半沢直樹-大洋証券(太洋証券)のモデルとネタバレ

堺雅人が主演するTBSの倍返しドラマ「半沢直樹」に登場する「大洋証券(原作では太洋証券)」のモデルとネタバレです。

■大洋証券のモデルのネタバレ

「半沢直樹(原作は『ロスジェネの逆襲』)」のモデルは、2005年に起きたライブドアによるフジテレビ買収事件で、登場する企業のモデルは下記のようになります。

  1. 電脳雑伎集団→ライブドア
  2. 東京スパイラル→ニッポン放送
  3. フォックス→フジテレビ
  4. ホワイトナイト→SBI

半沢直樹に登場する大洋証券は東京スパイラルのアドバイザーになるので、大洋証券のモデルは2005年のライブドア事件の時にニッポン放送側のアドバイザーを務めた証券会社ということになります。

たしか、ライブドア事件でニッポン放送側のアドバイザーを務めたのは、「大和証券SMBC」だったはずです。

したがって、大洋証券のモデルは、「大和証券SMBC」ということになるでしょう。

「大和証券SMBC」は、1999年に三井住友銀行と大和証券によって設立された証券会社です。

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■根拠の補足

原作では、東京スパイラルの上場を担当したのが「さくら証券」で、東京スパイラルと「さくら証券」が経営戦略で揉めているときに、清田正伸が「大洋証券」の二村を連れてきました。

実話の「大和証券SMBC」は、最初「大和証券SBCM」という社名だったのですが、「さくら証券」の業務を引き継いだときに「大和証券SMBC」と社名を変更しています。

「SMBC」と「SBCM」の違いだけなので、分かりにくいのですが、「さくら証券」というキーワードが共通しているとだけ、理解しておけばOKです。

また、ライブドア事件の時の社長は違うのですが、「大和証券SMBC」を設立したときの社長は清田瞭と言う人でした。「清田正伸」と「清田瞭」

ちなみに、大和証券SMBCは、ライブドアの前身となる「オン・ザ・エッヂ」の主幹事を務めました。

■もう1つのモデル

原作では「太洋証券」だったのですが、ドラマでは「大洋証券」に変更さています。

実は、「大洋証券」は過去に実在した証券会社です。大洋証券は合併を繰り返し、現在はネット証券大手「SBI証券」となっています。

2005年のライブドア事件の時に、フジテレビのホワイトナイトとなったのが「SBI」の社長・北尾吉孝で、このSBIがネット証券大手「SBI証券」を運営しています。

このため、半沢直樹に登場する大洋証券のモデルは、大和証券SMBCとSBI証券だと考える事ができます。

なお、「半沢直樹」の原作のあらすじとネタバレは「半沢直樹 2-原作のあらすじと黒幕ネタバレ」をご覧ください。

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