半沢直樹(銀翼のイカロス)乃原正太(筒井道隆)のモデル

TBSのドラマ「半沢直樹」の原作「銀翼のイカロス」に登場する乃原正太(のはら・しょうた)のモデルとネタバレです。

■乃原正太(筒井道隆)のモデル

ドラマ「半沢直樹」の原作に登場する乃原正太(筒井道隆)は、大阪の出身。父親が事業に失敗したので、苦労して関西の国立大へと進学し、公認会計士の資格を取得したが、監査法人のゴタゴタで20代は落ち目だった。

そこから、一念発起をして弁護士資格を取得し、バブル崩壊後に急増した企業整理で頭角を現した。

そして、数多くの大手企業を再建した実績を積み、白井亜希子(江口のりこ)の私設機関「帝国航空再生タスクフォース」のリーダーに抜擢された。

乃原正太は、経営難に陥っている帝国航空を最短で再建させる事を目指しており、銀行と交渉をする気が無く、債権者(銀行)不在で帝国航空の再建計画を進めている。

銀行を企業再生の素人だと考えており、半沢直樹に再建案に口を出すなという一方で、債権7割カットを突きつけ、半沢直樹と対立するのだった。

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■乃原正太(筒井道隆)の実在のモデル

「半沢直樹」に登場する乃原正太は、帝国航空の再建について、「処方箋」という言葉を使っているので、モデルはJAL再生タスクフォースでサブリーダーを務めた冨山和彦で間違いないだろう。

ただし、父親の事業に失敗したというエピソードは、国会議員の辻元清美のエピソードがモデルだと考えられる。

辻元清美は父親が大阪の船場で服屋を始めたが、事業に失敗して、引っ越しを繰り返しており、JAL再建の時には日本航空再建対策本部の事務局長を務めた。

さて、冨山和彦は、昭和35年生まれ、東京都出身。父親が商社「江商」に務めたいが、冨山和彦が小学生の時に、「江商」は商社「兼松」に吸収合併された。

その後、冨山和彦は、筑波大学附属駒場高校を卒業して、東京大学の法学部に入学し、在学中に司法試験に受かり、卒業後はボストン・コンサルティング・グループに入社した。

しかし、翌年の1986年にコーポレイトディレクションの創業に参加して独立し、2001年に社長に就任し、アキヤマ印刷などの再生を手がけた、

2003年に産業再生機構に加わり、代表取締役専務兼業務執行最高責任者(COO)に就任し、「カネボウ」などの大手企業を再建した。

さらに、2007年には経営共創基盤を設立して、パイオニアなどの一流企業の再建し、企業再生のカリスマと呼ばれるようになった。

そして、2009年に国土交通大臣・前原誠司の私設機関「JAL再生タスクフォース」のサブリーダーに就任して、日本航空(JAL)の再建に当たった。

冨山和彦らは、、銀行に再建放棄を要請するなどして、私的整理の方向で再建計画の話し合いを進めていたのだが、最終的に日本航空(JAL)に公的資金の導入が必要と判断した。

しかし、財務省が産業再生法を活用を拒否していたので、企業再生支援機構を使って公的資金を導入することになり、JAL再建は企業再生支援機構へと委ねられることになった。

ただ、企業再生支援機構は中小企業を対象としており、JALのような大企業は手に負えないだろうと考え、冨山和彦はJAL再建計画を作り、企業再生支援機構下でもJAL再建の実務を取り仕切り、主導権を握ろうと考えた。

しかし、企業再生支援機構の瀬戸英雄は、会社更生法の拡大適用を目指しており、冨山和彦はJAL再建計画を拒否し、副総理・菅直人に「JAL再生タスクフォース」の排除を要請した。

こうして、国土交通大臣・前原誠司はJAL再建の主導権を失い、「JAL再生タスクフォース」も解散に追い込まれたのだった。

■舞橋交通を再建したモデル

原作「銀翼のイカロス」に登場する乃原正太は、舞橋市の交通会社「舞橋交通」の破綻処理を手がけています。

モデルの冨山和彦も、産業再生機構時代に九州産業交通の再建を手がけているので、九州産業交通がモデルになっているのでしょう。

また、「舞橋交通」のエピソードに関しては、みちのりホールディングスのCEO松本順も、乃原正太のモデルになっている可能性があります。

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■乃原正太のキャストは筒井道隆

筒井道隆は1971年3月に東京都で、キックボクサーの風間健の長男として生まれた。高校を卒業して芸能事務所に入り、1990年の映画「バタアシ金魚」でデビューを果たした。

筒井道隆は、1992年のフジテレビドラマ「あすなろ白書」で木村拓哉と共演。1995年にはフジテレビのドラマ「王様のレストラン」で山口智子と共演し、トレンディードラマの代表格として注目を集めたが、その後は・・・。

なお、「半沢直樹」のあらすじとネタバレは「半沢直樹(銀翼のイカロス)のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

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