霧に棲む悪魔-最終回のあらすじと結末ネタバレ
入山法子が出演するフジテレビ系のミステリードラマ「霧に棲む悪魔」の最終回(第60話)のあらすじと結末のネタバレです。
第59話のあらすじは「霧に棲む悪魔-第59話のあらすじ」をご覧下さい。原作や主題歌については、「霧に棲む悪魔の原作や主題歌」をご覧ください。
ある日、龍村圭以(入山法子)は記者会見を開き、「私が行方不明の間に、私に似た人間の遺体が見つかり、間違って龍村圭以として埋葬してしまった。私自身、記憶を失っており、行方不明については詳しいことは分からない」と発表した。
御田園陽一(戸次重幸)については、宮下貴金属の社長・宮下時彦(矢島健一)が「アラブで進めていたサラマンダープロジェクトの失敗に悩んでいた」と説明した。
弁護士の木島誠吾(鶴田忍)は、DNA鑑定により龍村圭以(入山法子)が本物と証明されたこと報告した後、サラマンダープロジェクトの失敗により、龍村家はグループの株をメーンバンクへ譲渡して、龍村グループから撤退することを発表した。
さらに、龍村圭以(入山法子)は、70年前に龍の眠る丘で起きた坑道の事故について発表した。
ある日、蓮見依子(中田喜子)は龍村圭以(入山法子)に「あの人は馬鹿よね。私が外国へ逃げる手はずを整えてあげたのに。あの男は野心ではなく、貴女を選んだ。貴女は最後まで、記憶を失ったことで押し通したのね」と話す。
龍村圭以は「龍村ファームを返していただければ、罪に問わない。それが約束ですから。ただ、もうお付き合いは無いと思います」と答えた。
蓮見依子(中田喜子)がレストラン「ロータス」へ戻ると、影山仁(大沢樹生)が入ってきた。腹を刺された影山仁は、元気になっていた。
蓮見依子(中田喜子)は何か言いかけたが、平木麻里(田島ゆみか)が入ってきたため、言葉を飲み、「良い旅をね」と言って影山仁(大沢樹生)を送り出した。
そして、蓮見依子(中田喜子)は、龍村家との養子縁組を解消した平木麻里(田島ゆみか)に、「私の養子にならない?」と持ちかけるが、平木麻里は「金持ちはこりごりです」と断った。
一方、影山仁(大沢樹生)は日浦晴香(京野ことみ)の部屋を訪れ、弁護士を辞めたことを報告し、今後は外国でワイナリーを経営する友達のビジネスを手伝うことを明かした。
すると、日浦晴香(京野ことみ)は「いつか遊びに行っても良い?」と言って微笑んだ。
ある日、安原浅子(岡まゆみ)が龍村玄洋(榎木孝明)の部屋を訪れた。安原浅子は「お忘れですか?浅子です」と尋ねて、話し始めた。
27年か28年前のことだった。安原浅子(岡まゆみ)は、山奥の駅の待合室で、薬草を探して山を歩き回っていた龍村玄洋(榎木孝明)と出会った。その時、龍村玄洋は足をくじいていたため、安原浅子は知り合いの温泉宿を紹介した。
安原浅子は温泉宿へ通ううちに龍村玄洋と親しくなったが、いつしか龍村玄洋は黙って消えてしまった。
ある日、安原浅子(岡まゆみ)は雑誌で龍村礼司の記事を見て、龍村家を訪れた。そして、安原浅子の親しくなったのは、弟の龍村礼司ではなく、兄の龍村玄洋(榎木孝明)だったことを知ったのだった。
安原霧子(入山法子)が自分の娘だったことを知った龍村玄洋(榎木孝明)は、龍の眠る丘にある安原霧子の墓にすがって泣いた。
あるとき、龍村圭以(入山法子)は安原霧子(入山法子)の墓の前で、谷底での出来事を思い出していた。龍村圭以が北川弓月(姜暢雄)と抱き合っていると、崖が崩れてきた。
崖崩れに気付いた御田園陽一(戸次重幸)は北川弓月(姜暢雄)を助け、身代わりになって崩れ落ちてきた木に打たれて死んだのだった。
龍村圭以(入山法子)が立ち去ろうとすると、北川弓月(姜暢雄)がやってきた。
北川弓月は、ダンサー兼振り付け師をすることになり、日本をはなることになったことを安原霧子(入山法子)に報告すると、安原霧子を抱きしめてキスをした。「霧に棲む悪魔-最終回の感想」へ続く。