IS(アイエス)男でも女でもない性のあらすじ
福田沙紀が出演するテレビ東京のインターセクシャル系ドラマ「IS(アイエス)男でも女でもない性」の第1話「究極の選択」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。
IS(アイエス)の主題歌や原作は「2011年の夏ドラマの主題歌と原作」をご覧下さい。
ある日の朝、星野春(福田沙紀)は自室でスカートをはいていた。部屋を覗きに来た星野陽子(南果歩)は「ファスナーが前に来ている」と言って笑う。星野春は今日から女子高生になるのだった。
白咲高等学校の調理科へ入学した星野春(福田沙紀)は、バスに乗り、白咲高等学校へと向かった。
16年前のある日、星野陽子(南果歩)は星野春を出産したが、翌日になっても、星野陽子は生まれた赤ちゃんと会えなかった。
あるとき、星野陽子(南果歩)夫婦は医師に呼び出され、赤ちゃんは外見から判別が難しい「インターセクシャル…IS(アイエス)」であることを告げられた。確率的には4500人に1人とも2000人に1とも言われる症例だった。
医師は星野陽子(南果歩)が出産した赤ちゃんを連れてきて説明した。赤ちゃんには、女の子の性器にしては大きすぎる突起物と、男の子には存在しない穴が存在した。
医師は「事実は事実として受け止めて頂かないといけない。そのうえで、性別を決めなければならない」と告げ、「性別を決めたら、手術で性器を調節し、ホルモン剤で成長を調整する」と治療方針を示した。
星野陽子(南果歩)は、「4500人に1人なら少ない数じゃない。だれかISの家族を紹介して頂けないでしょうか」と頼む。
すると、医師は「確かに少ない数じゃない。しかし、家族はデリケートな問題を話したがるでしょうか?家族は外科的手術を終えた後、ひたすら隠し続けるんですよ。性別を決めて性器の手術をする。そして、男か女に近づけていく。この決断は早いほうが良い」とアドバイスした。
ある日の夜、ナースステーションを訪れた星野陽子(南果歩)は、看護婦に「もう1度、顔だけでも観たい」と頼み、看護婦から赤ちゃんを受け取った。
その後、星野太郎(高橋ジョージ)が病院を訪れるが、星野陽子(南果歩)の姿が病室には無かった。星野太郎や看護婦は病院内を探す。
星野太郎は外階段を登る星野陽子を見つけた追いかけて、屋上で赤ちゃんを抱いた星野陽子を確保する。星野太郎は「下ばっかり向いてないで、上を向こう」と言って、夜空を見上げた。
翌日、医師は星野陽子(南果歩)らに「子宮と卵巣が認められました。精巣は認められませんでした。どちらかと言えば、女です。早く性別を決めなければなりませんが、手術の前に出生届けを出さなければなりません」と告げた。
病室に戻った星野陽子(南果歩)は星野太郎(高橋ジョージ)に、「男でも女でも大丈夫な名前を考えてたの」と言い、窓の外を指さした。星野太郎は「桜?」と尋ねると、星野陽子は「ここから見える景色全部よ」と笑った。
その日、星野太郎(高橋ジョージ)は、生まれた子供の戸籍を届け出た。性別は女となっており、子供は星野春(はる)と名付けられていた。
ある日、田舎から星野太郎(高橋ジョージ)の両親がやってきた。星野太郎は両親に生まれた子供・星野春がISであることを打ち明けた。母親は顔を覆って泣き出した。
両親が帰ると、星野陽子(南果歩)は星野太郎(高橋ジョージ)に「性別は春に決めさせてあげたい。手術はその時にすればいいと思う。ISの子の親として変かな?」と打ち上げる。
星野太郎は「それでいいと思う。ISの子の親である前に、春の親だ」と同意した。
どころが、数日後、医師が星野陽子(南果歩)に「精巣が見つかったので、性別を決めて頂かなくてはならない。このままでは、精巣が腸に絡まっており、命に関わる」と告知した。
先日、星野春は高熱を出していた。高熱の原因となる嵌頓(カントン)ヘルニアを取り除くために開腹手術したところ、星野春の腸の奥に卵巣を発見したのだった。
星野陽子(南果歩)は「命には代えられない」と言い、医師に手術を頼んだ。こうして、星野春の体は女になったのだった。「IS(アイエス)男でも女でもない性のネタバレ」へ続く。