝明)は、最後まで死なないのであれば、元・家政婦の平木麻里(田島ゆみか)か白衣の精神病患者・乃中花恵(松田沙紀)か、好きな方を選べば良いと思う。
ええええー!?

  • 投稿者-
  • あおき

こんにちは。管理人さんの予想が面白くて、いつも更新を楽しみにしています。
どうせ最後は圭以と弓月がくっつくお決まりのパターンだと思いますが、私は最初から彼らの恋など物凄くどうでもいいです。
弓月は霧子に惹かれていたくせに圭以に乗り換えて、顔が同じならどっちでもいいのか?と信用できません。
一方、圭以はというと、陽一の秘密が何であっても構わない、一緒に乗り越えて行きたい、永遠に愛してると言っていましたよね。
そこまで言った以上、いまさら悪魔だの秘密だのって怯えるのはオカシイし、今の彼をちゃんと受け入れ、愛してこそ、純真なお嬢様らしさが発揮されると思いますが・・・描かれ方に一貫性がないですよね。
それにしても、ジャケットがブカブカでばれるって可愛すぎます(笑)。
子供がお父さんの服を着ちゃったみたいで。
緊迫したシーンになるはずなのにあんなに可愛くていいのかしら?
管理人さんの仰ってた影山&晴香は、くっついて欲しいと願っているファンが多いみたいですよー。
長々と失礼しました。またの更新を楽しみに待っています!

  • 投稿者-
  • 桜花

あれ?
これって弓月目線の物語ですよね…
弓月と圭がくっついてハッピーエンドじゃなくて、人生に絶望していた弓月が圭とであって精神的に成長していく様子を描いていていると思うのですが…サスペンス仕立ての人間ドラマですよね。

  • 投稿者-
  • あおき

桜花さんへ。
応援ありがとうございます。これからもコツコツと頑張っていきます。
第1話で白衣の女・安原霧子(入山法子)がいきなり北川弓月(姜暢雄)にキスをして、北川弓月が惚れたのに、今は龍村圭以を追いかけてるので、「どっちでも良いの?」と思っちゃいますね。
おそらく、安原霧子と龍村圭以の2人がDNAレベルで同じということを表現したかったのだとは思いますが、それで北川弓月は印象を悪くしたと思います。
あおきさんへ。
龍村圭以(入山法子)が記憶喪失になっているので、北川弓月(姜暢雄)の視点が中心になっていますが、主役は龍村圭以ですよ。そして、話しの中心は御田園陽一(戸次重幸)の秘密であり、龍村家の財産の相続戦だと思いますよ。
ドラマ「霧に棲む悪魔」は「昼ドラ最大のミステリードラマ」なので、ストリーの重心はミステリーだと思います。もちろん、御田園陽一の成長や恋愛も含まれてのミステリーだと思いますが。
私が日浦晴香(京野ことみ)に幸せになって欲しいのは、原案小説「白衣の女」を読んでいることも大きな要因ですが、日浦晴香はダンサー時代の北川弓月から好きだったけれど、今は龍村圭以と北川弓月の2人を応援しているところが不憫に思うからですよ。
龍村玄洋(榎木孝明)は、龍村家の血を残せれば誰でも文句は言わないだろうと思ったので、単純に余っている女性を充ててみました。
そもそも、私は、感想に正しいも間違いと思うので、ドラマを観て自分が面白いと思えれば、どう解釈しても良いと考えています。私の感想も半分以上は妄想ですから。
ドラマ「霧に棲む悪魔」ももうすぐ最終回なのだから、お互いに最後まで楽しみましょう。

  • 投稿者-
  • 管理人

お返事ありがとうございました。
私はお昼のドラマを見る習慣はないのですが、偶然このサイトを発見してからドラマに興味を持つようになりました。だから管理人さんの推理を楽しみにしています。「セロ弾きのゴーシュ」はさすがだと思いました。
ところで昔このドラマの枠で、タイトルは忘れてしまいましたが外国の古い推理小説「わらの女」を放送していました。これまでのドラマと違い、本格推理っぽい感じが新鮮でどんどん引きこまれていきました。当時美形の男優さんにも人気が集まり、今回のドラマもその系統だと思っています。「わらの女」も財産を狙う話で、海外のモノの原作といい、今回のドラマと似ています。「わらの女」の結末は財産の行方より、二人の愛の行方に焦点をあてて、ミステリーにしてはちょっと変わったまとめ方していました。なので今回のドラマのまとめ方にも興味があるのですが、そんな感じに終わると予想しています。財産の行方より「愛」を取らないと視聴者は奥様方なので納得しないと思います。管理人さんは男性なのでしょうが、自分は視聴者の立場から見て、ドラマのラストで圭が全財産を相続してさらに弓月を手に入れたら反感持ちますもの。本気で話しの中心を御田園陽一(戸次重幸)の秘密と龍村家の財産の相続戦だと思っていると、ラストは物足りないかも知れませんね… 日浦晴香(京野ことみ)の結婚相手についての推理は管理人さんのユーモアかと思いました…

  • 投稿者-
  • あおき

あおきさんへ。
1つ質問があります。「財産よりも愛をとる」ということは、北川弓月(姜暢雄)が龍村圭以(入山法子)ではなく日浦晴香(京野ことみ)を選ぶという意味でしょうか?

  • 投稿者-
  • 管理人

おはようございます。ご質問の
「財産よりも愛をとる」はどういう意味かということですが、北川弓月(姜暢雄)が誰を選ぶかではなく、「人生にはお金や財産より大切なものがある、それは愛である」というこの作品のテーマの事を言っています。現実には愛だけでは生活できないし、男性であれば特に、物事は結果で報酬や財産で評価するのでしょうが…。
ドラマでは、そうじゃないよと言いたくて、ミステリー仕立てで北川弓月(姜暢雄)が大切なものに気付くまでを描いていると思うのですが。
北川弓月(姜暢雄)はダンサーでありながら怪我によって挫折を味わって、自分に自信がなかったせいで圭を一度あきらめています。日浦晴香や霧子の存在よって、自分の気持ちに向き合うことになり、龍村家の財産争い(詐欺事件)によって北川弓月は精神的に成長し、その時得た宝ものは龍村家の財産ではなく(愛)だった…ということなのでしょう。原作と違うと思うのですが、視聴者は女性をターゲットにしているので違ってくると思います。

  • 投稿者-
  • あおき

あおきさんさんへ。
解答ありがとうございます。フォーカスを当てる部分が違うので、話しがかみ合ってなかったかも知れませんね。
あおきさんのとらえ方でいえば、私も、自殺を考えていた北川弓月(姜暢雄)が苦難を乗り越えて成長し、最終的には愛を手に入れるのだと思います。
私のとらえ方は、ストリー上の伏線などを重視しているので、ストリーの山場が「龍村家の財産争い」になるという意味です。
龍村圭以(入山法子)が戸籍を回復すれば、御田園陽一(戸次重幸)の妻になるわけだし、龍村家の財産を相続することになります。
龍村圭以(入山法子)が龍村圭以である以上、財産問題も御田園陽一問題も切り離すことは出来ません。北川弓月(姜暢雄)が龍村圭以と結婚すれば、龍村家の財産も付いきます。
だから、私の言い方だと、2人が結婚すれば、「愛も財産も手に入れる」と言うことになるわけです。

  • 投稿者-
  • 管理人

ゴシュハシンダという言葉が出てきた頃検索ワードにひっかかり、こちらのサイトに出会う事ができました。
あの段階での推理は、とても素晴らしく、先が気になってしょうがなかった自分は、こちらの推理をみて安心してドラマを見ることができました。
それからはドラマをみたあとこちらの感想をみるのが、毎日の楽しみになっています。
独自のクールかつ、主観がとても入った感想がとても好きです。
この回の生娘にこだわってるところに笑わせてもらいましたw
余談ですが名前のない女神も
たまたまみていたのでそちらの感想も楽しみにしています。

  • 投稿者-
  • 旅女王

旅女王さんへ。
応援ありがとうございます。クールと言っていただけると、光栄です。「名前をなくした女神」の方は次回が最終回ですね。そちらも頑張って感想を書いて、全話完走します。

  • 投稿者-
  • 管理人