カムカムエヴリバディ-モデルと最終回のネタバレ

NHKの朝ドラ「カムカムエヴリバディ」のあらすじとネタバレと感想です。

  1. アニー・ヒラカワ(平川)のモデル
  2. 映画「サムライ・ベースボール」のモデル
  3. ちむどんどん-あらすじと最終回ネタバレ
  4. 元彼の遺言状-あらすじと犯人ネタバレ

カムカムエヴリバディ-あらすじと最終回のネタバレ

橘安子(上白石萌音)は、ラジオ放送の始まった日(1925年3月22日)に岡山県岡山市の商店街にある和菓子屋「たちばな」の長女として生まれた。

父親は橘金太(甲本雅裕)で、母親は橘小しず(西田尚美)。橘安子(上白石萌音)は両親に愛されながら、和菓子屋「たちばな」の看板娘として育っていく。

昭和8年、橘安子(上白石萌音)は尋常小学校の3年生のとき、ラジオを買って貰ったので大喜びするが、ラジオは兄・橘算太(濱田岳)が盗んできた物と発覚する。

しかし、橘杵太郎(大和田伸也)が皆の喜ぶ顔を見て、本当にラジオを買ってくれたのだった。

そのようななか、兄・橘算太(濱田岳)は、チャップリンの影響を受けてダンサーになると言いだし、実家を飛び出して大阪へと行ってしまうのだった。

昭和14年、尋常小学校を卒業した橘安子が和菓子屋「たちばな」を手伝っていると、雉真勇(村上虹郎)の兄・雉真稔(松村北斗)が大阪から帰省する。

橘安子は雉真稔からラジオの英会話講座を教えられ、英会話講座を聴くようになる。

そして、橘安子は雉真稔と親しくなっていくが、幼なじみの雉真勇(村上虹郎)から「兄さんは雉真繊維の社長になる人だ。餡子屋の娘とは釣り合わない」と言われ、ショックを受ける。

それ以降、橘安子は雉真稔に会わなくなってしまうが、雉真稔が大阪へ戻るときに会いに行き、2人は文通を始めるのだった。

●ムカムエヴリバディ-第2週のあらすじとネタバレ

昭和15年、兄・橘算太(濱田岳)は戦争の影響でダンサーの仕事が無くなり、大阪から和菓子屋「たちばな」に戻ってくるが、売り言葉に買い言葉で、父親と大げんかして失踪する。

さて、戦況の悪化から、砂糖が手に入りにくくなっており、父親は砂糖を確保するため、橘安子(上白石萌音)に砂糖屋の次男との見合いを勧めた。

橘安子は、驚いて大阪の雉真稔(松村北斗)に会いに行くと、雉真稔は岡山に戻り、橘安子の両親に正式に交際を申し込むが、2人の前に餡子屋の娘と雉真繊維の跡取りという壁が立ちはだかるのだった。

一方、雉真稔は弟・雉真勇(村上虹郎)から、橘安子のことを好きなので「甲子園もアンコも諦めない」と宣言される。

しかし、戦況の悪化から、文部省の通達により、全国的なスポーツ大会は中止となったため、甲子園大会も中止になってしまう。

そのようななか、昭和16年12月8日、ラジオから日本が真珠湾を攻撃して、アメリカ・イギリスと戦闘態勢に入ったことを報じ、橘安子が聞いていた「基礎英語講座」は放送中止となったのだった。

●ムカムエヴリバディ-第3週のあらすじとネタバレ

昭和17年、戦争の影響で自由に買い物もできなくなっていた。

3月になり、雉真家の兄・雉真稔(松村北斗)が春休みで大阪から戻ってきて、入れ替わるように弟・雉真勇(村上虹郎)が大学の進学で東京へと向かう。

雉真繊維は軍服に生産が追いつかないため、工場の拡張を計画しており、大東亜銀行から無利子で融資を得ることになっていたが、融資の条件が兄・雉真稔と頭取の娘の結婚だった。

それを知った兄・雉真稔は結婚したい女性が居ると言い、父親に反発するが、父・雉真千吉(段田安則)から雉真家を出る覚悟はあるのかと問われるのだった。

それでも兄・雉真稔は、橘安子(上白石萌音)に「戦争が終わったら、大学を卒業したら、きっと。待っていて欲しい」と頼むが、橘安子は「最初から間違いだった。始めから分っていたはず。夢を見てしまいました」と言い、別れを告げた。

昭和17年6月、兄・橘算太(濱田岳)に召集令状が届き、帰郷した兄・橘算太は皆に見送られて出征していく。

昭和18年9月、日本は学徒出陣を決定し、雉真繊維の兄・雉真稔(松村北斗)も出征する可能性が出てきたので、父・雉真千吉(段田安則)は雉真稔の縁談を急いでとりまとめようとする。

それを知った弟・雉真勇(村上虹郎)は、頭取の娘とは自分が結婚するので、兄・雉真稔と橘安子を結婚させて欲しいと頼むが、父・雉真千吉は苦悩しながらも、取り合わなかった。

そのようななか、父・雉真千吉は和菓子屋「たちばな」を訪れて、橘安子の優しさに触れ、橘金太(甲本雅裕)からも、喧嘩別れをして息子の出征を見送らなかった後悔の念を聞くのだった。

昭和18年11月、兄・雉真稔(松村北斗)が出征の前に頭取の娘と結婚するために岡山に戻ってきた。

そこで、父・雉真千吉(段田安則)が雉真稔(松村北斗)を神社に連れて行くと、橘安子(上白石萌音)が兄・雉真稔の無事を祈願しており、父・雉真千吉は頭取の娘との結婚は断ったと言い、橘安子との結婚を認めたのだった。

そこで、雉真稔が「僕と結婚してください」と頼むと、橘安子は泣きながら「はい」と答えたのだった。

こうして2人は両家に認められて結婚し、短いが幸せな一時を過ごし、1ヶ月後に雉真稔は出征するのだった。

●ムカムエヴリバディ-第4週のあらすじとネタバレ

橘安子(上白石萌音)は夫・雉真稔が出征した2ヶ月後に妊娠した事を知る。

そのようななか、日本が真珠湾攻撃を行い、アメリカ・イギリスとの交戦状態に入り、生活は困窮していくが、橘安子は無事に女の子を無事に出産する。

夫・雉真稔は、ジャズマンのルイ・アームストロングから「るい」という名前を残しており、橘安子は生まれてきた女の子に「るい」と名付け、誰にも聞かれてはいけない敵性語の歌を子守歌代わりに、「るい」に聞かせるのだった。

やがて、日本が空襲を受けるようになり、岡山も空襲を受け、ケチベエこと赤螺吉兵衛(堀部圭亮)が死亡する。

さらに、防空壕に逃げ込んでいた母・橘小しず(西田尚美)と祖母・橘ひさ(鷲尾真知子)が死亡し、父・橘金太(甲本雅裕)は生きる気力を失ってしまう。

その後、ラジオから玉音放送が流れ、戦争が終わる。

橘安子は闇市で小豆を見つけ、元気のない父・橘金太のために餡子にしてオハギを作ると、父・橘金太は「こんなオハギを供えられたら、小しずらも安心して成仏できんわ」と言い、再びお菓子作りを始めるのだった。

空襲から100日後、空襲で焼けた百貨店が再会し、人々は活気を取り戻し始めた。

父・橘金太は「菓子は苦しいときほど必要だと思う」と言い、和菓子屋「たちばな」を再建して、おはぎを売り始めた。

そのようななか、出征していた兄・橘算太(濱田岳)が無事に戻ってきて、父・橘金太は大喜びするが、翌日、父・橘金太は死んでしまうのだった。

終戦後から3ヶ月後、ラジオの英語講座「基礎英語講座」が復活した。橘安子は英語講座を聴きながら、夫の帰りを待つなか、夫の弟・雉真勇(村上虹郎)が無事に復員する。

そのようななか、夫の雉真稔(松村北斗)が戦死したという知らせが届き、橘安子は泣き崩れるのだった。

●ムカムエヴリバディ-第5週のあらすじとネタバレ

橘安子(上白石萌音)は、夫・雉真稔(松村北斗)の死後も、雉真家で暮らしていたが、姑の雉真美都里(YOU)は、雉真稔が戦死したのは橘安子のせいだと言い、橘安子を追い出そうと画策する。

そして、橘安子は、義父・雉真千吉(段田安則)から、娘「るい」を雉真家を残して再婚する事を進められる。

心配した雉真勇(村上虹郎)は、橘安子に岡山を出るように勧め、橘安子は雉真勇の支援を受け、娘「るい」を連れて大阪へと逃げた。

橘安子は、大阪で夫・雉真稔が下宿していた「おぐら荘」に部屋を借りると、闇市で芋を買って芋飴を作り、芋飴を売って生計を立てるために奔走するのだった。

やがて、平川唯一の「英語会話(カムカム英語)」というラジオ番組が始まり、橘安子は民家から流れてきた平川唯一の「英語会話」を聞くのだった。

橘安子は、「英語会話」を聴くために、毎日のように民家の軒先に通っていると、この家の主婦に泥棒と間違われてしまうが、お詫びに渡した芋飴が気に入られ、家の中でラジオを聴かせてもらることになり、裁縫の仕事も世話してもらえた。

昭和22年、お菓子の材料となる砂糖や小麦少しずつ手に入るようになってきた。平川唯一の「英語会話」は爆発的な人気となっていた。

橘安子の芋飴は評判となり、商売は順調でオハギを販売するようになっていた。ラジオも購入し、娘「るい」と一緒に平川唯一の「英語会話」を楽しみに聞きながら、慎ましく暮らしていた。

橘安子のオハギは評判が良く、商店からオハギを売らせてほしいと大口の注文があり、自転車を買って毎日、自転車にのり、雉真稔(松村北斗)を思い出しながら、配達をするのだった。

そのようななか、義父・雉真千吉が大阪にやってきて、「るい」を連れて雉真家に戻ってくるように説得する。

しかし、橘安子はこの話を断り、お菓子作りに精を出し、大口の顧客を増やすため営業も始め、平川唯一の「英語会話」を聞く暇もないほど忙しい日々を送るのだった。

ところが、自転車で配達に出かけた橘安子は、ボーッとしてしまい、車に接触しそうになり転倒し、腕を骨折したうえ、娘「るい」まで頭に大けがを負ってしまう。

このため、雉真勇(村上虹郎)に説得され、岡山県の雉真家に戻ることにしたのだった。

●ムカムエヴリバディ-第6週のあらすじとネタバレ

橘安子(上白石萌音)は娘「るい」を連れて、岡山県の雉真家に戻ると、雉真美都里(YOU)は喜んで2人を受け入れた。

橘安子は雉真家で安定した暮らしを手に入れたが、なぜか大阪での暮らしを恋しく思い、オハギを販売することにした。

そして、橘安子は幼なじみの水田きぬ(小野花梨)の協力を得て、「水田屋とうふ」の一角でオハギの販売を始めるが、雉真千吉(段田安則)から「雉真家の面目がある」として、行商に娘「るい」を連れて行くことを禁じられてしまう。

このため、橘安子は雪衣(岡田結実)に娘「るい」を預けて、オハギの行商に励むのだった。

やがて、橘安子は喫茶店のマスター柳沢定一(世良公則)と再会する。

柳沢定一は、喫茶店を営みながら、米軍で演奏するジャズバンドを派遣する仕事を手がけていたが、雉真稔(松村北斗)を殺した米軍を喜ばせる仕事に苦悩していた。

そのようななか、橘安子は、英語が通じずに困っていた米軍将校ロバート・ローズウッド(村雨辰剛)に声をかけて助けた。

12月25日、世間はクリスマスで盛り上がっており、橘安子はオハギが売れずに困っていると、米軍将校ロバート(村雨辰剛)に声をかけられ、進駐軍のオフィスへと招かれる。

米軍将校ロバートが「どうして英語が上手に話せるのか?」と尋ねると、橘安子はラジオでカムカム英語を聞いているからだと答えた。

しかし、米軍将校ロバートが「もっと深い動機があるのではないか」と尋ねると、橘安子は夫・雉真稔が戦死した事を明かして泣いた。

すると、米軍将校ロバートは「連れて行きたい場所がある」と言い、橘安子は将校クラブに連れて行くと、橘安子は豪華なパーティーを行っているアメリカ人を見て怒る。

しかし、コーラスがクリスマスの歌を歌い始めると、アメリカ人達は神妙な面持ちになった。

すると、米軍将校ロバート橘安子は橘安子に、アメリカ人も大勢の家族を失い、自分も妻を失ったことを明かし、みんなは亡くなった人たちが安らかに眠れるように祈っているのだと教えた。

橘安子は、クリスマスの歌を聞きながら、夫・雉真稔の事を思い出して泣くのだった。

●ムカムエヴリバディ-第7週のあらすじとネタバレ

クリスマスの日、兄・橘算太(濱田岳)が雉真家にやってきて、雉真家に住むことになった。

兄・橘算太は橘安子(上白石萌音)が作ったオハギを食べて、橘安子とともに和菓子屋「たちばな」の再建することにした。

雉真美都里(YOU)が死去する。

一方、雉真繊維では雉真勇(村上虹郎)の提案で野球部が誕生しており、野球部のおかげでチームワークが良くなり、売り上げは右肩上がりだった。

昭和26年、5年間続いていた人気ラジオ番組のカムカム英語が終了する。娘るい(古川凜)は7歳になり、小学校へ入る準備をしていた。

雉真勇(村上虹郎)は雉真繊維の跡継ぎとして認められるようになっており、雉真勇の気持ちを知っていた雉真千吉(段田安則)は、雉真勇に橘安子(上白石萌音)との再婚を勧めた。

雉真勇は「兄貴の嫁さんじゃ」と断るが、雉真千吉は「戦した兄弟が結婚する事は良くあることだ」と告げた。

それを聞いた雉真家のお手伝い雪衣(岡田結実)は、雉真勇の事が好きだったので、心を痛めるのだった。

ある日、橘安子はロバート(村雨辰剛)と再会する。ロバートは大阪勤務になっていたが、ときどき、岡山に来て岡山の復興のために仕事をしていた。

ロバートは英語教室を開いて欲しいという要望があったので、英語教室を開く準備を進めていたが、テキスト作りに困っており、橘安子にテキスト作りを手伝って欲しいと頼むと、橘安子は「カムカム英語が終わって心の支えを失っていたんです」と言い、協力をOKした。

一方、雪衣(岡田結実)の事が好きな橘算太(濱田岳)は、雪衣を映画に誘うが、雪衣は雉真勇への想いから、「橘安子は雉真家の人間ではない。この家に居るのはおかしい」と不満を漏らす。

それを聞いた雉真勇(村上虹郎)は、雪衣(岡田結実)に怒る。

橘算太は、雉真勇に雪衣の恋心を明かそうとするが、雪衣は謝罪して立ち去った。

その後、色々と考えた雉真勇は橘安子に「結婚してくれ」とプロポーズするのだった。

●ムカムエヴリバディ-第8週のあらすじとネタバレ

橘安子(上白石萌音)は雉真勇(村上虹郎)からプロポーズされたが、返事が出来ずにいた。

一方、橘算太(濱田岳)は、雉真のお手伝い・雪衣(岡田結実)に「自分の店を持ったら結婚しよう」とプロポーズする。

そのようななか、橘安子はロバートと一緒に居るところを雉真勇に目撃されてしまう。

橘安子は、和菓子屋「たちばな」の再建にめどが立った事を機に、雉真家を出ることにしたが、雉真千吉(段田安則)は娘「るい」の額の傷を直すために莫大な金がかかるので、雉真家で無ければ無理だと言い、娘「るい」を連れて行くことを禁じた。

橘安子は、和菓子屋「たちばな」を再建したら、娘「るい」を雉真家に残して「たちばな」に引っ越すことにしたが、それを知った娘「るい」は泣くのだった。

そのようななか、和菓子屋「たちばな」の再建資金を持った兄・橘算太(濱田岳)は、雪衣(岡田結実)との失恋にショックを受けて失踪してしまう。

兄・橘算太(濱田岳)が大阪へ向かったという手がかりを得た橘安子は、大阪へと探しに行くが見つからず、倒れてしまい、ロバートに助けて貰うのだった。

橘安子はロバートから告白され、アメリカへ誘われるが、娘「るい」の側を離れるわけには行かないと言い、プロポーズを断る。

しかし、橘安子は娘「るい」から、「もう来なくていい。嫌い」と言われて失望して泣き崩れ、ロバートに「アメリカに連れて行って欲しい」と頼むのだった。

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カムカムエヴリバディ-第2部のあらすじとネタバレ

雉真千吉(段田安則)が死に雉真勇(村上虹郎)が雉真家を継いだ。雉真勇は雪衣(岡田結実)と結婚しており、子供を儲けていた。

18歳になった雉真ルイ(深津絵里)は、岡山を出て、大阪で新しい生活を始めることにした。

雉真ルイ(深津絵里)は、雉真家の金で額の傷を治すと、雉真家に縛られるような気がしたので、治していなかった。

雉真ルイは大阪を訪れて、ホテルの面接を受けるが、額の傷が原因で面接会場を飛び出してしまう。

そこで、雉真ルイは大阪で出会った竹村平助(村田雄浩)と出会い、竹村平助が営む「竹村クリーニング店」に住み込みで働くようになるのだった。

やがて、雉真ルイ(深津絵里)は「竹村クリーニング店」で謎の常連客・大月錠一郎(オダギリジョー)と出会うが、未だに大月錠一郎の正体はつかめないままだった。

そのようななか、強面の客・田中(徳井優)から服に穴が開いていたとクレームを付けられるが、弁護士の片桐春彦に助けられる。

ある日、雉真ルイは片桐春彦からデートに誘われ、有頂天になってデートに出かけるが、被害の傷が原因で逃げ出してしまう。

雉真ルイはジャズ喫茶に飛び込んで、休憩していると、そのジャズ喫茶で演奏している大月錠一郎(オダギリジョー)を目撃する。

謎の客・大月錠一郎は、ジャズトランペッターだったのだ。

雉真ルイは大月錠一郎から洗濯物を頼まれると、ジャズ喫茶の店主からも従業員の制服のクリーニンを頼まれるのだった。

さて、雉真ルイは大月錠一郎がジャズ喫茶の屋根に住んでいる事を知り、ジャズ喫茶に洗濯物を配達するついでに、大月錠一郎にも洗濯物を届ける。

そして、雉真ルイは大月錠一郎の部屋でルイ・アームストロングの顔を知るのだった。

給料を貰った雉真ルイは、竹村和子(濱田マリ)に何に使うかを聞かれ、「全部、貯金する」と答えたところ、叱られたので、何に使おうかと悩んでいたところ、大月錠一郎と出会い、給料でコーヒーを飲むことに。

そして、雉真ルイは大月錠一郎とジャズ喫茶へと向かうと、トミー(早乙女太一)とベリー(市川実日子)に詮索されるのだった。

さて、コーヒーはマスターが奢ってくれたので、給料を使えなかった雉真ルイは、どうしようか悩んでいると、大月錠一郎は竹村和子が戦時中に行きたいところにも行けず、我慢ばかりしていたのではないかと話した。

そして、雉真ルイは大月錠一郎から、ジャズ喫茶のサマーフェスタに誘われたので、竹村和子に許可を求めると、竹村和子は大賛成して、雉真ルイとドレスを買いに行き、「娘」との買い物を楽しむのだった。

さて、サマーフェスタを見に行った雉真ルイは、大月錠一郎が演奏した「On the Sunny Side of the Street」を聴いて、涙ぐみ、母・安子(上白石萌音)の事を思い出すのだった。

ムカムエヴリバディ-第10週のあらすじとネタバレ

雉真ルイは大月錠一郎(オダギリジョー)との流を深めていくが、前髪で隠している額の傷が気にしてしまう。

ある日、関西でジャズトランペットのコンテストが開催されることになり、トミー(早乙女太一)は大喜びするが、大月錠一郎は出ないと言った。

トミーは自分を馬鹿にしているだと言って大月錠一郎に激怒するが、マスターは大月錠一郎がコンテストンに出ないのは怖いからではないかと教えた。

それを聞いたトミー(早乙女太一)はベリー(市川実日子)に、大月錠一郎とデートさせてやると、持ちかけるのだった。

●第11週のあらすじとネタバレ

ある日、雉真ルイはトミー(早乙女太一)に誘われてドライブに行く。トミー(早乙女太一)はベリー(市川実日子)と大月錠一郎も誘っており、Wデートだった。

しかし、トミーは、大月錠一郎の気持ちを変えられるのは雉真ルイだけだと考えており、Wデートの途中でトミーはベリーを連れ去り、雉真ルイと大月錠一郎を2人切りにするのだった。

雉真ルイと大月錠一郎は浜辺で語り合い、大月錠一郎は「コンテストに合格したら一緒に東京へ行って欲しい」と頼むが、雉真ルイは額の傷を気にして苦悩する。

さて、雉真ルイは大月錠一郎からのプロポーズに返事をしておらず、それを知ったベリー(市川実日子)は雉真ルイに、大月錠一郎の事が好きなのかと追求する。

苦悩した雉真ルイは大月錠一郎に額の傷を見せると、大月錠一郎は何も言わず、雉真ルイを抱きしめるのだった。

大月錠一郎は、トランペットコンテストに出場する衣装を雉真ルイに選んでもらい、優勝を目指していたが、ラジオから「トミー北沢(早乙女太一)が優勝するだろう」という予想が流れてきたので、自信を失ってしまう。

そこで、大月錠一郎は、映画館主の西山(笑福亭笑瓶)の勧めで、気分転換に映画を見に行くが、それがとんでもない内容だったが、大月錠一郎はやる気を取り戻す。

コンテストンの当日、大月錠一郎は衣装をケチャップで汚してしまい、雉真ルイのクリーニング店へと駆け込んだ。

雉真ルイは時間が無いので、違う衣装で出場するように勧めるが、大月錠一郎は雉真ルイが選んでくれた衣装で出場したいと言って聞かないので、急いでクリーニングをする。

雉真ルイはなんとかクリーニングを間に合わせて衣装を届け、大月錠一郎は無事にコンテストで演奏を披露し、優勝の本命だったトミーと同点となり、セッションで決着を付けることになった。

セッションの結果、満場一致で大月錠一郎(オダギリジョー)の優勝が決まり、東京進出とレコードの発売が決定する。

大月錠一郎は雉真ルイ(深津絵里)を抱きしめて、「結婚しよう」とプロポーズするが、雉真ルイは返事をする事が出来なかった。

雉真ルイは、プロポーズされた事をクリーニング店の竹村夫婦に言うことが出来ずに悩んでいると、大月錠一郎がやってきて、竹村夫婦に「サッチモちゃん(雉真ルイ)を僕にください」と頼んだ。

雉真ルイは「お世話になっている。娘のようにかわいがってくれている。仕事も教えてくれた。今更、辞めるやなんて簡単にできるはずがない」と怒るが、竹村和子(濱田マリ)は「こないな店、1代限りでいい」と言い、大月錠一郎に雉真ルイの事を頼んだ。

さらに、雉真ルイは大月錠一郎が持っていた古いマッチ箱を見つける。

それは、柳沢定一(世良公則)の喫茶店「ディッパーマウス・ブルース」のマッチ棒だった。

大月錠一郎は戦後、柳沢定一に助けられた戦災孤児だったのである。

ムカムエヴリバディ-第12週のあらすじとネタバレ

戦災孤児だった大月錠一郎は戦後、柳沢定一に助けられ、柳沢定一(世良公則)の喫茶店「ディッパーマウス・ブルース」で働くようになり、喫茶店に来ていたバンドマンからトランペットを習った。

やがて、大月錠一郎はバンドの巡業につて行くようになり、柳沢定一が亡くなると、柳沢定一の知り合いの大阪のジャズ喫茶でトランペットを吹くようになったのだ。

さて、大月錠一郎はレコーディングをするため、先に東京へ行くことになっており、レコーディングとデビューコンサートが終わったら一緒に住む部屋を借りようと告げ、東京へと旅立つ。

約束の3ヶ月後、雉真ルイ(深津絵里)は、そろそろ大月錠一郎のレコーディングが終わる頃だと思っていると、トミー(早乙女太一)が現れ、「何か聞いてるか?ジョーのコンサートが無くなった」と教えられるのだった。

大月錠一郎のデビューが遅れていたが、大月錠一郎からの連絡はなかく、雉真ルイ(深津絵里)は心配していた。

そのようななか、雉真ルイは配達に出かけて、大月錠一郎とバッタリと会う。

雉真ルイは心配するが、大月錠一郎は奈々(プロダクションの社長の娘)を好きになったと言い、雉真ルイに別れを告げた。

カムカムエヴリバディ-第13週のあらすじとネタバレ

雉真ルイ(深津絵里)の様子がおかしいので、竹村夫婦は雉真ルイの事を心配する。

そのようななか、竹村夫婦は大月錠一郎(オダギリジョー)がデビュー出来なかったのは、病気で契約を打ち切られたからだと知り、雉真ルイに真相を教える。

雉真ルイは大月錠一郎の元に駆けつけるが、大月錠一郎は自分と居れば不幸になると言い、雉真ルイを突き放す。

その後、色々とあり、雉真ルイは大月錠一郎と一緒になり、医者のすすめで、京都で暮らし始め、京都で回転焼き屋「大月」を始めるのだった。

大月錠一郎(オダギリジョー)は、普段の生活には支障が無いが、トランペットだけ吹けないという謎の病気になっており、デビューの話が流れて大阪に帰ってきていた。

雉真ルイは買い物に出かけて大月錠一郎とバッタリと会うと、大月錠一郎は「お前とは終わりや」と別れを告げるのだった。

さて、大月錠一郎の奇病を知ったミュージシャン仲間は、大月錠一郎のために治療法を探し回るが、治療法は見つからなかった。

それでも、雉真ルイは大月錠一郎の世話を続けようとするが、大月錠一郎は「半年苦しんだ。もう解放してくれ」と突き放すのだった。

雉真ルイは家庭を持つことに悩んでいたが、苦悩した末に大月錠一郎に結婚を申し込むのだった。

雉真ルイと大月錠一郎は、新参者だったので、警戒され、回転焼きは全く売れなかったが、京都の実家に戻っていたベリーこと野田一子(市川実日子)が味を認めてくれたので次第に売れ始めていった。

そのようななか、雉真ルイが倒れるが、単なる睡眠不足で、妊娠が判明するのだった。

大月錠一郎(オダギリジョー)は、普段の生活には支障が無いが、トランペットだけ吹けないという謎の病気になっており、デビューの話が流れて大阪に帰ってきていた。

大月ルイは買い物に出かけて大月錠一郎とバッタリと会うと、大月錠一郎は「お前とは終わりや」と別れを告げるのだった。

さて、大月錠一郎の奇病を知ったミュージシャン仲間は、大月錠一郎のために治療法を探し回るが、治療法は見つからなかった。

それでも、大月ルイは大月錠一郎の世話を続けようとするが、大月錠一郎は「半年苦しんだ。もう解放してくれ」と突き放すのだった。

大月ルイは家庭を持つことに悩んでいたが、苦悩した末に大月錠一郎に結婚を申し込むのだった。

こうして、大月ルイと大月錠一郎は、わずかな貯金だけで、京都を訪れ、神社の屋台を見て、わずかな資金で始められる回転焼き屋を始めるのだった。

大月ルイと大月錠一郎は、京都で回転焼き屋「大月」を始めるが、京都の人は新参者の大月ルイらを警戒しており、回転焼きは1個も売れなかった。

しかし、京都の実家に戻っていたベリー(市川実日子)が回転焼きを評価してくれたので、京都の人も大月ルイの大判焼きを買いに来るようになった。

さて、大月ルイは大判焼き屋「大月」を始めたが、大月錠一郎は音楽家だったので、何をやらせてもダメだった。

そのようななか、結婚することになったベリー(市川実日子)から、結婚式のデザートして、回転焼き200個の注文を受ける。

大月ルイは大月錠一郎に配達の仕事を任せることにし、大月錠一郎は貰ってきた自転車の練習を始める。

ある日、大月ルイが倒れる。倒れた原因は睡眠不足で、そのときに妊娠が判明する。

昨年に死去した俳優のモモケンこと桃山剣之介の長男・桃山団五郎が、桃山剣之介の名前を継ぎ、2代目モモケンとなる。

「カムカム」の第63話で、大月ルイは長女ヒナタを出産する。

長女ヒナタは、大月錠一郎の影響で芝居好きで活発な女の子に成長するが、ラジオ体操も長続きせず、勉強や主題も大月錠一郎に頼る問題児だった。

カムカムエヴリバディ-第14週のあらすじとネタバレ

昭和40年、大月ルイ(深津絵里)と大月錠一郎(オダギリジョー)の間に、女の子・大月ひなた(川栄李奈)が生まれた。

大月ひなたは2代目・モモケンの大ファンで、条映太秦映画村がオープンすると、ヒナタは大月錠一郎と条映太秦映画村へと行く。

大月ひなたは、条映太秦映画村で2代目・モモケンのサイン会があることを知り、条映太秦映画村の入場料をねだるが、雉真ルイが妊娠している事を知ると、大喜びし、小遣いは要らないと言い、空き瓶を拾って店に引き取って貰うことにした。

こうして、空き瓶拾いでお金を貯めた「大月ひなた(川栄李奈)」は、2代目・モモケンのサイン会に行ったのだった。

さて、大月ひなたは外国人ビリーに話しかけられるが、何言っているのかサッパリ分からない。

しかし、同級生の藤井小夜子(ふじい・さよこ)が代わりに英語で答えた。

このため、大月ひなたは英語教室に通いたいと言い出した。

お金のない大月錠一郎は、商店街の福引きで海外旅行を当て、それを売って英会話教室に通わせようと考える。

しかし、当たったのは古ぼけたラジオだった。

長女ヒナタは2代目・モモケンの大ファンで、条映太秦映画村がオープンすると、ヒナタは大月錠一郎と条映太秦映画村へと行く。

長女ヒナタは、条映太秦映画村で2代目・モモケンのサイン会があることを知り、条映太秦映画村の入場料をねだるが、雉真ルイが妊娠している事を知ると、大喜びし、小遣いは要らないと言い、空き瓶を拾って店に引き取って貰うことにした。

そのころ、「およげ鯛焼き君」という歌が流行した影響で、鯛焼きブームが起きて、回転焼きは売れなくなってしまう。

こうして、空き瓶拾いでお金を貯めた長女ヒナタは、2代目・モモケンのサイン会に行ったのだった。

さて、長女ヒナタは外国人ビリーに話しかけられるが、何言っているのかサッパリ分からない。

しかし、同級生の藤井小夜子(ふじい・さよこ)が代わりに英語で答えた。

このため、長女ヒナタは英語教室に通いたいと言い出した。

お金のない大月錠一郎は、商店街の福引きで海外旅行を当て、それを売って英会話教室に通わせようと考える。

長女ヒナタは、ひょんな事から福引き券10回分を手に入れ、福引きを引くが、当たったのは古ぼけたラジオだった。

大月錠一郎がラジオを付けてみると、ラジオから「証城寺の狸囃子」が流れてきた。

それを聞いた大月ルイ(深津絵里)は、子供の頃に母親と聞いたラジオの英会話番組の事を思い出し、テレビのラジオ番組欄を確認すると、ラジオの英会話番組を発見する。

長女ヒナタはラジオの英会話番組でラジオの勉強を始めるが、長続きしない。

ある日、アメリカに戻る外国人ビリーが回転焼きを買いに来て、長女ヒナタはビリーと話をするチャンスに恵まれるが、覚えた英語が出てこず、ビリーと話すことが出来ずに落ち込んだ。

カムカムエヴリバディ-第15週のあらすじとネタバレ

大月ルイ(深津絵里)はラジオから流れてきた「証城寺の狸囃子」を聞いてカムカム英語を思い出し、ラジオで英会話番組を放送している事を知る。

そこで、大月ルイは「ひなた」にラジオの英会話番組で英語の勉強をさせるが、「大月ひなた(川栄李奈)」は1週間で挫折してしまう。

ビリーが回転焼きを買いに来てくれたが、「大月ひなた(川栄李奈)」はビリーの言葉が分からない。

その後、2代目・モモケンも回転焼きを買いに来てくれた。

その日、大月ルイ(深津絵里)は男の子を出産し、大月桃太郎と名付けるのだった。

カムカムエヴリバディ-第16週のあらすじとネタバレ

大月ルイ(深津絵里)が出産した長男・桃太郎もきくなり、長女ヒナタ(川栄李奈)も高校生になっていた。

長女ヒナタは、将来の事を何も考えていなかったが、友達はそれぞれに進路について考えている事を知って、自分の進路について悩む。

ある日、長女ヒナタは留守番をしていると、嫌みな男性客が来て、回転焼きを焼くように注文されるが、ヒナタは一度も焼いたことがないので、「回転焼きを焼いたことが無いのか」と馬鹿にされる。

翌日、長女ヒナタは、友達に進路の相談をすると、友達から回転焼き屋を継げば良いと勧められたので、早速帰宅すると、回転焼きを焼いてみるが、当然、売り物にはならなかった。

泣きながら家を飛び出した長女ヒナタは、ミス条映コンテストが開かれる事を知り、女優を目指すことにした。

大月ルイ(深津絵里)は反対するが、大月錠一郎(オダギリジョー)の擁護もあり、長女ヒナタはミス条映コンテストに出場する。

さて、長女ヒナタはミス条映コンテストに出場して、即席で芝居をすることになるが、その芝居の相手として出てきた役者は、大判焼きを買いに来て、嫌みったらしい男性・五十嵐だった。

そのときのことを思い出した長女ヒナタは、芝居の流れを無視して、刀で男性を斬り殺し、大爆笑を誘うのだが、当然、コンテストでは落ちてしまった。

ところが、長女ヒナタは、コンテストを見ていた伴虚無蔵(松重豊)から、時代劇を救って欲しいと言われ、夏休みの間、映画村でアルバイトを始める。

長女ヒナタは、五十嵐が大部屋役者の下っ端の切られ役だと知り、呆れると、五十嵐から、明日、第1スタジオへ来るように言われる。

翌日、長女ヒナタが第1スタジオを訪れると、五十嵐が出番待ちをしていたのだが、女優・美咲すみれ(安達祐実)が撮影の設定に意見を出して監督を困らせていた。

それを見て触発された長女ヒナタが、美咲すみれ(安達祐実)にお茶の点て方を注意すると、美咲すみれが機嫌を損ね、撮影が中断してしまう。

五十嵐は長女ヒナタを摘まみ出そうとするが、なぜか、2人は時代劇の話で盛り上がり、2人とも監督に摘まみ出されるのだった。

その後、撮影が進み、大部屋役者の五十嵐は見事に死体役を果たす。

監督は、コンテストの時に五十嵐が切られたの見ており、五十嵐を高く評価して、伴虚無蔵(松重豊)に五十嵐の事を頼んだのだった。

その後、映画村でのアルバイトを終えた長女ヒナタは、高校を卒業すると、映画村に就職した。

さて、2代目モモケンは、初代モモケンが主演した映画「棗黍之丞・妖術七変化・隠れ里の決闘」をリメイクすることになり、左近の役をオーディションで選ぶことにした。

元々、この映画は初代モモケンと2代目モモケンが共演する目的で作られた映画で、2代目モモケンが左近を演じる予定だったのだが、既にテレビスターだった2代目モモケンが映画出演を拒否した。

このため、大部屋役者の伴虚無蔵(松重豊)が左近に抜擢されたのだが、映画は大コケして、初代モモケンは失意のウチ死に、伴虚無蔵も大部屋役者へと逆戻りしたという問題作だった。

五十嵐は映画のオーディションに参加するため、伴虚無蔵に稽古を付けて欲しいと頼むが、伴虚無蔵は拒否して、因縁の映画のオーディションに参加する事にするのだった。

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カムカムエヴリバディ-第17週のあらすじとネタバレ

伴虚無蔵(松重豊)は左近役のオーディションに出ると宣言すると、2代目モモケンは「あの映画は虚無さんじゃなければヒットしたと言われている。恥をかくだけですよ」と告げて立ち去った。

一方、ヒナタは、2代目モモケンの知り合というサンタ黒須(濱田岳)と出会ったので、映画が本当に絡む2代目モモケンと伴虚無蔵(松重豊)の確執について尋ねた。

すると、サンタ黒須はヒナタに、初代モモケンが出演した映画「棗黍之丞・妖術七変化・隠れ里の決闘」のリバイバル上映のチケット2枚を渡した。

そこで、ヒナタは五十嵐と映画を見に行き、初代モモケンと伴虚無蔵の殺陣に圧倒されるのだった。

五十嵐は伴虚無蔵(松重豊)に小野寺左近の殺陣を教えて欲しいと頼むが、伴虚無蔵は自分も小野寺左近役のオーディションを受けるので教えられないと言い、拒否して、2代目モモケンとの確執の真相を打ち明けた。

映画は、2代目モモケンが初代モモケンを拒否したのではなく、初代モモケンが映画を見限ってテレビに出ていた息子の2代目モモケンを拒否したのだ。

伴虚無蔵は初代モモケンに指名されて小野寺左近役に抜擢されたのだが、初代モモケンは伴虚無蔵に期待して小野寺左近役に抜擢したのではなく、2代目モモケンへの当てつけで、無名の伴虚無蔵を抜擢したのだとう。

こうして、伴虚無蔵は映画に出たが、映画は当たらなかった。

伴虚無蔵は台詞が苦手で、映画が当たらなかったのは自分の責任だと思い、日々の鍛錬を忘れないように、常日頃から着流しを着て武士言葉で喋っているのだという。

さて、オーディションに参加した伴虚無蔵と五十嵐は殺陣で対決することになり、・・・。

五十嵐と伴虚無蔵(松重豊)に小野寺左近役のオーディションで対決し、伴虚無蔵が小野寺左近を演じようとすると、2代目モモケンが伴虚無蔵の相手を名乗り出た。

2代目モモケンは、小野寺左近役の伴虚無蔵を切り捨て、20年前に父親が観た景色を見る事が出来たと感じ入り、「アンタじゃダメなんだ。私には私の左近が必要なんだ。父がアンタを見つけたように。アンタがやったんじゃ、父を超えられない」と告げた。

すると、伴虚無蔵は礼を言い、五十嵐と手合わせするように頼んで立ち去ろうとする。

2代目モモケンは、「アンタは、私への当てつけで選ばれたと思ってるだろ。父は言っていた。伴虚無蔵は桃山段五郎よりもずっと良い役者だって。父はアンタに一目置いていたんです」と教えると、伴虚無蔵は「それは本当ですか?なぜもっと早く言ってくれなかったんです。20年も思い詰めてたんですよ」と驚いた。

2代目モモケンが「なんでって?私はスターですよ。大部屋なんかに軽々しく声はかけません」と告げると、伴虚無蔵は「恐れ入りました」と言って立ち去った。

さて、ヒナタは2代目モモケンから、2代目モモケンを襲名したときの事を聞かされる。

2代目モモケンが2代目モモケンを襲名したのは、初代が死去した翌年の昭和40年4月4日(ヒナタの誕生日)で、テレビで「棗黍之丞」シリーズを初めて人気を博したが、父親が作った棗黍之丞を汚しているのではないかと悩み続けていた。

そのようななか、2代目モモケンは映画村でサイン会を開いたとき、侍になりたいというヒナタに「志を失わなければ、きっとなれますよ」と教えた。

2代目モモケンは、自分の口からそんな言葉が出た事を驚き、ヒナタから貰った回転焼きを食べると、過去にサンタ黒須(濱田岳)の言葉を思い出して、父親が自分を見放したのでは無く、見守っていてくれた事に気づいた。

そして、2代目モモケンは、父親が「映画を撮れ。お前の左近を見つけろ」と言っていることに気づき、映画を撮ることにしたと言い、全てはヒナタがサイン会でくれた回転焼きのおかげだと礼を言った。

その日、ヒナタが帰宅していると、サンタ黒須(濱田岳)と会った。

サンタ黒須は2代目モモケンからお勧めされた回転焼き屋「大月」を探していたので、ヒナタは大月は私の家だと言い、サンタ黒須を自宅へと案内した。

そして、ヒナタはルイに客が来たので回転焼きを焼くように頼むが、サンタ黒須はルイだと気づき、ヒナタが橘安子(上白石萌音)の孫だと気づいて消えた。

それ以降、ヒナタの前にサンタ黒須は現れなかった。

その後、五十嵐は小野寺左近役のオーディションに落ちて回転焼きをやけ食いするが、2代目モモケンに認められ、伊織という役名のある役をもらえたので、大喜びするのだった。

女優・美咲すみれ(安達祐実)が茶道家役で映画村のステージに出演することになるが、茶道家から指導を断られたため、映画村でアルバイトをしていた野田一恵(三浦透子)が美咲すみれを頼まれ、ヒナタ(川栄李奈)はサポートを頼まれる。

野田一恵はベリー(市川実日子)の娘で、ベリーは茶道家の家元だった。

ベリーは美咲すみれへの指導を引き受けるが、あくまでも指導するのは娘・野田一恵だとして、野田一恵に指導を任せた。

美咲すみれ(安達祐実)はアルバイトの野田一恵にしごかれ、指導が終わると、ヒナタは美咲すみれの愚痴に付き合わされ、何日も五十嵐文四郎(本郷奏多)に会えなかった。

一方、五十嵐文四郎(本郷奏多)は伴虚無蔵(松重豊)の稽古を受けていたのだが、ヒナタが映画村に姿を現さないので気になっており、伴虚無蔵から「雑念が入っては良い殺陣はできん」と言われてしまう。

さて、ヒナタは五十嵐文四郎の事が気になって映画村の道場を訪れるが、五十嵐文四郎の姿は無く、落ち込んで帰っていると、五十嵐文四郎が待っていた。

そして、五十嵐文四郎から抱きしめられ「ちゃんと毎日、顔を見せろ。さみしいだろ。ばか」と言われるのだった。

カムカムエヴリバディ-第18週のあらすじとネタバレ

大月ヒナタ(川栄李奈)と五十嵐は映画館で、五十嵐が切られ焼くで出演したリメイク映画「棗黍之丞・妖術七変化・隠れ里の決闘」を観た。

さて、月日は流れ、弟の桃太郎は野球の名門校に入学した。

映画村で働いていた大月ヒナタ(川栄李奈)は、映画村の収益が落ち込んでいることを心配したが、1999年に地球が滅亡するというノストラダムスの大予言を知り、映画村を立て直す事に意味があるのかと疑問に思う。

五十嵐は大部屋役者で、早くばかり続けていた。

美咲すみれ(安達祐実)は女優として活躍していた。

弟・桃太郎は、教師の藤井小夜子(新川優愛)に思いを寄せていた。

さて、映画村の榊原の熱意に押され、映画村に客を集めるための企画を考えていた大月ヒナタ(川栄李奈)は、お化け屋敷を企画した。

棗黍之丞シリーズを担当した監督が演出を引き受けてくれたので、お化け屋敷はヒットして、大部屋役者の仕事も増えたが、五十嵐は時代劇の仕事なければ意味が無いと不満を漏らす。

大月ヒナタは、五十嵐に一緒に暮らしたいと言い、将来について、どのように考えているのかと迫るのだった。

大月ヒナタは「お金なんて無くても、仕事なんて無くても、一緒に居られるだけでいい」と頼むが、五十嵐は「分かって欲しい。俺は侍でいたいんだ」と答えた。

そのようななか、美咲すみれ(安達祐実)が共演した俳優・星川凜太郎と結婚を発表した。

五十嵐は7年前に映画「妖術七変化・隠れ里の決闘」に出演して以来、まともな役が無く、腐っていると、伴虚無蔵(松重豊)から「傘張り浪人として、刀を持っていれば侍だ」と言われ、鍛錬を続けるように諭されるが、五十嵐は納得しなかった。

ある日、自暴自棄になっていた五十嵐は、居酒屋で酔っ払い、自らが出演する「破天荒将軍」の主役を演じる星川凜太郎の演技に暴言を吐いてしまう。

星川凜太郎は許してくれたが、星川凜太郎と結婚した美咲すみれ(安達祐実)にまで暴言を吐いたため、条映映画村は五十嵐に「破天荒将軍」への出演禁止を言い渡した。

他の演出や監督も、星川凜太郎に気を遣って五十嵐を使う人は減ると見られた。

そこで、五十嵐は、役者を辞めて田舎に戻り、実家の会社を手伝うことにして、ヒナタに「一緒に返って欲しい。ヒナタと結婚しようと思ったら、それしかないんだ」と誘った。

ヒナタは「私を夢から逃げる言い訳に使わないで。私の夢は文ちゃんの夢や。どんな苦労だって耐えてみせる」と訴えた。

すると、五十嵐は「馬鹿なお前が大好きだ」と言って抱きしめるが、「だから別れよう。もうお前を傷つけたくない。俺にはヒナタの光が眩し過ぎるんだ」と告げたのだった。

五十嵐から破局を告げられたヒナタは、自宅に帰ると、自室にこもって泣き続けていた。

五十嵐は伴虚無蔵(松重豊)に別れの挨拶をすると、伴虚無蔵は木刀を差しだし「これはお前の物だ。一生の宝物にしろ」と告げた。

大月錠一郎(オダギリジョー)は五十嵐の元を訪れると、自分にも夢があったことを明かし、五十嵐の気持ちが分かると話した。

一方、ルイ(深津絵里)は泣いているヒナタの元を訪れ、ヒナタの名前の由来となったルイアームストロングの曲を歌い、ヒナタの名前の由来を教えるのだった。

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カムカムエヴリバディ-第19週のあらすじとネタバレ

ヒナタの企画したお化け屋敷は人気だったが、映画村の来場者は減り続けていた。

そこで、ヒナタは外国人観光客をターゲットにする事を提案するが、社員の○○から、英語を話すスタッフ経費もバカにならないと言われてしまう。

その日、帰宅したヒナタは、母が回転焼きを買いに来た外国人観光客を相手に英語で接客している所を見て驚き、母に映画村のガイドを頼むが、断られてしまう。

ヒナタは「なせ英語がしゃべれるの」と尋ねると、母は毎朝、17年間、ラジオの英会話番組を聴いていた事を明かした。

子供の頃にラジオの英会話番組に挫折したヒナタは、結婚のために貯めていた貯金を下ろして3ヶ月間の英会話教室に通うが、映画村にやってきた外国人客に片言の英語でしか対応できず、3ヶ月で英語がペラペラになるという野望は叶わなかった。

弟の大月桃太郎は、藤井小夜子(新川優愛)に恋をしていたが、藤井小夜子赤螺吉之丞と交際している事が発覚し、失恋してしまう。

英語を身につけようと思っていた大月ヒナタは、聞き流すだけで英語を覚える事が出来るCDの広告を発見し、弟の大月桃太郎にCDプレイヤーを持っているか尋ねるが、大月桃太郎の上の空で、変だった。

お化け屋敷の受付をしていた大月ヒナタは、勇気を出して外国人客に英語で話しかけるが、英語で「私は妊娠しています」と言ってしまい、外国人客から祝福されてせいまう。

その日、大月ヒナタは藤井小夜子から、赤螺吉之丞と結婚するという報告を受け、弟の大月桃太郎が元気の無い理由を悟るが、自暴自棄になった大月桃太郎は赤螺吉之丞の店からCDプレイヤーを盗むのだった。

大月ヒナタは大月桃太郎を攻めると、大月桃太郎は野球のレギュラーも外された事を明かして泣くと、大月ヒナタは五十嵐と別れて、英語を勉強するために貯金も全て無くなった事を明かした。

そこへ、大月錠一郎(オダギリジョー)がトランペットもって現れるのだった。

大月錠一郎(オダギリジョー)は、子供達の前でトランペットを吹こうとするが、音が出なかった。

ルイ(深津絵里)は、ヒナタと桃太郎に、大月錠一郎はトランペットの選考会で優勝して東京でデビューする事になっていたのだが、急にトランペットが吹けなくなり、デビューできなかったことを明かした。

大月錠一郎は、トランペットとルイを失って死のうとしたとき、ルイが救ってくれ、京都に来て回転焼き屋を始めた。

大月錠一郎は、京都に来てからも治療法を探していたのだが、桃太郎が生まれた頃から、治療を諦め、ヒナタと桃太郎の良い父親として生きることにしたのだという。

ヒナタと桃太郎は、自分たちの知らなかった父と母の話を聞いて驚き、「あかにし」にCDプレイヤーを盗んだ事を謝りに行った。

ある日、ルイ(深津絵里)は買い物から変えると、客・算太(濱田岳)が来ていたので、注文を尋ねると、算太(濱田岳)が「ルイじゃの」と尋ねるのだった。

ヒナタ(川栄李奈)が帰宅すると、10年前に消えた算太(濱田岳)が居たので驚いて喜ぶ。

ルイ(深津絵里)が作った回転焼きを食べた算太(濱田岳)は「橘のアンコや」と懐かしむが、ルイは神妙な顔をしていた。

さて、算太(濱田岳)は大月錠一郎(オダギリジョー)の勧めで泊まっていくことになり、一緒に夕食を食べながら、色々と話した。

ヒナタは親戚は居ないと聞かされていたのだが、算太から親戚の話を聞かされたうえ、ルイと錠一郎が大阪出身ではなく、岡山の出身だったことを知り、驚くのだった。

翌朝、算太はルイのあんこ作りを見て「変わらんのう」と感心すると、ルイは算太に、算太があ雉真家から居なくなった理由を尋ねるが、算太は答えてくれなかった。

その日、算太は商店街の手伝いで、「あかにし」でくじ引きの係をしていると、「あかにし」の店主・赤螺吉右衛門(堀部圭亮)と再会し、子供の頃に「あかにし」でラジオを盗んだ事をい出す。

さらに、算太は、子供の頃の橘安子に会い、踊りながら、今までの人生を走馬灯のように思い出すと、倒れてしまうのだった。

算太は病院を抜け出しており、死去し、モモケンが算太の葬儀を執り行った。

結局、ルイは、算太と橘安子が雉真家を出て行ったときの事が分からず、思い悩んでいると、大月錠一郎が岡山へ里帰りする事を提案した。

こうして、ルイと錠一郎は、子供達を連れて岡山の雉真家を訪れると、雉真勇と雉真雪衣が元気にしていた。

大月錠一郎の提案で、ルイは岡山へ里帰りする事にして、家族を連れて岡山の雉真家を訪れると、雉真勇と雉真雪衣が元気にしていた。

さて、雉真雪衣は算太が死んだ事を知ると、算太が雉真家を出て行ったのは私のせいだと言い、ルイに算太が出て行った理由を明かした。

算太は戦後、実家の和菓子屋「たちばな」を再建するためにお金を貯めていたのだが、当時、雉真家の女中をしていた雪衣に振られたため、お金を持って出て行った。

そして、安子(上白石萌音)は、お金を持って居なくなった兄・算太を探すために大阪に行った。

ルイが「本当におじさん(算太)を探すためだけに大阪に行ったのですか?」と尋ねると、雉真雪衣は「もちろんじゃ」と答えた。

ルイがロバートと会うためではないかと尋ねると、雉真雪衣は「ロバートさんとの事はよく知らんのじゃ。算太さんと一緒に『たちばな』を立て直す。あの頃の安子さんは、その一心じゃった」と話した。

さて、ルイ(深津絵里)は雉真勇に安子(上白石萌音)の事を尋ねると、雉真勇は安子の親友だった水田きぬ(小野花梨)について調べることにした。

ルイ(深津絵里)は長期、店を閉められないため、京都に帰ることにしたが、雉真勇が桃太郎に雉真繊維の野球部を見せたいと言うことで、桃太郎は残る岡山に残る事にした。

さて、ルイ(深津絵里)が安子(上白石萌音)を探しにアメリカに行きたいと思っていた。

そこで、大月錠一郎は、音楽でルイをアメリカに連れて行くため、トミーを岡山に呼び寄せ、「バンドに入れて欲しい」と頼むと、トミーは「吹けるようになったのか」と驚いた。

大月錠一郎はトランペットは吹けないので、鍵盤をやってみたいと頼むと、トミーを優秀なピアノの指導者を紹介することにした。

さて、京都に戻ってきたヒナタは、ラジオの英会話講座を聴いて英語の勉強を始める。

やがて、桃太郎と錠一郎も帰宅する。

錠一郎はトミーを連れてきており、ルイは錠一郎から、トミーが音楽の先生を紹介してくれるので、ピアノを練習して音楽に復帰する事を報告する。

それを聞いたルイは鳴いて喜び、トミーに感謝するのだった。

さて、ヒナタは英会話講座を聴くついでに、早起きをして、ルイのあんこ作りを手伝うようになった。

そこで、ヒナタはルイから、祖母の安子(上白石萌音)が進駐軍の兵隊とアメリカに行ってしまった事を教えられる。ルイは、初めて知る事ばかりで驚くのだった。

やがて、春が来て、藤井小夜子が赤ちゃんを出産。高校を卒業した桃太郎は岡山の大学に進学し、雉真家から大学に通うことにした。

錠一郎はピアニストしてトミーのバンドでデビューした。ルイは錠一郎のマネージャーとして忙しいので、ルイが忙しいときはヒナタが店番をした。

そして、ヒナタはルイから貰った英語の辞書を頼りに、英語の勉強に励むのだった。

ある日、ヒナタは英会話教室の講師と再会し英語で挨拶を交わす。ヒナタの英語は英会話教室の講師から褒められる程になっていた。

大月錠一郎はルイを連れてアメリカへと旅立つ。

世間では「団子3兄弟」という歌が流行しており、団子屋が繁盛していた。

ハリウッドが江戸時代の日本を舞台にした映画を撮影することになり、ハリウッドのチームが日本に視察に来ることになった。

ヒナタは喜んで英語の通訳を買って出るが、ハリウッドのチームは1999年7月に来るというので、ノストラダムスの予言に出てくる恐怖の大王はハリウッドのチームかもしれないと驚くのだった。

ヒナタの親友・野田一恵(三浦透子)は、映画村の榊原と交際している榊原が女優・美咲すみれ(安達祐実)の事を好きで、忘れられないのではないかと心配し、ヒナタに相談する。

そこで、ヒナタは2人の仲を取り持つため、榊原を居酒屋に呼びだし、野田一恵(三浦透子)と話し合わせることにした。

しかし、破天荒将軍と離婚した女優・美咲すみれ(安達祐実)が居酒屋に居り、先に居酒屋に来ていた榊原は美咲すみれと遭遇し、美咲すみれは榊原を選んでいれば良かったと言い、榊原に寄り添う。

そこへ、野田一恵(三浦透子)が現れ、榊原と美咲すみれが親密そうにしている所を目撃してしまうのだった。

カムカムエヴリバディ-第20週のあらすじとネタバレ

野田一恵(三浦透子)は泣きながら大月家を訪れてヒナタに事情を話すが、美咲すみれ(安達祐実)を負ぶった榊原が現れ、美咲すみれは映画村にとって大事な女優なので放っておくわけにはいかないのだと釈明した。

そして、榊原は、仕事ですれ違っていたので会えなかっただけだと言い、「僕は一恵ちゃんが入れたお茶を飲みたい」とプロポーズするのだった。

ある日、アメリカに行っていたルイ(深津絵里)らが帰国する。ルイはアメリカのオープンマイクで唄ったのだという。

しかし、ロバートがシアトル出身という所までは分かっていたが、安子(上白石萌音)の手がかりは得られなかった。

さて、ヒナタはハリウッドからの視察団の通訳を無事に務めた。

ヒナタは視察団のヒラカワという女性がキャステイングを決めると知る。日本人も大勢がキャスティングされる事を知り、ヒナタは五十嵐が映画村に残っていれば、映画に出演できたかもしれないと思うのだった。

そのようななか、五十嵐がヒナタの前に現れるのだった。

ヒナタは10年ぶりに五十嵐と再会して驚く。五十嵐はハリウッドのアクション監督のアシスタントをしていると教えた。

五十嵐は東京で父親の会社を手伝っていたが、トミーのCDを聞いているうちに、「もっと広い世界があるのに、何をやっているのだろう」と思い、2年で会社を辞めてアメリカに渡った。

そして、五十嵐は、映画村でやってきたことが役に立ち、ニック監督に認められたのだという。

ヒナタは10年ぶりに再会した五十嵐がイケメンになっていたので、驚くのだった。

さて、映画村で映画「サムライ・ベースボール」のオーディションが開催されるが、伴虚無蔵(松重豊)は「時代劇が盛り上がれば、それでいい」と言い、オーディションを受けなかった。

一方、アニー平川は岡山県と何か関係があるようだが、岡山には行かず、アメリカに帰ろうとしていた。

さて、アニー・ヒラカワ(森山良子)は伴虚無蔵(松重豊)に映画出演をオファーする手紙を送っていたが、伴虚無蔵は手紙を無視していた。

アニー・ヒラカワは直接、伴虚無蔵に映画への出演を打診するが、伴虚無蔵は西洋映画には興味が無いと一蹴する。

そんな伴虚無蔵の前に、木刀を持った五十嵐が現れるのだった。

五十嵐は伴虚無蔵(松重豊)に、「伴虚無蔵自体がサムライなのだから、サムライなら時代劇を救ってください」と頼むと、アニー・ヒラカワも伴虚無蔵に土下座した。

すると、伴虚無蔵は映画のオーディションを受けて、映画に出演する事にした。

その日の夜、アニー・ヒラカワは、ヒナタが差し入れた大月の回転焼きを食べて・・・。

そのころ、ヒナタは五十嵐とバーで話をしていた。

五十嵐は映画「サムライ・ベースボール」でコスチュームを担当している女性デイジーと結婚する事に決めた事を明かす。

それを聞いたヒナタは動揺しながらも、五十嵐を祝福するのだった。

さて、「サムライ・ベースボール」の主演マッド・ロリンズも映画村にやってきた。

2代目モモケンの桃山剣之介(尾上菊之助)や藩主を務め、伴虚無蔵(松重豊)が藩主が頼りにしている重臣にキャスティングされた。

雉真繊維の足袋が役者に好評で、雉真繊維の足袋が採用された。それを知った雉真勇は「作り続けて良かった」と泣くのだった。

さて、大月錠一郎(オダギリジョー)は、岡山の小さなクリスマスフェスティバルへの参加を打診される。

クリスマスフェスティバルが開催される場所は、戦後、進駐軍い接収されて米軍将校の社交場となっていた場所で、大月錠一郎がジャズに出会った場所で、柳沢定一(世良公則)との思い出の場所だった。

そこで、ビリーと大月錠一郎は、クリスマスフェスティバルへの参加を決めた。

ルイ(深津絵里)は大月錠一郎にクリスマスフェスティバルでトランペットを吹かせてあげたいと思うのだった。

さて、ルイ(深津絵里)は雪衣が入院したという連絡を受けて、岡山の病院へと向かった。

ヒナタ(川栄李奈)は、アニー・ヒラカワからアンコの事を聞かれたので、アンコの歌を歌いながら作っている事を教えた。

その歌を聞いたアニー・ヒラカワは、驚いて飛び出すのだった。

さて、入院中の雪衣は、ルイ(深津絵里)に、ルイと母・安子(上白石萌音)が離ればなれになる切っ掛けを作ったのは自分だと言って謝罪する。

ルイ(深津絵里)は雪衣から、「安子は女手一つで子供を育てられなくなり、ルイを雉真家に返したのだ」と教えられ、母・安子(上白石萌音)に酷い態度を取ってしまった事を思いだし、母・安子がアメリカに行ったのは自分のせいだと知り、苦悩する。

大月錠一郎(オダギリジョー)は、そんなルイに、クリスマスのフェスティバルで、「オン・ザ・サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート」を歌うことを勧めるのだった。

雪衣はその日、死んだ。

カムカムエヴリバディ-第23週のあらすじとネタバレ

映画「サムライ・ベースボール」が2004年1月に公開されることになり、映画の公開が近づいていた。

ヒナタ(川栄李奈)はアニー・ヒラカワ(森山良子)に、クリスマス・フェスティバルのチケットを渡すが、アニー・ヒラカワは二度と日本には戻ってこないし、岡山に行かないと決めていた。

フェスティバルの日、ルイ(深津絵里)はフェスティバルが予想以上に大きい規模だったので、緊張してしまう。

大月錠一郎(オダギリジョー)は、そんなルイのために、クリーニグ店の女将だった竹村和子(濱田マリ)を呼んでおり、ルイは竹村和子と涙の再会を果たす。

竹村和子(濱田マリ)は竹村平助(村田雄浩)が体調を崩したため、クリーニング店を閉店して田舎に帰っていた。

一方、トミーは大月錠一郎のために、大阪のジャス喫茶のマスター木暮洋輔(近藤芳正)を呼んでいた。近藤芳正は年で車椅子を使っていた。

そのようななか、ヒナタ(川栄李奈)がラジオを付けると、ラジオからアニー・ヒラカワ(森山良子)の声が聞こえてきたのだった。

さて、アニー・ヒラカワはラジオでキャスター浜村淳の質問に答えていたが、映画の話題が雉真稔(松村北斗)と見た思い出の映画だったので、突然、日本語で自分の過去について話し始める。

なんと、アニー・ヒラカワの正体は、ルイ(深津絵里)の母・橘安子(上白石萌音)だったのである。

母・橘安子は、ルイに向き合うことが出来ず、ルイの前から消える事がルイのためになるだろうと思い、ルイの前から消えたのだった。

それを聞いたルイ(深津絵里)は、涙を流しながら、ラジオを見つめるのだった。

ヒナタ(川栄李奈)は、二度と日本には戻らないと言っていたアニー・ヒラカワを引き留めるため、方々に連絡してアニー・ヒラカワを探すと、今日の夜に関空からアメリカへ発つ事が分かるのだった。

ヒナタ(川栄李奈)は、ラジオの英会話番組の講師になって欲しいと頼まれたが、英語など教えが事が無いし、自分に出来るだろうかと困っていた。

しかし、伴虚無蔵(松重豊)から「分かち合ってこそ、輝く」と言われ、ヒナタは英会話講師を引き受ける事を決意するのだった。

さて、ヒナタはアニー・ヒラカワを引き留めるために、関空へと急いだが、既にゲートを通過した後だった。

ヒナタが落ち込んで岡山に戻ると、アニー・ヒラカワが居たが、アニー・ヒラカワはヒナタを見て逃げてしまう。

アニー・ヒラカワは、夫・雉真稔との思い出の神社へとたどり着くと、倒れてえしまい、そのまま・・・。

さて、クリスマスのフェスティバルが始まり、ルイ(深津絵里)がステージに立つと、大月錠一郎(オダギリジョー)のトランペットが聞こえてきた。

トミーが古いアルバムを探してくれていたのだ。

ルイ(深津絵里)が、大月錠一郎のトランペットとピアノをバックに歌っていると、ヒナタ(川栄李奈)がアニー・ヒラカワを負ぶってきた。

それを見たルイは、言葉を失い、ステージを降りてアニー・ヒラカワ(本名は安子ローズウッド)と抱き合うのだった。

その後、大月錠一郎や桃太郎もアニー・ヒラカワに挨拶をする。

大月錠一郎はジャズと出会った時のクリスマスの思い出を語ると、アニー・ヒラカワは柳沢定一(世良公則)がこの場所でジャズを打った時に、大月錠一郎も居た事を知って感激する。

年が明け、映画「サムライベースボール」がヒットしたころ、アニー・ヒラカワは再び来日し、雉真勇と神社を歩いていた。

橘安子(上白石萌音)はあのとき、ロバート・ローズウッド(村雨辰剛)とアメリカに渡り、ロバート・ローズウッドと結婚して、幸せに暮らしていたようだ。

雉真勇がアニー・ヒラカワという名前について尋ねると、アニー・ヒラカワは名字は平川先生にあやかり、名前は子供のころに雉真勇が安子をアンコと呼んでいたことが由来だと教えた。

そして、アニー・ヒラカワは映画「サムライベースボール」によって、世界を自由に行き来するという雉真稔(松村北斗)の夢が実現した事を喜んでいた。

ヒナタはラジオの英会話講師を務めていた。

アニー・ヒラカワは、柳沢健一(世良公則)の店で、オハギを食べる。

そのおはぎは「たちばな」という店のオハギだった。

「たちばな」は、終戦直後に橘金太(甲本雅裕)がオハギを与えた戦争孤児の少年だった。

少年は橘金太のおかげで、商売の楽しさを知り、「たちばな」という店を開いたのだという。

そこへ、雉真勇がやってくる。雉真勇はアニー・ヒラカワのために、水田きぬ(小野花梨)の孫・花菜を連れてきていた。

水田きぬは長いことを入院していたのだが、クリスマスのラジオでアニー・ヒラカワの声を聴いたのだという。

その後、アニー・ヒラカワは赤螺吉右衛門と再会する。

ある日の朝、アニー・ヒラカワはルイとヒナタとアンコを作り、ラジオの英会話講座を聴いた。

そして、アニー・ヒラカワはヒナタにアメリカに来て、本格的に英語と映画を勉強しないかと誘い、ヒナタはアメリカへと旅だった。

マスターの柳沢慎一(前野朋哉)は、トミー北沢の付き人になり、喫茶店は大月錠一郎(オダギリジョー)とルイが引き継いだ。

桃太郎は、水田きぬの孫・花菜に一目惚れし、翌年に結婚した。

2代目モモケンは、美咲すみれ(安達祐実)と結婚した。

ベリー(市川実日子)の娘・野田一恵は、茶道を継いで、映画村の社員・榊原と結婚したようだ。

桃太郎と花菜は結婚後、回転焼き屋「おおつき」を引き継ぎ、桃太郎は母校の野球部の監督になり、ジョージが野球部のコーチになった。

10年後、桃太郎は息子・剣とジョージを連れて、雉真繊維のユニホームを着て甲子園に出場した。

ある日、ヒナタは、ラジオの英会話講座を一緒に担当するローレンス先生(城田優)と話す。

そのとき、ローレンス先生がキーホルダーを落としたので、ヒナタがキーホルダーを拾うと、見覚えのあるキーホルダーだった。

なんと、ローレンス先生(城田優)は、ヒナタが子供の頃に映画村で出会ったアメリカ人の少年ビリーだった。

元彼の遺言状-あらすじと犯人ネタバレ

カムカムエヴリバディ-モデルのネタバレ

朝ドラ「カムカムエヴリバディ」には原作はありません。オリジナル脚本です。

しかし、「カムカムエヴリバディ」には、平川唯一(ひらかわ・ただいち)という実在のモデルが居るので、平川唯一の実話を紹介します。

平川唯一(ひらかわ・ただいち)は明治35年(1902年)2月に岡山県高梁市で、農家の次男として生まれました。

朝ドラ「おちょやん」のモデル浪花千栄子が明治40年生まれなので、平川唯一の方が5歳年上になります。

ちなみに、朝ドラ「エール」のモデル古関裕而は明治42年8月生まれです。

さて、平川唯一は小学校を卒業して実家の農業を手伝っていたのですが、父親はアメリカに出稼ぎに行ったきり、戻ってきませんでした。

そこで、帰国するように手紙を書いたところ、逆に父親から「アメリカに来なさい」と勧められたので、16歳の時にアメリカに渡り、父親の元で働きます。

1年ほどすると、父親が帰ることにしたのですが、当時は今のように簡単にアメリカへ行く事が出来ない時代だったので、平川唯一はアメリカに残ることにしました。

小学校しか卒業していない平川唯一は、英語など話せなかったので、アメリカの日本人向け販売店で働いていたのですが、ときどき、英語しか話せない客も来るので、仕事で困るようになってきました。

そこで、英語の勉強を始めるのですが、上手くいかないので、仕事を辞め、アメリカ人家庭の書生にしてもらい、17歳の時に現地の小学校に入学しました。

アメリカは飛び級制度があるので、3年で小学校を卒業して高校へ進学。高校時代に弁論大会に出場し、決勝まで進ほど英語が上達していました。

その後、ワシントン大学へと進学し、演劇を学んで、昭和10年にワシントン大学を首席で卒業しました。

卒業後、セントメリーズ・チャーチ教会の副牧師となり、昭和11年に日本人の滝田ヨネと結婚し、昭和12年に長男が生まれました。

この頃になると、アメリカで反日感情が高まっていたので、平川唯一は妻子を連れて帰国し、NHKの採用試験を受けて、外国向け放送のチーフアナウンサーとなりました。

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■カムカムエヴリバディ-モデルのネタバレ後編

戦後、平川唯一はNHKの通訳として、GHQと交渉していたのですが、NHK幹部の誤解を招き、NHKを退職します。

ところが、退職した1ヶ月後にNHKから英会話番組を依頼され、平川唯一は英会話番組を担当することになりました。

当時のNHKはGHQの監督下にあり、GHQの許可がなければ、番組は制作できないため、実質的にはGHQの意向と考えて良いでしょ。

さて、平川唯一は英会話番組を引き受けたものの、英語は話せても、英語を教える事は素人だったので困ってしまいます。

そこで、平川唯一は自分がアメリカの小学校で子供達と一緒に英語を学んだ事を思いだし、子供が母親から英語を学ぶように学べば良いのではないかと気付き、口まねという方法を思いついた。

さらに、平川唯一は敗戦で暗くなっている日本を少しでも明るくしたいと考え、童謡「証城寺の狸囃子」の替え歌で、「カム・カム・エブリバディ」という曲を作り、英会話番組のテーマ曲放送した。

すると、英会話番組が大ヒットし、平川唯一は敗戦国の日本で英会話ブームを起こしたのです。

しかし、英会話ブームはわずか5年で終わり、平川唯一のNHKの英会話講座も昭和26年(1951年)2月に放送を終了しました。

カムカムエヴリバディ-登場人物とキャストのネタバレ

●和菓子屋「たちばな」

  1. 橘安子(上白石萌音)・・・主人公
  2. 橘算太(濱田岳)・・・安子の兄
  3. 橘金太(甲本雅裕)・・・安子の父
  4. 橘小しず(西田尚美)・・・安子の母
  5. 橘ひさ(鷲尾真知子)鷲尾真知子・・・安子の祖母
  6. 橘杵太郎(大和田伸也)・・・安子の祖父

●豆腐屋「水田屋とうふ」

  1. 水田きぬ(小野花梨)・・・安子の幼なじみ
  2. 水田卯平(浅越ゴエ)・・・「水田屋とうふ」の店主

●雉真繊維(きじませんい)

  1. 雉真稔(松村北斗)・・・雉真家の長男
  2. 雉真勇(村上虹郎)・・・雉真家の次男
  3. 雉真千吉(段田安則)・・・雉真繊維の社長
  4. 雉真美都里(YOU)・・・千吉の妻
  5. 雉真雪衣(岡田結実)・・・雉真家の嫁
  6. 雉真るい(深津絵里)・・・橘安子(上白石萌音)の娘

●岡山編

  1. ロバート・ローズウッド(村雨辰剛)・・・米軍将校
  2. 柳沢定一(世良公則)・・・喫茶店のマスター
  3. 柳沢健一(前野朋哉)・・・マスターの息子
  4. 小川澄子(紺野まひる)・・・主婦
  5. 赤螺吉兵衛(堀部圭亮)・・・ケチ兵衛
  6. 田中(徳井優)・・・借金取り
  7. 小椋くま(若井みどり)・・・おぐら荘の大家
  8. 村野タミ(西川かの子)・・・雉真家の女中
  9. 神田猛(武井壮)・・・海軍主計中佐
  10. 平川唯一(さだまさし)・・・ラジオ英会話の講師

●カムカムエヴリバディ-大阪編

  1. 雉真るい(深津絵里)・・・橘安子(上白石萌音)の娘
  2. 大月錠一郎(オダギリジョー)・・・クリーニング店の客
  3. ベリー(市川実日子)・・・大月錠一郎を好きな女子大生
  4. トミー北沢(早乙女太一)・・・トランペッター

●その他

  1. 桃山剣之介(尾上菊之助)・・・銀幕スター

■登場人物

●橘安子(たちばな・やすこ)

橘安子(上白石萌音)は、日本でラジオ放送が始まった1925年3月22日に、岡山県岡山市の和菓子屋「たちばな」で生まれ、「たちばな」の看板娘として育ち、ラジオ講座をきっかけに英語を学び始める。

●橘金太(たちばな・きんた)

橘金太(甲本雅裕)は、御菓子司「たちばな」の2代目で、餡子の味を大切にして、和菓子作りに精を出している。橘安子(上白石萌音)の父親である。

●橘算太(たちばな・さんた)

橘算太(濱田岳)は、橘安子(上白石萌音)の兄で、御菓子司「たちばな」の長男である。御菓子司「たちばな」を継ぐために和菓子の修行を始まるのだが、和菓子に興味が無いようで、修行に身が入らない。

●橘小しず(たちばな・こしず)

橘小しず(西田尚美)は、橘安子(上白石萌音)の母親で、御菓子司「たちばな」の女将さんとして店を切り盛りしている。

●橘ひさ

橘ひさ(鷲尾真知子)は、橘安子(上白石萌音)の祖母で、おしるこは絶品である。

●橘杵太郎(たちばな・きねたろう)

橘杵太郎(大和田伸也)は、橘安子(上白石萌音)の祖父である。御菓子司「たちばな」の初代大将で、職人には厳しいが、橘安子には優しい。

●雉真稔(きじま・みのる)

雉真稔(松村北斗)は、雉真繊維の社長・千吉の長男で、英語が堪能。大学生ながらに、雉真繊維の海外進出を目指しており、橘安子(上白石萌音)に大きな影響を与える。

●雉真勇(きじま・いさむ)

雉真勇(村上虹郎)は、雉真繊維の社長・千吉の次男で、甲子園を目指している。橘安子(上白石萌音)の同級生で、橘安子に好意を抱いているようだ。

雉真千吉(きじま・せんきち)

雉真千吉(段田安則)は、岡山の名門・雉真家の当主で、繊維会社「雉真繊維(きじませんい)」を立ち上げて、1代で大企業へと育て上げたやり手の社長である。

●水田きぬ(みずた・きぬ)

水田きぬ(小野花梨)は豆腐屋「水田屋とうふ」の娘で、橘安子(上白石萌音)の同級生である。

ロバート・ローズウッド(村雨辰剛)

ロバート・ローズウッドは進駐軍の将校として来日したが、日本では英語が通じずに困っているところを、平川唯一(さだまさし)のラジオ英会話放送で英語を勉強していた橘安子(上白石萌音)に助けられ、橘安子に大きな影響を与える。

柳沢定一(やなぎさわ・ていいち)

柳沢定一(世良公則)は、雉真稔(松村北斗)が通う喫茶店「ディッパーマウス・ブルース」のマスターで、コーヒーとジャズをこよなく愛している。

柳沢健一(やなぎさわ・けんいち)

柳沢健一(前野朋哉)は、柳沢定一(世良公則)の息子で、父・定一とともに喫茶店「ディッパーマウス・ブルース」を切り盛りしている。

小川澄子(おがわ・すみこ)

小川澄子(紺野まひる)は大阪の主婦で、平川唯一(さだまさし)のラジオ英会話番組「カムカム英語」を聴いており、橘安子(上白石萌音)が「カムカム英語」を聴くようになる切っ掛けを作る。

田中(徳井優)

田中(徳井優)は強面の借金取りで、橘安子(上白石萌音)の実家である和菓子屋「たちばな」に借金の取り立てに訪れる。

小椋くま(若井みどり)

小椋くま(若井みどり)は大阪にある「おぐら荘」の大家で、大阪の大学に進学する雉真稔(松村北斗)を下宿させる。

村野タミ(西川かの子)

村野タミ(西川かの子)は、岡山県で繊維会社「雉真繊維(きじませんい)」を営む雉真家で働く女中で、雉真家の人々が幸せに暮らせるように家政に尽くしている。

雉真るい(深津絵里)のネタバレ

雉真るい(深津絵里)は、橘安子(上白石萌音)の娘で、18歳の時に岡山を飛び出して大阪へ行き、「竹村クリーニング店」を営む竹村平助(村田雄浩)と知り合い、「竹村クリーニング店」で住み込みで働くようになる。

そして、雉真るい(深津絵里)は「竹村クリーニング店」の常連客・大月錠一郎(オダギリジョー)と出会うのだった。

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コメント欄

面白かったです

  • 投稿者-
  • 杉山可南

神社で稔が安子に「僕と結婚してください」に還暦の私は「はい」と返事をしてしまいました。自分の年を考えずに。稔さん、大好き!必ず生きぬいて欲しい。帰ってきて!

  • 投稿者-
  • 岡祐子

小生は、もと クリーニング師の試験官ですが
ルイちゃんの アイロンの持ち方、染み抜きのしかた、非常に 上手! 今のクリーニング師を受験する人たちは、みならうべきだ!

  • 投稿者-
  • 森 康宏

平成元年の頃に地元のNHKでアルバイトをして、その後に東映でもアルバイトをしました。
ドラマを観ていると、想い出に浸ってしまいます。
米米ファンで、さだまさしさんのファンなので、全集中してます。

  • 投稿者-
  • 後口 緑

今マンでの朝ドラで最低だね~ ヒロイン誰だか不明・・・NHKは視聴料を取るんだったら、コンテンツの吟味が必要

  • 投稿者-
  • あきら

 NHKの英語講座に誘ったNHK女性職員が気になります。昔、家にラジオ英語講座を聞きに来ていた親子がいたと話していましたね。安子さんが家の外でラジオを聞いていたあの家の娘さんですよね。最終回にはあのネタは回収されるのかな。

  • 投稿者-
  • 新生再座

■新生再座さんへ
鋭いご指摘ですね。ヒナタにラジオ講座の講師を依頼した女性は、安子がラジオを盗み聴きしていた家の娘で間違いないでしょう。

ただ、朝ドラ的には、その会話で伏線を回収している扱いになると思います。残りの時間的にも、これ以上、掘り下げる可能性は低いと思います。

  • 投稿者-
  • 管理人