松崎事件の真犯人は斑鳩芳正(高橋克典)
伊藤淳史が出演するフジテレビの医療ミステリードラマ「チームバチスタ3-アリアドネの弾丸」の第9話の感想と松崎事件の真犯人の予想です。
第9話のあらすじは「チームバチスタ3-第9話のあらすじとネタバレ」をご覧下さい。
ドラマ「チームバチスタ3-アリアドネの弾丸」の第9話も面白かった。胸を撃たれた田口公平(伊藤淳史)が何事も無かったように活躍していた。さすが、田口公平である。
チームバチスタ3の放送回数は全11話で、最終回の放送日は2011年9月20日である。残り2話で松崎事件の真犯人と、縦型MRIのエンジニア友野優一(矢柴俊博)殺人事件の真犯人をどのように結びつけるのかが見所である。
さて、ドラマ「チームバチスタ3-アリアドネの弾丸」は公式HPで、女子高生・佐藤美湖が殺害された松崎事件の犯人真を当てるプレゼントクイズを実地している。当然、プレゼントクイズの答えは「斑鳩芳正」になるだろう。
松崎事件の概要については「松崎事件のまとめ」をご覧下さい。
第9話で女子高生・三谷優花(戸井智恵美)の死体が見つかった。三谷優花を殺害した犯人は、松崎事件の真犯人であり、友野優一(矢柴俊博)殺人事件の犯人である、と予想できる。
三谷優花(戸井智恵美)の死因は、頸動脈洞を圧迫したことによる窒息死で、20年前の松崎事件で殺害された女子高生・佐藤美湖が死因と一致していた。
一連の事件には「窒息」というキーワードが共通しているため、真犯人は窒息マニア以外には考えられない。したがって、真犯人は、窒息マニアの斑鳩芳正(いかるが=高橋克典)に違いない。
のど仏の横には頸動脈洞が通っている。この頸動脈洞を親指で押すと、柔道で言う「落ちる」という状態になり、さらに押し続けると、窒息死する。
窒息マニアの斑鳩芳正(高橋克典)は、のど仏横の頸動脈を押すのが大好きなので、真犯人は斑鳩芳正以外には考えられない。斑鳩芳正は窒息させるのが好きなので、「窒息させマニア」と言った方が適切かもしれない。
縦型MRIのエンジニア友野優一(矢柴俊博)は、ブラスチックのケースに液体ヘリウムを充満させる方法で窒息死しているが、その前に犯人によって気絶させられている。
友野優一(矢柴俊博)を気絶させた方法が、のど仏横の頸動脈洞を圧迫するという方法だったと考えられる。松崎事件の犯人と手口と同じ可能性が高い。
女子高生・三谷優花(戸井智恵美)が頸動脈洞を圧迫されて死亡したことを発見したのは、法医学者の笹井スミレ(小西真奈美)で、先にAIをした島津吾郎(安田顕)は頸動脈洞を圧迫を発見できなかった。
島津吾郎(安田顕)は友野優一(矢柴俊博)をAIしたにもかかわらず、頸動脈洞の圧迫を見逃している。友野優一殺人事件と三谷優花殺人事件とは、共通点も多い
「松崎行雄支援者の会」の代表・井野悦郎(甲本雅裕)や弁護士・尾崎健二(升毅)も怪しい。確かに、井野悦郎は、松崎行雄の偽のアリバイを証言しているので、松崎事件の真犯人である可能性も残る。
ただ、井野悦郎(甲本雅裕)や尾崎健二(升毅)を真犯人にしてしまうと、実際に起きた「首都圏女性連続殺人事件」になってしまうので、松崎事件の真犯人である可能性は小さい。
松崎事件は、無罪判決を受けた人物が実は事件の真犯人である可能性があったり、「無罪と無実は違う」という台詞があったりする。このあたりは「首都圏女性連続殺人事件」とよく似ている。
そう言う意味では、松崎事件のモデルは「首都圏女性連続殺人事件」だと言っても過言ではない。
実名が登場するので、説明は省略するが、松崎事件のモデルを考えると、井野悦郎(甲本雅裕)や尾崎健二(升毅)は真犯人にはならないと思う。
それに、井野悦郎(甲本雅裕)や尾崎健二(升毅)が真犯人なのであれば、縦型MRIのエンジニア友野優一(矢柴俊博)殺人事件とのつながりが分からなくなる。「松崎事件の真犯人の予想の後編」へ続く。