チームバチスタ3の真犯人(黒幕)は斑鳩芳正

高橋克典が出演するミステリードラマ「チームバチスタ3-アリアドネの弾丸」の第2話の感想と真犯人(黒幕)の予想です。第2話の視聴率は11.6%でした。


チームバチスタ3-第2話のあらすじは「チームバチスタ3の第2話のあらすじ」をご覧ください。夏ドラマの原作や主題歌は「2011年7月期の夏ドラマのまとめ」をご覧下さい。
ドラマ「チームバチスタ3-アリアドネの弾丸」の第2話も面白かったが、第2話の視聴率は11.6%と落ち込んでいる。
医療系ドラマは、スーパードクターが登場して、「これさえあれば、どんな病気でも治してしまう」と思えるような国士無双の活躍をするのだが、ドラマ「チームバチスタ3」は第2話でAI(死亡時画像診断)の欠点を持ってきた。面白い展開である。
白鳥圭輔(仲村トオル)はAIを推進しているが、本当は白鳥圭輔が最もAIを信じていないのではないか、という展開も、白鳥圭輔の過去を十分に想像させる作りになっているので面白い。
さて、第2話で死亡してAIにかけられたのは、熟女の谷口市子(あめくみちこ)だった。谷口市子は風呂溺(ふろでき=お風呂場で溺死すること)していたのだが、遺族が不審に思いAIを依頼した。
谷口市子の遺体をCTで検査するが、事件性は発見できず。その後の承諾解剖で様々なことが判明し、事件解決へとつながっていく。
AIと司法解剖の対決としては面白いのだが、谷口市子の体のアザや頭部の打撲痕は、外見から判断できるので、嘱託医や検死官で発見できるレベル出はないのかという疑問が残る。
嘱託医や検死官は事件を隠蔽するために、警察庁の斑鳩芳正(高橋克典)の指示で、情報を隠しているのではないか。
斑鳩芳正は「いかるが・ほうせい」と読む。読み方が難しい。斑鳩芳正(高橋克典)はAIの弱点をリークしていたので、事件を隠蔽したり、マスコミをコントロールする情報操作部門に所属してるのだろう。
AI(死亡時画像診断)は、MRIやCTで死体を検査することだが、生きている人間を診断する時は画像の判断の仕方が違うらしい。生きた人間のMRIなら解る白鳥圭輔(仲村トオル)でも、AIの画像は読めなかった。
第2話までも登場人物で、AIの画像を読めるのは、放射線科の准教授・島津吾郎(安田顕)だけである。島津吾郎はAIの権威なので、「AIで発見できる証拠」も「AIでは発見できない証拠」も熟知しているだろう。
だとすれば、AIの盲点を利用した殺人トリックで、縦型MRIのエンジニア友野優一(矢柴俊博)を殺害し、事件を闇にほお無理去ることも可能だ。ただし、現時点では動機がみあたらない。
検死官によると、友野優一(矢柴俊博)の死亡推定時刻は午後9時ごろだった。
しかし、縦型MRIの地場を調整するコンピューターには、友野優一(矢柴俊博)が死亡推定時刻後の午前0時33分にログインした記録が残っていた。
白鳥圭輔(仲村トオル)は、友野優一(矢柴俊博)の死亡から3時間後に、何者かがコンピューターにログインしたと考えているようだが、これはミスリードだろう。
死亡推定時刻は簡単にずらせるため、友野優一(矢柴俊博)はコンピューターにログインした午前0時33分まで生きていたと考える方が自然だ。
真犯人(黒幕)がアリバイを作るために、午前0時33分の死亡推定時刻をずらしたのであれば、バーで酒を飲んでいた笹井スミレ(小西真奈美)や斑鳩芳正(高橋克典)が怪しくなる。
第2MRI室内にあったガスボンベを使えば、死亡推定時刻はずらせると思うが、第2話では殺害の方法までは予想できない。
総合的に判断すると、ドラマ「チームバチスタ3-アリアドネの弾丸」の真犯人(黒幕)は、斑鳩芳正(高橋克典)か島津吾郎(安田顕)だろう。
真犯人を1人に絞るのは難しいが、アリバイ工作を重視して、真犯人は斑鳩芳正(いかるが・ほうせい=高橋克典)だと予想する。「チームバチスタ3-第3話のあらすじ」へ続く。
ドラマ「チームバチスタ3-アリアドネの弾丸」の原作や主題歌は「チーム・バチスタ3の原作と主題歌」をご覧ください。

コメントを投稿する

コメントは正常に投稿されていますが、反映に時間がかかります。