おちょやん-遠山弥生(とおやま・やよい)のモデルとネタバレ

NHKの朝ドラ「おちょやん」に登場する遠山弥生(とおやま・やよい)の実在のモデルと実話のネタバレです。

■おちょやん-遠山弥生のネタバレ

遠山弥生は「鶴亀撮影所」の大部屋女優で、所長・片金平八(六角精児)の推薦で「鶴亀製作所」に入ってきた竹井千代(杉咲花)に嫉妬し、嫌がらせをする。

しかし、困っていた時に竹井千代(杉咲花)が助けてくれたので、お返しとして、映画出演のチャンスが無い竹井千代に役を譲ってあげた。

その後、「鶴亀撮影所」が女優をリストラしたときに、遠山弥生はリストラされてしまった。

竹井千代(杉咲花)は所長に抗議すると、遠山弥生が腰痛で無ければ、お前がリストラされていたと言われてしまうのだった。

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■遠山弥生の実在のモデル

朝ドラ「おちょやん」に登場する遠山弥生のモデルは実在するのですが、名前は分りません。

昭和2年、竹井千代(杉咲花)が東亜キネマに在籍していたとき、東亜キネマは経営の行き詰まりから、神戸の甲陽撮影所を閉鎖して、京都撮影所に併合した。

このとき、会社の主導でリストラが行われ、大部屋女優などがリストラされた。上層部の誘惑を蹴ったため、仕事を干された中堅女優もリストラされた。

ただ、スキャンダルの噂があるスター女優らが無傷だったため、正義感の強い浪花千栄子は所長の小笹正人に抗議したところ、小笹正人から他人の噂に構わず、自分の仕事に精進するように諭された。

しかし、浪花千栄子は、納得が出来ず、所長・小笹正人の留意を振り切って、始めて辞表を書いて東亜キネマを辞めた。

■実話の解説

浪花千栄子は、理不尽なリストラに反発して東亜キネマを辞めたことになっているが、知り合いの市川右太衛門が独立して自分のプロダクションを作る事になったので、市川右太衛門に誘われて東亜キネマを辞めとも言っている。

浪花千栄子は、1年ほど在籍していた東亜キネマを辞めて、市川右太衛門のプロダクションの立ち上げに参加したのだが、相手役を探していた市川百々之助の目にとまり、市川百々之助の相手役として招かれた。

このため、浪花千栄子は、市川右太衛門プロダクションへは行かず、市川百々之助のプロダクションへと入ったが、市川百々之助が約束の給料をくれず、ただ働きをしていた。

その後、市川百々之助が帝国キネマに復帰したので、浪花千栄子も帝国キネマに付いていったが、結局、給料を貰えず、市川百々之助を4つ殴って退社した。

その後、浪花千栄子は2カ所のプロダクションに入るが、プロダクションが解散したので、映画女優を断念して舞台女優へと転身した。

なお、朝ドラ「おちょやん」の実話や解説は「おちょやん-あらすじとモデルのネタバレ」をご覧ください。

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