半沢直樹-東京セントラル証券のモデルとネタバレ

堺雅人が主演するTBSのドラマ「半沢直樹」に登場する「東京セントラル証券」のモデルとネタバレです。

■東京セントラル証券のモデル

半沢直樹(堺雅人)が勤務する「東京中央銀行」のモデルは「東京三菱UFJ銀行」だと言われています。

半沢直樹(堺雅人)は「東京中央銀行」から子会社「東京セントラル証券」へ出向するので、「東京セントラル証券」のモデルは「東京三菱UFJ銀行」の子会社と言うことになります。

このため、インターネット上では、東京三菱UFJ銀行系列の証券会社の下記5社がモデルの候補にあがっています。

  1. 「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」
  2. 「モルガン・スタンレーMUFG証券」
  3. 「三菱UFJモルガン・スタンレーPB証券」
  4. 「auカブコム証券」
  5. 「モルガン・スタンレー」

しかし、私が「半沢直樹」の原作「ロスジェネの逆襲」を読んだ限りでは、上記の証券5社は関係ないと感じました。

私が原作を読んだ限りでは、「東京セントラル証券」のモデルは、「大和証券SMBC」です。

インターネット上で、「大和証券SMBC」説を唱えている人が居ないので、根拠を説明します。

スポンサードリンク

■考察と根拠1

1997年に4大証券の1つだった山一証券が倒産し、「野村証券」「大和証券」「日興證券」の3大証券となったのですが、証券業界は野村證券の1強という状態でした。

そこで、業界2位の大和証券は、メガバンクの三井住友銀行(SMBC)と手を組み、1999年に「大和証券SBCM」を設立しました。

そして、三井住友フィナンシャルグループから、大勢の社員が「大和証券SBCM」へ出向しています。

そして、2001年に「さくら証券」の業務を譲り受け、「大和証券SMBC」へと社名を変更しました。

(原作「半沢直樹」には「さくら証券」が登場します。)

しかし、三井住友FGは、2009年に「日興コーディアル証券」を買収したことを機に、「大和証券SMBC」を支配しようとしたため、三井住友銀行と大和証券の間で主導権争いが起きました。

したがって、「半沢直樹」に登場する東京中央銀行と東京セントラル証券の対立、つまり「銀行」対「証券」という対立構造のモデルは、「大和証券SMBC」の支配を巡る三井住友銀行と大和証券の争いと考えられます。

それだけではありません。もう1つ根拠あります。

■考察と根拠2

「半沢直樹」で「電脳雑伎集団」がIT企業「東京スパイラル」に敵対的買収を仕掛ける事件のモデル(実話)は、2005年にIT企業「ライブドア」がテレビ局「フジテレビ」を買収しようとしたライブドア事件です。

実話のライブドア事件を知らなくても問題はありませんが、ライブドア事件について知りたいと言う人は「半沢直樹-電脳雑伎集団のモデルはライブドア」をご覧ください。

さて、「半沢直樹(ロスジェネの逆襲)」に登場する企業の実在モデルを簡単に紹介すると、下記のようになります。

  1. 電脳雑伎集団→ライブドア
  2. 東京スパイラル→ニッポン放送
  3. フォックス→フジテレビ
  4. ホワイトナイト→SBI

「半沢直樹」の「東京セントラル証券」は、東京スパイラルのアドバイザーを務め、電脳雑伎集団による敵対的買収から「東京スパイラル」を守りました。

2005年に起きたライブドア事件で、フジテレビ側の防衛アドバイザーを務めたのが、「大和証券SMBC」で、フジテレビの防衛に関わっています。

そして、大和証券SMBCは、最終的にライブドアとの和解という形で、フジテレビを防衛しました。

こうした実話から考えると、半沢直樹が出向する子会社「東京セントラル証券」のモデルは、「大和証券」の子会社「大和証券SMBC」と考えられます。

スポンサードリンク

■考察の結論

根拠1で示したように、「銀行」対「証券」という構造のモデルは、「大和証券SMBC」の支配を巡る「三井住友銀行」と「大和証券」の争いです。

そして、根拠2で示したように、「東京セントラル証券」が東京スパイラルのアドバイザーとなり、電脳雑伎集団による敵対的買収から防衛するエピソードのモデルが、「大和証券SMBC」になります。

「三井住友銀行」は「大和証券SMBC」に4割出資しているので、「東京セントラル証券」は「東京中央銀行」の子会社という設定にも合致します。

したがって、「東京セントラル証券」のモデルは「大和証券SMBC」だと考えられます。

ちなみに、三井住友銀行と大和証券は、「大和証券SMBC」の主導権争いを切っ掛けに、2009年に提携を解消しました。

そして、大和証券は再び独立系証券会社に戻り、「大和証券SMBC」は大和証券の子会社になり、「大和証券キャピタル・マーケッツ」という社
名になっています。

なお、「半沢直樹」の原作のあらすじとネタバレは「半沢直樹2-原作のあらすじと黒幕ネタバレ」をご覧ください。

スポンサードリンク

コメントを投稿する