ジョーカー 許されざる捜査官 最終回あらすじとネタバレ
ドラマ「ジョーカー 許されざる捜査官」最終回(第10話)のあらすじとネタバレです。最終回でついに犯人が判明し、神隠しやアンダーグラン5や「34.633208,139.759827」の謎が明らかとなります。
DNAの鑑定結果から真犯人にたどり着いた久遠健志(錦戸亮)は片桐冴子(りょう)が殺されたビルの外で何者かに刺される。何者かに電話で呼び出され、同じビル内に居た宮城あすか(杏)が異変に気付いて救急車を呼ぶ。
伊達一義(堺雅人)は宮城あすかから連絡を受けて病院へ駆けつける。宮城あすかは伊達一義に、ジョカーのことを知るという人物から電話があり、ビルで待ち合わせていたことを明かし、久遠健志がDNAの鑑定結果から真犯人の正体にたどり着いたと言っていたことを知らせる。
宮城あすかはCD-Rデーターのなかにジョーカーが隠れていると考え、パソコンでCD-Rの警察OBのリストを見ていると、井筒将明(鹿賀丈史)がやってくる。謎の番号「34.633208,139.759827」とは何を意味するのか?「CD-Rは俺が預かる」と言い、宮城あすかはCD-Rを渡す。
伊達一義は久遠健志の部屋を調べるが、DNAの鑑定結果はシュレッダーにかけられていた。伊達一義はDNAの再鑑定結果を別ルートで取り寄せ、ジョーカーの正体を知る。
伊達一義はバー「mikami」へ行き、「宮城夏樹と片桐冴子とを殺したのは貴方ですね」とバーのマスター三上国治(大杉漣)に詰め寄る。
片桐冴子(りょう)の殺害現場に残されていたDNAを現場に居た刑事以外の警察官のDNAと照合したところ、該当者は無かった。このため、警察関係者による犯行は否定された。
しかし、久遠健志は退官者はデーターベースから別のファイルに移されることを知り、警察OBのデータで再鑑定をしていた。再鑑定結果、三上国治(大杉漣)のDNAと一致したのだった。
伊達一義は現場で採取したDNAが毛髪だと知ると、「だったら直接的に殺害したという証拠は無かったわけだ。それでは俺を法で裁けない」と言って伊達一義を麻酔銃で撃つ。
そして、「まだ捕まるわけには行かないんだよ。最後の仕事が残ってるんだ。どこで間違っちまったんだろうな」と言い、伊達一義に手錠を掛けて去った。
伊達一義は携帯電話で井筒将明に助けを求める。バーにやってきた井筒将明にDNAの再鑑定結果を見せる。
井筒将明は「動機はCD-Rに隠されているかもしれない」と言い、宮城あすかから預かったCD-Rのケースを取り出すが、ケースは空だった。
宮城あすかを捜すが連絡が取れない。伊達一義が病院へ向かうと久遠健志の病室に宮城あすかが居た。伊達一義は三上国治が犯人だったことを宮城あすかに話す。
井筒将明はCD-Rを渡さない宮城あすかに待機を命じ、宮城あすかごと署内で保護した。
井筒将明は伊達一義を取調室へ呼び出し、うわさ話と前置きしたうえで、アンダーグランド5について話し出す。井筒将明によると、アンダーグランド5は、元々、国家警察だったころに発足した凶悪な事件を極秘に扱う組織だった。警察の民主化によって壊滅したが、警察OBによって復活した裏警察だという。
井筒将明は「ジョカーという言葉がどうも気になる。宮城夏樹がジョーカーの存在を暴くためにCD-Rを残したのなら、『34.633208,139.759827』という数字が気になる」と話す。
そこへ坂崎刑事部長(小木茂光)から電話が入る。井筒将明は宮城あすかにCD-Rを持って青葉東署へ行くように命じる。青葉東署には三上国治と接点のある署員が居ないため、神奈川県警よりも安全だという上の判断だった。
宮城あすかはワゴン車の後部座席に乗り込み、青葉東署へ向かう。しかし、途中で宮城あすか運転手に麻酔銃で撃たれてしまった。ワゴン車を運転していたのは三上国治だった。
青葉東署は宮城あすかを保護する話など知らなかった。井筒将明は上司の坂崎刑事部長(小木茂光)を呼び出し、辞表を突きつけて「三上からの指示でニセの情報を流したのですか?」と詰め寄る。
一方、宮城あすかが目覚めると三上国治が立っていた。宮城あすかの質問に対して、三上国治は知人男性の話として自分の過去を話し出す。
その男は警察官だった。男は25年前に妻と娘を殺された。犯人は直ぐに分かった。以前、男に逮捕されて刑務所に入ったことがある若者だった。しかし、決定的な証拠は出ず、時効を迎えた。
それを知った警察OBは、男を警視庁地下5階という在るはずのない部屋へ招いた。男はそこで初めて警察に裏の顔があることを知り、ジョーカーの存在を教えられた。最初の任務は妻と娘とを殺した犯人だった。宮城夏樹や片桐冴子を殺したのは、ジョーカーの正体に迫ったからだった。
「ジョーカー 許されざる捜査官の最終回あらすじと犯人ネタバレ」へつづく。