アスコーマーチの意味とネタバレ

武井咲が出演するテレビ朝日の日曜ナイトドラマ「アスコーマーチ!県立明日香工業高校行進曲」の最終回(第9話)「最終回!さよなら!!男子25人にありがとう感動の結末…」の感想です。


ドラマ「アスコーマーチ」の最終回のあらすじは「アスコーマーチ最終回と結末のあらすじ」をご覧下さい。
ドラマ「アスコーマーチ」が最終回(第9話)を迎えて終了した。放送回数が少ないので、打ち切りのようにも思えるが、テレビ朝日の日曜深夜枠は約9話で最終回を迎えるので、打ち切りではないだろう。
初回視聴率は7.5%だったが、最終回の視聴率は5.0%で、平均視聴率は5.96%と、視聴率は軟調に終わった。
さて、最終回でアスコーマーチの意味が明らかとなった。アスコーマーチとは、アスコーと呼ばれる明日香工業高校の3年生が卒業まえに廃材を使って作品を作る伝統行事のことだった。
最初は廃材を処理場へ運ぶだけだったが、廃材を楽器代わりにして、音楽を奏でながら歩いたため、アスコーマーチと呼ばれるようになった。
形ある物はいつかわ壊れる。先人は壊れた物を観て、新しい物を作ってきた。アスコーマーチの本当の意味は、作った物を自分たちで壊し、物が壊れる行程を観ることだった。
ドラマ「アスコーマーチ」は、マークシートの記入ミスで志望校へ進学できなかった吉野直(武井咲)が明日香工業高校へ入学してから、2年生になるまでの1年間を描いた話しで、最終回は可もなく不可もなくという内容だった。
吉野直(武井咲)は、元・子役の横山有人(アルト=松坂桃李)にも、ネジ工場の息子・玉木誠(賀来賢人)にも付き合わずに終わった。
武井咲はドラマ「ゴールド」「大切なことは君が教えてくれた」で脱いでいた。武井咲は脱ぎっぷりの良さに注目しているのだが、ドラマ「アスコーマーチ」では入浴シーンに留まった。
ただ、ドラマ「アスコーマーチ」では、武井咲は顔面からオイルを被る、顔面オイルを会得したので、女優や芸人としての幅は広がったと思う。
一方、横山有人(松坂桃李)はドラマ「俺の空・刑事編」のオーディションを受けられなかったが、キャバクラ嬢・長沼京子(松山メアリ)の働きにより、プロデューサーと会うことができるようになった。
横山有人(松坂桃李)は東京で俳優をするようだが、ドラマ「俺の空・刑事編」に出演できるかどうかは不明である。
ドラマ「俺の空・刑事編」は2011年の秋ドラマで、主役を一般人から公募しており、2011年7月4日時点では、主役候補は10人に絞られ、最終選考を行っている。
松坂桃李は所属事務所に所属しているので主人公になる資格はないが、ここまでネタフリをしているのだから、何らかの役でドラマ「俺の空・刑事編」に出演するのだろう。
他方、玉木誠(賀来賢人)の実家のネジ工場は結局どうなったのかは分からなかった。
玉木誠(賀来賢人)のネジ工場は倒産したが、新しい機械を入れてネジ工場を再開しようとしていた。
ところが、父親が信用していた知人に騙されて、型番違いや錆びて動かない中古の機械を売りつけられ、ネジ工場の再開は困難となった。
その後、ネジ工場がどうなったのかは不明だが、玉木誠(賀来賢人)は明日香工業高校の定時制へ転校するのだから、ネジ工場は再開したものだと信じたい。
さて、残念なのは、吉野直(武井咲)の祖父・吉野富士男(笹野高史)に秘密がなかった点である。吉野富士男は単なる明日香工業高校の卒業生だった。
せめて、吉野富士男には、「アスコーマーチを初めたのが吉野富士男だった」という位の秘密は欲しかった。
ドラマ「アスコーマーチ」の原作や主題歌は、「アスコーマーチの原作と主題歌」をご覧ください。

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