天使の代理人エピソード1最終回のあらすじとネタバレ
ドラマ「天使の代理人」エピソード1最終回(第7話)のあらすじとネタバレです。
病室のベッドで、佐藤雪絵(加賀美早紀)は「私のことが憎かったんでしょ」とうなされるように言う。
佐藤有希恵(星野真里)は、チャンスを狙って天使の代理人のふりをしていた。最初は佐藤雪絵のことを憎んでいたが、お腹の赤ちゃんを憎むことは出来ず、本当の天使の代理人になろうと決意したことを明かした。
退院した佐藤雪絵は自分の部屋で、「私たちもう友達だよね。子供が生まれても今まで通り友達でいてくれるよね」と言う。しかし、佐藤有希恵は答えなかった。
出産のおしるしから6日後の夜、佐藤雪絵から陣痛がきたという電話が入る。佐藤信吾(窪塚俊介)も行こうとするが、それを制止して佐藤有希恵は1人で佐藤雪絵のアパートへ向かう。
病院へ着くと、佐藤雪絵は子宮口が開くまでベッドで待機することになった。佐藤有希恵は柿沼勇介(加治将樹)に電話するが、電話に出ない。
そこへ佐藤信吾から電話がかかってくる。佐藤有希恵は佐藤雪絵の状況を説明して、柿沼勇介と連絡がとれないことを話した。
佐藤信吾は柿沼勇介の職場へ向かった。佐藤信吾は居酒屋で会った若者が柿沼勇介であることを知り、柿沼勇介経由で天使の代理人の正体がバレたことを悟る。そして、もうすぐ男の子が生まれることを伝える。
出産が近づき、佐藤雪絵は分娩室へ向かう。雪絵は「代理人さんも一緒に来て」と頼むが、立ち会いは家族しかできない決まりだった。佐藤有希恵は「自分の力を信じて、赤ちゃんと一緒に戦ってらっしゃい」と送り出す。
佐藤信吾が病院へやってきた。それに遅れて、柿沼勇介も病院へ駆けつけた。勇介は直ぐに分娩室へ向かう。
夜が白々と明けたころ、待望の赤ちゃんが生まれた。赤ちゃんを抱いた佐藤雪絵は「管理人さんにご挨拶しましょうね」と赤ちゃんに微笑む。
桐山冬子(市毛良枝)が佐藤有希恵を呼びに行くと、待合室に姿はなかった。
佐藤有希恵は帰り道で、「自信がないのよ。自分がどんな気持ちになるのか。生まれた赤ちゃんを見たら嬉しいだけじゃ終わらない。きっと羨ましくてたまらなくなる。それが怖いの。でもね。私今晴れ晴れとしている。雪絵さんお疲れ様。本当におめでとうって心から。なんか暖かい物で胸がいっぱいに満たされている」と佐藤信吾に話す。
1ヶ月後。佐藤雪絵の部屋には、雪絵と赤ちゃんをあやす柿沼勇介の姿があった。佐藤有希恵の携帯電話の番号を変え、再び現れることはなかった。
柿沼勇介「どうして番号を変えちゃったんだろうね」
佐藤雪絵「管理人さんがそれが良いと思ったならそれで良い」
柿沼勇介「名前も家も知ってるしな。会おうと思えば会えるし」
佐藤雪絵「いつかそういう日がくればね」
ある日、佐藤信吾が家のポストに入っていた封筒を持ってくる。消印は無く、宛名は「代理人さんへ」となっていた。中の手紙には「代理人さんへ。ありがとう忘れないよ。雪絵・勇介・誠」と書いてあった。
佐藤有希恵は亡くなった赤ちゃんに「まこと」と名付けたことは、佐藤雪絵に話していなかった。有希恵は手紙を見て「生まれ変わったんだわ。まことは雪絵さん家のあかちゃんに」とつぶやくのだった。
注意:ドラマ「天使の代理人」エピソード1は最終回を迎えましたが、ドラマ「天使の代理人」は続いており、エピソード2が始まります。