美丘(みおか)の前半の感想

ドラマ「美丘(みおか)」の第6話が終了したので、原作のあらすじとの比較やネタバレを含めながら、前半部分の感想を書きます。

ドラマ「美丘」は、かなり原作をレイプしています。原作をそのままドラマ化すれば名作になったと思うのですが、変にアレンジしたのでつまらなくなっています。

ドラマでは、原作にはほとんど登場しない母親の峰岸佳織(真矢みき)が主張し過ぎです。峰岸美丘(吉高由里子)より、真矢みきの方が存在感があるので、邪魔に感じました。そもそも、原作通り家族はほとんど登場させず、峰岸美丘と橋本太一の2人の話に集中して欲しかったです。

さて、ドラマの第6話でようやく2人は同棲(引っ越し)を始めました。原作では、2人は同棲を始める前にレイブパーティーへ行き、そこで秘密の約束を交わすのですが、このままでは「秘密の約束」や美丘が「白いリンゴ」と呼ぶiPodはドラマには登場しないのではないかと心配してしまいます。

(第7話のあらすじを見ると、2人はロックフェスティバルに出かけ、ロックフェスティバルへ向かう途中のバス内で峰岸美丘は、病気が発症して倒れるようです。)

また、峰岸美丘は、手術で人工硬膜(ライオデュラ)を移植したため、クロイツフェルト・ヤコブ病(クロイツフェルト・ヤコプ病)に感染するのですが、今までのあらすじからすると、ドラマでは「ヤコプ病」の病名は出ずに終わりそうです。

原作が石田衣良の小説「美丘」で、福山雅治が主題歌を担当しているのに、視聴率10%を切るの明らかにアレでしょう。

ようやく、福山雅治が主題歌「蛍」も聞き慣れてきたので、後半はなんとか盛り上げて欲しいです。

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