半沢直樹2-第8話のあらすじとネタバレ

堺雅人が主演するTBSの倍返しドラマ「半沢直樹(2020年)」の第8話のあらすじとネタバレです。

第7話のあらすじとネタバレは「半沢直樹2-第7話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

■半沢直樹2-第8話のあらすじとネタバレ

東京中央銀行が債権放棄を拒否したことから、大和田暁(香川照之)は紀本平八(段田安則)を追い落とそうとしたが、紀本平八は「頭取が国会に呼び出されたら、本当に終わりだ。私に任せて欲しい」と言い、頭取に承諾を得て残留した。

それを知った半沢直樹(堺雅人)は、紀本平八(段田安則)と箕部啓治(柄本明)が繋がっているのではないかと考えた。

一方、タスクフォースが提示した帝国航空の再建案は、廃線予定になっていた赤字路線の伊勢志摩空港が復活していた。伊勢志摩空港は、箕部啓治(柄本明)の選挙区だった。

しかも、銀行は債権放棄を拒否したにも関わらず、タスクフォースの再建案は銀行の債権放棄が前提となっていた。

つまり、タスクフォースは銀行に債権を放棄させる確証があるということを意味していた。

さて、半沢直樹(堺雅人)は、黒崎駿一(片岡愛之助)から東京中央銀行と箕部啓治(柄本明)の関係を指摘され、箕部啓治に対する融資を調べると、合併前の東京第一銀行時代(旧T)に箕部啓治に何度か融資していた事が判明した。

しかし、融資明細が機密扱いになっていたおり、役員の許可が必要だったため、半沢直樹(堺雅人)は大和田暁(香川照之)に閲覧の許可を求めた。

すると、大和田暁は「君が調べているのは箕部だろ。頭取のためだ。お前も俺の許可が無ければ、これ以上は進めないはずだ」と言い、手を組もうと申し出て、半沢直樹と手を組んだ。

さて、半沢直樹は大和田暁の許可を得て、箕部啓治の融資明細を観ると、計20億円がマンションの建設資金として融資されていたが、5年間も無担保となっており、常識では考えられない融資だった。

しかも、詳しい融資情報を記載したクレジットファイルがどこにも見当たらなかった。

当時の担当者は、法人部の灰谷だったので、半沢直樹(堺雅人)が灰谷に話を聞きに行き、融資手続きの不備を指摘するが、灰谷は「そんな昔のことは覚えて居ない。合併前のことに、よそ者が口を出すんじゃないよ」と言い、相手にしなかった。

そこで、半沢直樹(堺雅人)は、東京中央銀行の生き字引と呼ばれる検査部の富岡義則(浅野和之)に相談した。

富岡義則(浅野和之)は、半沢直樹を育てた先輩で、出向を待つ墓場と呼ばれる検査部に10年も在籍していた。

富岡義則(浅野和之)によると、合併前の東京第一銀行(旧T)には、表に出せない実態不明の不正融資が多くあり、東京第一銀行が合併時に不正融資を誤魔化したため、今も上層部で問題になっていた。

箕部啓治(柄本明)への融資もマンション建設という名目で融資し、別件に使用された可能性もがあるが、クレジットファイルを見なければ断定は出来ない。

クレジットフィルは書庫センターに隠されている可能性があるが、何千万という書類の中から見つけるのは不可能だという。

一方、紀本平八(段田安則)は、灰谷から半沢直樹が箕部啓治(柄本明)への融資を調べていると報告を受け、検査部へと急いだ。

半沢直樹は、紀本平八が突然、やってきたので、ピンチを迎えるが、底に現われたタブレット好きの福山啓次郎(山田純大)に助けられ、九死に一生を得るのだった。

福山啓次郎(山田純大)は半沢直樹に関わったせいで出世が遅れたが、大和田暁(香川照之)に助けられており、今回は大和田暁の依頼で半沢直樹を救いに来ていた。

さて、大和田暁は福山啓次郎を使って紀本平八(段田安則)の過去について調べており、10年前に自殺した副頭取・牧野治(山本亨)に関わっている事が判明した。

副頭取・牧野治は、東京第一銀行(旧T)の頭取で、合併後に東京中央銀行の副頭取に就任したのだが、10年前に東京第一銀行時代の不正融資の責任を背負って自殺していた。

このため、紀本平八(段田安則)ら東京第一銀行出身者は、副頭取・牧野治の命日に集まり、「棺の会」を開催していた。

女将・新山智美(井川遥)も副頭取・牧野治の秘書で、「棺の会」に参加していたのである。

そこで、半沢直樹は、女将・新山智美(井川遥)に話を聞きに行くと、女将・新山智美は副頭取・牧野治は無実で、不正を犯すような人手はないと言い、「噂を聞いたんです。牧野さんが亡くなった後、ある銀行員に多額の金が振り込まれていると。当時の審査部長だった紀本さん(段田安則)です」と教えた。

銀行に戻った半沢直樹は、大和田暁(香川照之)に紀本平八(段田安則)の入金記録を調べるように頼むが、大和田暁は「調べには名目が要る」と言い、箕部啓治(柄本明)のクレジットファイルを探して不正を証明するように命じた。

さて、大和田暁は役員の椅子を交換条件に紀本平八側に寝返り、紀本平八に「副頭取・牧野治が女将・新山智美に遺書を残しており、遺書にヒントが書かれていた。それで、半沢がクレジットファイルの隠し場所を発見した」と教えた。

驚いた紀本平八は、部下に隠してあるクレジットファイルを確認させると、クレジットファイルは無事だった。

しかし、富岡義則(浅野和之)が部下の後を付けており、クレジットファイルのありかを突き止め、クレジットファイルを入手し、大和田暁に報告した。

大和田暁が紀本平八に寝返ったというのは作戦だったのである。

一方、紀本平八は女将・新山智美の元を訪れ、副頭取・牧野治の遺書を見せて欲しいと頼むが、そこに待ち構えていたのは半沢直樹だった。

半沢直樹は、遺書にクレジットファイルの隠し場所など書かれていなかったが、貴方がクレジットファイルの隠し場所を教えてくれたと言い、全ては罠だったことを明かし、全てを話すように告げた。

すると、紀本平八は、「警察の捜査は終わっている。もう本当の事は誰も分らない。開けてはならない棺だ。掘り起こして何になる」と告げた。

しかし、半沢直樹は「例え15年前の融資で、既に回収されていようとも、銀行員に時効は無い。キッチリとケジメを付けるのがバンカーの掟です」と告げた。

そこへ、箕部啓治(柄本明)からの電話が入る。

電話を切った紀本平八(段田安則)は、半沢直樹に「箕部先生が会いたいそうだ。棺を開けたのは君だ。どうなっても知らん」と告げた。

さて、半沢直樹(堺雅人)と大和田暁(香川照之)が、箕部啓治(柄本明)の部屋を訪れると、箕部啓治は15年前の融資について、「銀行というものは金を貸すのに名目が必要でしょ。しかし、内訳をイチイチ説明するのは面倒なので、副頭取の牧野さんにお願いして、都合を付けてもらった。金は返しましたよ。それだけの話しです」と説明した。

しかし、半沢直樹は「牧野副頭取の死後、ある方に多額の金が振り込まれたという話があります。箕部先生の融資に都合を付けたのは、牧野副頭取ではなく、その方だったのでは?」と指摘した。

箕部啓治は「牧野くんはどうして自殺したんだろうね。潔白な人間なら、堂々と潔白を証明すれば良い」と言い、牧野副頭取の口座の入金記録を見せた。

すると、牧野頭取の入金記録には、色々な業者から、多額の入金があった。

そこで、紀本平八(段田安則)は「牧野副頭取は、不正融資の見返りとして多額の賄賂を受けていた。それが発覚しそうになったので自殺した」と教えた。

箕部啓治は「そのことが表沙汰になれば、東京中央銀行に業務停止命令が出る。だから黙っていたのだ。それでも昔のことをほじくり返すのかね」と問うと、大和田暁(香川照之)は業務停止と聞いて驚き、慌てて謝罪した。

しかし、半沢直樹は謝罪しようとしなかったので、箕部啓治は金融庁の長官に電話をかけ、牧野副頭取が賄賂を受け取っていたことを報告しようとすると、ついに半沢直樹も謝罪して頭を下げるのだった。

すると、箕部啓治は電話を切り、「分っていただけて、何よりです。これからも良いお付き合いを」と言い、2人を帰した。

さて、紀本平八(段田安則)が箕部啓治(柄本明)に頼んで、頭取・中野渡謙(北大路欣也)の証人喚問も見送られた。

このため、大和田暁(香川照之)は「これかは紀本に頭が上がらん」と言い、紀本平八(段田安則)の不正を追及する事を止めることにした。

一方、箕部啓治(柄本明)の事を調べていた黒崎駿一(片岡愛之助)も、箕部啓治の怒りを買い、左遷された。

それを知った半沢直樹は驚いて、黒崎駿一(片岡愛之助)に会いに行くと、黒崎駿一は「政府に逆らうなんて馬鹿なことをした。貴方に刺激されたのね。最後に教えてあげる。伊勢志摩ステートを調べて。金融庁は手を引いたから、もうこれ以上、調べる事はできない」と教えたのだった。

半沢直樹2-第9話のあらすじとネタバレ」へ続く。

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