半沢直樹-フォックスと郷田行成(戸次重幸)のモデルとネタバレ

TBSのドラマ「半沢直樹」に登場するホワイトナイトの「フォックス」と郷田行成(ごうだ・ゆきなり)のモデルとネタバレです。

■沢直樹のフォックスのネタバレ

原作の「フォックス」は、郷田行成(戸次重幸)が15年前、40歳の時に設立したパソコンと周辺機器販売大手で、パソコンの安売りで売り上げを伸ばし、8年前に上場を果たした。

しかし、競争激化によって売り上げは落ち込み、リストラによって何とか黒字を保っていた。

そのようななか、電脳雑伎集団がライバル企業「東京スパイラル」の買収を発表すると、フォックスは東京スパイラルのホワイトナイトとして名乗りを上げた。

しかし、フォックスは裏で電脳雑伎集団と繋がっていた。

フォックスは、巨額の負債を抱えており、ホワイトナイトとなって東京スパイラルの株式を取得した後、電脳雑伎集団に買収される事が決まっていたのである。

しかし、背後の関係を見抜いた東京セントラル証券の半沢直樹が、東京スパイラルのアドバイザーとなり、電脳雑伎集団の買収を阻止し、東京スパイラルがフォックスを買収するという奇策に出た。

それでも、フォックスは東京スパイラルに買収される事を望んだのだが、電脳雑伎集団に見捨てられてしまったので、半沢直樹の提案を受けれ、東京スパイラルに買収されるのだった。

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■フォックスと郷田行成(戸次重幸)のモデル

フォックスには「会社(社長)の設定」「新株を引き受ける」「ホワイトナイト」という要素があり、それぞれにモデルがあります。

1つ目の「会社(社長)の設定」については調査中なので、2つ目の「新株を引き受ける」から解説します。

■新株を引き受けるモデルはフジテレビ

電脳雑伎集団が東京スパイラルに敵対的買収を仕掛けるモデルは、2005年にライブドアがニッポン放送(フジテレビ)を買収しようとした「ライブドア事件」です。

当時は、フジテレビがニッポン放送の子会社で、子会社のフジテレビが親会社のニッポン放送よりも大きいという逆転現象が起きていました。

このため、小さなニッポン放送を買収すれば、大きなフジテレビが手に入るという問題がありました。

当時、「物言う株主」として有名だった「村上ファンド」がニッポン放送の株を購入したことにより、フジテレビ側は逆転現象の解決に向けて動き始めました。

しかし、これに目を付けたライブドアの堀江貴文は、時間取引でニッポン放送の株を取得し、ニッポン放送の発行株数の35%を持つ大株主となりました。

もちろん、堀江貴文の狙いは、ニッポン放送ではなく、子会社のフジテレビでした。

これに驚いたフジテレビ側は、ニッポン放送が大量の新株を発行し、子会社のフジテレビが新株を引き受けるという方法で、防衛する事にしました。

「半沢直樹」の中では、東京スパイラルが新株を発行し、ホワイトナイトのフォックスが新株を引き受けることになりますが、半沢直樹の介入により、新株発行は実現はしませんでした。

実話では、ニッポン放送が新株を発行し、フジテレビが新株を引き受ける予定でしたが、経営権を守るために新株を発行する事は商法違反だったので、ライブドアの堀江貴文が裁判所に新株発行の差し止めを求めました。

そして、ライブドアの訴えが認められ、裁判所が新株発行を差し止めたため、ニッポン放送は新株が発行できませんでした。

つまり、「半沢直樹」の「フォックス」が「東京スパイラル」の新株を引き受けるエピソードのモデルは、「ニッポン放送」の新株を引き受けた「フジテレビ」と言えます。

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■ホワイトナイトのモデル

「半沢直樹」では、フォックスは東京スパイラルのホワイトナイトとして名乗りを上げました。

実話では、ニッポン放送側のホワイトナイトとして名乗りを上げたのは、SBIの北尾吉孝でした。

SBIは当時、ソフトバンク系の金融会社で、インターネット証券大手「SBI証券」を運営していたのですが、全く無名の存在でした。

ホワイトナイトのSBIは、ライブドアの敵対的買収を受けているニッポン放送から、フジテレビ株を5年間、借りるという方法で、フジテレビを防衛しました。

ニッポン放送がフジテレビ株を貸し出している間、フジテレビに対する議決権(影響力)を失います。

このため、ライブドアがニッポン放送を買収したとしても、ライブドアはフジテレビに何の影響力も持てません。

ホワイトナイトのSBIは、ニッポン放送は買収されたとしても、本丸のフジテレビを守り抜くという防衛策に出たのです。

ライブドアは目的のフジテレビに手出しが出来ないのであれば、ニッポン放送を買収しても意味は無いので、一転してフジテレビとの和解という形で、敵対的買収は終結しました。

したがって、「フォックス」がホワイトナイトとして登場する部分のモデルは、SBIの北尾吉孝ということになります。

SBIの北尾吉孝は、このライブドア事件で一気に知名度を上げ、現在は地銀10行を束ねて「地銀連合(第4のメガバンク構想)」の実現に向かった突き進んでいます。

なお、「半沢直樹」の原作のあらすじとネタバレは「半沢直樹 2-原作のあらすじと黒幕ネタバレ」をご覧ください。

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