おちょやん-かめ(楠見薫)のモデルとネタバレ

NHKの朝ドラ「おちょやん」に登場する女中頭かめ(楠見薫)のモデルとネタバレです。

天海一平(成田凌)のモデルについては「おちょやん-天海一平(成田凌)のモデルのネタバレ」をご覧ください。

■かめ(楠見薫)のネタバレ

朝ドア「おちょやん」に登場する「かめ(楠見薫)」は芝居茶屋「岡安」の女中頭で、奉公に来た竹井千代(杉咲花)に厳しく仕事を教えていく。

しかし、かめ(楠見薫)は竹井千代(杉咲花)をイビリ倒すのではなく、暖かく成長を見守っているようだ。

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■かめ(楠見薫)の実在のモデル

女中頭かめ(楠見薫)のモデルは、仕出料理屋「浪花料理」の主人だと考えられる。

竹井千代(杉咲花)のモデル浪花千栄子は、4歳の時に母親が死に、8歳の時に父親が再婚したのだが、後妻に来た女は悪妻の見本のような女で、母親としての務めも、妻としての勤めも何もしなかった。

そのうえ、後妻が「あの子は嫌や」というので、浪花千栄子は祖母の家に預けられてしまった。

その後、弟も祖母の家に預けられたので、祖母の方も困り、浪花千栄子を大坂の道頓堀へ奉公に出した。

こうして、浪花千栄子は道頓堀の仕出料理屋「浪花料理」で奉公することになり、「おちょやん(子供の女中)」となった。

仕出料理屋「浪花料理」は、誰も長く務まらないことで有名な厳しい店だった。今で言うブラック企業である。

浪花千栄子は「浪花料理」、朝早くから深夜まで働かされたうえ、「着る物と食事だけ面倒見てください」という条件で働き始めたので、給料はゼロだった。

しかも、パワハラ三昧である。

主人が店のドブに金網を仕掛けており、流し台から流れた物が金網に集まるようになっていた。

浪花千栄子が、洗い物をしていて、うっかりと米粒を流してしまうと、主人は「おちょやん、これ食べ」と言い、金網から米粒を拾わせて、食べさせるのである。

流石の浪花千栄子も、嫌だったのだが、主人は米粒を飲み込む間で見ているので、仕方なく米粒を飲み込んでいた。

しかも、浪花千栄子が少しでもミスをすれば、主人が包丁の背で頭をコツコツと叩くので、何度も死ぬかと思ったという。

したがって、朝ドア「おちょやん」に登場する女中頭の「かめ(楠見薫)」は、マイルドになっているが、仕出料理屋「浪花料理」の主人がモデルではないかと考えられる。
なお、朝ドラ「おちょやん」の史実やモデルの解説は「おちょやん-あらすじとモデルのネタバレ」をご覧ください。

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