霧に棲む悪魔-最終回の感想
入山法子出演する昼ドラマ最大のミステリードラマ「霧に棲む悪魔」が最終回(第60話)のネタバレと感想の後編です。
このページは「霧に棲む悪魔の感想-戸次重幸はミスター残念」からの続きです。
■龍村圭以(入山法子)について。
龍村圭以(入山法子)が最後に北川弓月(姜暢雄)とキスした。龍村圭以がキスした理由が理解できない。龍村圭以は御田園陽一の妻として生きていくことを決意したのではなかったのか。
龍村圭以(入山法子)は結局、北川弓月(姜暢雄)と御田園陽一(戸次重幸)とのどちらが好きなのか分からなかった。
■北川弓月(姜暢雄)について。
「弓矢をもった勇者が龍を倒す」という龍伝説があったので、北川弓月(姜暢雄)が龍を倒すのかと予想していたが、全く関係はなかった。
北川弓月(姜暢雄)はダンサー兼振り付け師として、海外へ行くことになるのだが、最後に龍村圭以(入山法子)を抱いてキスした。
北川弓月(姜暢雄)は一度フラれたのだから、龍村圭以(入山法子)を抱くなよ、と思ってしまった。
北川弓月(姜暢雄)は対馬諭吉(斉藤暁)の居る漁師町へ戻らなくても良いのだろうか。確か、北川弓月が居なくなったため、漁師町の人妻たちが騒ぎ出したのではなかっただろうか。
■日浦晴香(京野ことみ)と影山仁(大沢樹生)。
日浦晴香(京野ことみ)は影山仁(大沢樹生)と仲良くなれたので良かった。影山仁はブラジルへ行くので、日本の真裏になるが、愛に距離は関係無い。2人は幸せになって欲しい。
日浦晴香(京野ことみ)は原作小説「白衣の女」では、ブサイクで可哀想な役だったので、日浦晴香が影山仁と幸せになって欲しいものである。
とはいえ、影山仁(大沢樹生)は悪魔側の弁護士だったし、蓮見依子(中田喜子)を裏切ったので、何かダメージを受けて欲しかった。
■龍村玄洋(榎木孝明)について。
最終回で龍の眠る丘まで外出した龍村玄洋(榎木孝明)は白粉が取れていた。白粉は何の意味だったのかは謎のままである。盗聴を記録したUSBメモリーも不明のままに終わった。
龍村玄洋(榎木孝明)は龍村家の血を継ぐ子供を作ろうとしていたが、安原霧子(入山法子)が自分の子供だったことを、荻野美知子(広岡由里子)から告白され、絶叫していた。
龍村玄洋(榎木孝明)は安原浅子(岡まゆみ)と結婚して、幸せになれば良いと思う。ただ、白粉の意味はネタバレして欲しかった。
さて、全体的に観ると、「ゴシュは死んだ」だけで引っ張りすぎた感じがする。毎週1つのネタを投入して、少しずつ伏線を回収して欲しかった。
全60話は長かった。面白いとかつまらないを超越して「疲れた」という感想が一番近い。本当にお疲れ様である。
さて、ドラマ「霧に棲む悪魔」が終わったばかりであるが、早いドラマであれば7月4日から夏ドラマが始まる。2011年7月期の夏ドラマは何を観ようか悩むところである。
2011年7月スタートの夏ドラマについては、「2011年7月期の夏ドラマの一覧」をご覧下さい。
ドラマ「霧に棲む悪魔」の原作や主題歌については、「霧に棲む悪魔の原作や主題歌」をご覧ください。
コメント欄
色々と中途半端のままのネタが多くて、消化不良の感がありますが、なんと言っても一番理解に苦しむのが、御田園と圭以の二人の心情ですね。依子との決着で圭以は、愛は何より強い、みたいなことを言っていたけれど、御田園は一番はお金で圭以はあくまで二番(でもどっちも欲しかったらしいが)、圭以にとってはあの丘が一番で、愛は二人の男のうちどっちでもよかった、と言う風に「愛」など結局付け足しみたいな物に見えました。
でもドラマは結局引っ張られながら最後まで見ましたし、ここの感想にもとても楽しませて頂きました~(^^)。これからも遊びにきまーす!
終わってしまいましたね。
確かに最後の終わり方はモヤモヤ感が残ってしまいました。
影山と晴香さんには幸せになって欲しいですが…
依子さん達悪魔集団に何も天罰がくだらなかったのは頂けません!
せめて玄洋さんが今までの事を悔い改め、USBを公開するかして悪魔軍団を失脚させて欲しかったです。
霧子はもしかしたら礼司の浮気で出来た子供かな?って思ったりもしましたが玄洋さんの子供だったんですね。
スペシャルとかで中途半端に残ったモヤモヤを解消する話をして欲しいですね?
ちなみに圭衣の行動は『機動戦士ガンダム0083 スターダスト・メモリー』の
主人公コウ・ウラキ・敵役アナベル・ガトー・二人の間で揺れるニナ・パープルトンのパターンに似ていてちょっと不快感がありました。(知らなかったらごめんなさい)
なんやかんやで結局最後まで見入ってしまいました。
いろいろありがとうございました。
本当にお疲れさまでした。
ミスター残念を始め色々残念は多いですが、個人的には依子さんが単に財産目的でしかなかったのが残念でした。
あの上品な微笑みと腹黒さを上手に演じてらして結構好きだったんですが。あれだけ龍村の財産に執着してたので、実は復讐目的とか、何か裏があって欲しかったです。
圭以のコロコロ変わる心情もよくわからず…最後で愛だの言われても。
ミステリードラマなのか愛憎ドラマなのか、すごく血迷った結果だったと思います。
晴加と弁護士が良い感じにまとまったのが何とか救いですね。
とにかくお疲れさまでした。
ドラマよりもこちらの感想や結末予想を読むのが毎日楽しかったです。そのためにテレビの前に座っているようなものでした(笑)
感想、楽しく読ませていただきました。主様の「疲れた」という表現が、とても的を射ていてよかったですw。
わたくしも疲れました。最後がアレだっただけに余計w
この作品は仕切りなおして1クールの連ドラで見たいですね。
コメントありがとうございます。管理人です。色々と不満が残るドラマでしたが、終わってしまうと寂しいものです。
1時25分に鳴り響く時計のアラームが、帰らぬ主人を待つ忠犬ハチ公のように思えてきました。
7月から始まる夏ドラマは何を観るか決めていませんが、何かのドラマでお会いしましょう。