おちょやん-竹井千代が鶴亀撮影所で天海一平と再会する実話

NHKの朝ドラ「おちょやん」の竹井千代(杉咲花)が鶴亀撮影所で天海一平(成田凌)と再会する実話のネタバレです。

■竹井千代が天海一平と再会する実話

朝ドラ「おちょやん」では、天海一平が鶴亀撮影所の脚本部に入っており、鶴亀撮影所の女優となった竹井千代は鶴亀撮影所で天海一平と再会するが、実話では再会していない。

実話では、竹井千代のモデル浪花千栄子は、村田栄子一座を辞めて映画の東亜キネマに入った。

天海一平のモデル2代目・渋谷天外も、「志賀廼家淡海一座」に居たとき、ロマン・ローランの芝居「狼」を観て感銘を受け、「志賀廼家淡海一座」の芝居が汚いと思い、「志賀廼家淡海一座」に籍を置いたまま、東亜キネマの脚本部に入った。

つまり、天海一平が鶴亀撮影所の脚本部に入るのも実話であり、竹井千代が鶴亀撮影所の女優になるのも実話である。

では、どこが史実と異なるかというと、時期である。

2代目・渋谷天外が東亜キネマの脚本部に入ったのは、大正14年4月で、大正14年11月に東亜キネマを退職した。

一方、浪花千栄子が東亜キネマに入ったのは大正15年なので、既に2代目・渋谷天外は東亜キネマを辞めていたのです。まさに、運命のすれ違いである。

スポンサードリンク

コメントを投稿する

コメントは正常に投稿されていますが、反映に時間がかかります。