35歳の少女-感想と犯人の考察

柴咲コウが主演する日本テレビのドラマ「35歳の少女」の感想と犯人の考察です。

「危険なビーナス」の犯人ネタバレは「危険なビーナス-原作のあらすじと犯人ネタバレ」をご覧ください。

■35歳の少女-第1話の感想

ドラマ「35歳の少女」が始まった。第1話は、面白いとか、つまらないとかではなく、脚本家・遊川和彦の世界観が前面に押し出されていた。

第1話は、1995年に10歳の時岡望美(柴咲コウ)が自転車の事故で植物人間となるのだが、25年後の2020年に奇跡的に目を覚ますというストーリーだった。

あくまでも、遊川ワールド全開のドラマので、斜め上の展開を行く湯川ドラマだと思って見ないと、最終回の結末を観てガッカリすることになるだろう。

第1話は、ここが面白いという点は無かったが、柴咲コウの演技も良かったし、妹・時岡愛美(橋本愛)もクズそうだし、引きこもりの今村達也(竜星涼)も何かありそうで、次が気になった。

ところで、柴咲コウといえば、現在、放送中の朝ドラ「エール」に双浦環という役で出演しているのだが、戦後編に入って登場しなくなった。

やはり、連ドラの主役をしているので、朝ドラの方は出演が難しいのかも知れない。朝ドラ「エール」は面白いだけに、柴咲コウが出ないのは少し残念だ。

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■時をかける少女と浦島太郞

第1話の冒頭で、時岡望美(鎌田英怜奈)が自転車事故を起こすシーンは、「時をかける少女」を思い出した。

アニメ版「時をかける少女」は、主人公が坂道を自転車で下っていたところ、ブレーキが利かず、踏切に突っ込むのだが、そのときにタイムリープをして時間が戻り、時間が戻せることに気付いた。

時岡望美は、「時をかける少女」と反対に自転車の事故で植物人間となり、25年後まで時間が飛んでしまうという話した。

時岡望美(柴咲コウ)は、いわば浦島太郞であり、やはり、「35歳の少女」のテーマは「時間」ということになるのだろう。

■犯人の考察

遊川和彦といえば、ドラマ「家政婦のミタ」「○○妻」「偽装の夫婦」「過保護のカホコ」など、いつも日本テレビの水曜10時枠で放送していたのだが、今作の「35歳の少女」は土曜日9時枠である。

遊川和彦の脚本なのに、水曜10時枠ではなく、土曜9時枠なのは、どうしてなのだろうかと不思議に思っていた。

そして、「35歳の少女」の第1話を観て、時岡望美(柴咲コウ)が25年前の自転車の事故で植物人間になった事件は、犯人が居るのではないだろうかと思った。

父・今村進次(田中哲司)は、25年前の事故について、「ブレーキを直すのを忘れていたのはパパなんだから」と言い、自分が悪いと言っていたので、誰かがブレーキを壊した可能性がある。

では、ブレーキを壊した犯人は誰だろうか。

第1話から犯人を予想するのは難しいが、妹の時岡愛美(橋本愛)か、同級生の広瀬結人(坂口健太郎)が怪しいと思う。

ドラマが始まる前の情報では、「35歳、25歳、10歳」がキーワードになると言っていたので、この年齢について注目しながら、ドラマを観ると良さそうだ。

35歳の少女-原作とあらすじとネタバレ」へ続く。

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