半沢直樹-帝国航空の機長・木滝英雄はグレートキャプテン

堺雅人が主演するTBSの倍返しドラマ「半沢直樹2(銀翼のイカロス)」の第5話のあらすじとネタバレ後半です。

このページは「半沢直樹2-第5話のあらすじとネタバレ」からの続きです。

■半沢直樹2-第5話のあらすじとネタバレ後編

さて、半沢直樹(堺雅人)は、再建案を流出した犯人が谷川幸代(西田尚美)が言っていた不穏分子だと考え、犯人捜しを始めた。

すると、IT大手「スパイラル」の瀬名洋介(尾上松也)の協力により、一斉メールを送信した発信元が判明した。

発信者は丸岡構二という人物で、住所は伊勢志摩市の雑居ビル2階だった。

瀬名洋介(尾上松也)は「個人情報なので、公になれば、ウチが飛ぶ」「あくまでも契約者なので、その人が犯人かわ分らない」と忠告し、情報を教えた。

さて、半沢直樹(堺雅人)は、伊勢志摩市の雑居ビル2階を訪れると、「丸岡商工」という事務所があった。「丸岡商工」は帝国航空と取引があるようだった。

事務所の人に尋ねると、メールの契約者・丸岡構二は「丸岡商工」の社長で、パーティーに出席するので、東京のホテルに行けば会えるのだと教えてくれた。

半沢直樹(堺雅人)が東京に戻ってホテルへ向かうと、進政党の議員・永田栄一のパーティーが開催されており、白井亜希子(江口のりこ)や箕部啓治(柄本明)もパーティーで挨拶をしていた。

進政党の議員・永田栄一は、帝国航空の永田宏(山西惇)の兄で、永田宏もパーティーに参加していた。

そこで、半沢直樹(堺雅人)は、帝国航空の山久登(石黒賢)に頼んで、「丸岡商工」との取引について調べてもらった。

すると、小さな取引なので、どこでも良いということで、永田宏(山西惇)が紹介した「丸岡商工」と取引を始めたのだが、「丸岡商工」は色々と水増し請求をしており、年間取引額が9000万円にも膨れ上がっている事が判明した。

半沢直樹(堺雅人)は、再建案を流出させたメールの犯人が永田宏(山西惇)だと確信し、常務・紀本平八(段田安則)に永田宏が帝国航空に出向した経緯を尋ねた。

すると、紀本平八は、永田宏は伊勢志摩支店時代に、ある会社に融資をしていたのだが、その会社が兄・永田議員への献金に利用していたという事件があった。

しかし、証拠は無く、疑惑の範疇だったので、東京中央銀行は永田宏を帝国航空に出向させるという事で決着を付けたのだという。

翌日、半沢直樹(堺雅人)は「ある会社に不正に金が流れているので協力して欲しい」と言い、機長・木滝英雄に社用車のドライブレコーダーの提出を頼んだが、機長・木滝英雄は協力を拒否した。

半沢直樹(堺雅人)は「貴方はもう直ぐ定年を迎えるが、残された社員は何十年も働くことになる。帝国航空には改革が必要だ」と訴えるが、機長・木滝英雄は「私の仕事は、飛行機を安全に飛ばすことだ。どこで誰が何をしようと関係無い」と言い、立ち去った。

一方、帝国航空の社長・神谷巌夫(木場勝己)は、国土交通大臣の白井亜希子(江口のりこ)に呼び出されていた。

白井亜希子(江口のりこ)が「銀行と一緒に再建案を作っているそうですね。私のタスクフォースを信用されていないのではないかと心配になりましてね」と圧力をかけると、神谷巌夫(木場勝己)は完全に腰が引けてしまった。

永田宏(山西惇)は半沢直樹(堺雅人)に、そのことを教え、無駄な抵抗はせずに、政府に任せるように忠告したが、半沢直樹は「近づくな。貴方からは腐った肉の匂いがする」と拒否して、永田宏を罵倒した。

すると、永田宏(山西惇)は「再建案のリークも私がやったと、ほざいているらしいな。私がやったという確固たる証拠を出してみろ。無いよな?無いよな?俺、やってないもん。社員説明会を楽しみにしているぞ」と言って半沢直樹(堺雅人)を馬鹿にした。

スポンサードリンク

■社員説明会

さて、社員説明会が開かれると、半沢直樹(堺雅人)は、流出した再建案は経営陣のリストラが含まれておらず、意図的に一部が切り取られたものだと釈明した。

しかし、永田宏(山西惇)は「問題は、もう、そこじゃない。労働者はいきなり理不尽な要求を突きつけられ、経営陣との信頼関係が崩れてしまったんだ」と言い、社員を扇動し、半沢直樹の責任を追及した。

半沢直樹が「本当に責任を取るべきは、再建案をリークした人間だ」と指摘すると、永田宏(山西惇)が「まだ私を疑っているんですか?政府が介入すれば、私はクビになるんですよ」と言い、容疑を否認した。

すると、半沢直樹は、リストラは人員だけではなく、取引先も削減の対象に含まれると言い、「丸岡商工」が帝国航空に水増し請求している事実を指摘し、「丸岡商工」は真っ先に切られる取引会社だと言い、「貴方は丸岡商工の取引が切られるのを妨害したかった」と告げた。

永田宏(山西惇)は「そんな小さな会社の事など覚えていない」と言い逃れると、半沢直樹は社用車のドライブレコーダーの映像を公開した。

すると、永田宏(山西惇)が丸岡商工の社長・丸岡耕二と一緒に社用車に乗っているところが映っており、永田宏が「例のメールの件、急にお願いして悪かった」と礼を言っていた。

しかし、永田宏(山西惇)は「メールの件と言ってるだけで、何の証拠にもならない。確固たる証拠を見せてみろ」と言い、反論した。

すると、半沢直樹(堺雅人)は別の動画を再生した。

その動画は、半沢直樹と機長・木滝英雄が、丸岡商工の社長・丸岡耕二に、帝国航空への水増しを追求するシーンが映っており、社長・丸岡耕二は動画の中で水増し請求を認めた。

さらに「お前の裏で手引きをしていたのは誰だ」「一斉メールで再建案を流出したのは誰だ」と追求すると、社長・丸岡耕二は「永田さん(山西惇)に言われて」と全てを白状した。

永田宏(山西惇)は、丸岡商工の社長・丸岡耕二と手を組んで、帝国航空への水増し請求で利益を得て、その利益の一部を政治献金として兄の議員・永田栄一に流していたのである。

半沢直樹は永田宏(山西惇)の悪事をネタバレすると、「帝国航空に最も不要なコストはお前だ。お前はバンカーの面汚しだ。出て行け」と言い、社員説明会から永田宏を排除し、会場に残っている社員らに「東京中央銀行の人間として、心からお詫びします」と言い、永田宏の一件を謝罪した。

そして、半沢直樹は、「我々の再建案は確かに厳しい。皆さんに身を切る思いをしていただく。確かに、政府の案に従えば、何年かは生き延びる事が可能です。しかし、それは重病人に輸血だけを行うようなもの。まずは皆さんの傷口を塞がなくてはなりません。そして御社の大きな傷口の1つは政治によって押しつけられた98もある赤字路線です。政府の支援を受けてしまえば、この問題を見直すことが出来なくなります」と説明した。

社員らが「どうすれば」と問うと、機長・木滝英雄が「我々の力で体制を変えていくしかない。一人一人の力で、そうですよね、半沢さん」と答えた。

こうして、半沢直樹(堺雅人)は永田宏(山西惇)を利用して、帝国航空の社員の心を1つにすることに成功するのだった。

■タスクフォースへの宣戦布告

半沢直樹(堺雅人)は、帝国航空再生タスクフォースを訪れると、乃原正太(筒井道隆)から再建案を渡され、「白井大臣がおっしゃっていた通り、銀行には一律7割の債権カットをお願いすることにしました。債権放棄を検討し、回答してください。返答のタイミングはこちらから連絡します」と告げられた。

半沢直樹(堺雅人)が再建案を見て不満そうにしていると、乃原正太(筒井道隆)は「なんだ。その不満そうな顔は。お前だろ。裏でこそこそ再建案を作ってるのは。銀行は所詮、こういう案件にはトーシローなんだから、外で観てれば良いんだよ。我々に口出しできる程のノウハウはないだろ」と吐き捨てた。

すると、半沢直樹(堺雅人)は「当行の正式回答は決まっています。わが、東京中央銀行は債権放棄を拒否いたします」と言い、帝国航空再生タスクフォースに宣戦布告をしたのだった。

半沢直樹2-第6話のあらすじとネタバレ」へ続く。

スポンサードリンク

コメントを投稿する

コメントは正常に投稿されていますが、反映に時間がかかります。