ドラマ「美丘(みおか)」最終回のあらすじとネタバレ
ドラマ「美丘(みおか) 君がいた日々」の最終回(第10話)「最期の時、この命をありがとう」のあらすじとネタバレです。ついに美丘が最終回です。原作とは違うエンディングに涙が止まらない。
峰岸美丘(吉高由里子)が危険な状態に陥る。一命は取り留めたものの、意識ははっきりとしていなかった。橋本太一(林遣都)と美丘の両親が交代で付き添うことにした。
母親の峰岸佳織(真矢みき)は太一に「美丘に会わないで欲しい」「貴方のせいで病気が悪くなった」などと言ったことを謝罪した。太一は「お母さんに許してもらえたから今ここにいられるんです」と答えた。
ある日、太一が付き添っているとき、美丘の記憶が戻った。美丘は太一のことを覚えていた。
太一は、大学の仲間・笠木邦彦(勝地涼)と佐々木直美(中村静香)が付き合い始めたことを美丘に教える。美丘は「やっぱり」と微笑む。
美丘が太一に「空が見たいな。屋上へ行きたい」と言い、2人は屋上へ行った。美丘は「風、感じる。生きてるって感じする。太一君キスしたい」と言うと、太一は唇を重ね、美丘を抱きしめた。美丘は「太一君に会えて良かった」とささやいた。
そのころ、主治医の高梨宏之(谷原章介)は両親に美丘の状況を説明したいた。意識は戻って容体は安定しているが、大脳萎縮が進んでおり、現在の状態は一時的なものだった。
屋上へ出ていた2人は病室へ戻る。美丘が眠りに就き、太一が帰ろうとすると、母親が呼び止める。美丘が目を覚まして太一のことを呼んだのだった。太一が病室へ戻ると、美丘は「iPodを持って帰って」と太一に言った。太一がiPodを持って帰ると美丘は「良かった」とつぶやいた。
太一は帰り道でiPodを聴く。iPodには美丘の思い出が吹き込まれていた。美丘が太一と初めて学校の屋上で出会ったときのこと。太一が初めて「好き」と言ったときのこと。2人がデートしたときのこと。太一が両親に交際の許可を求めて自宅へ来たときのこと。回想シーンとメッセージが続く。
「太一君、本当はね、あの日、屋上で、私このまま死んじゃおうかと思ってたんだ。どうせ短い自分の人生なんてどうでもいいやと思ってた。でも太一君があの手すりを超えてきてくれたから、その手で捕まえてくれたから、あの空に一番近い場所で、太一君は私の天使になったんだよ。この人が居れば、生きているのも悪くないかなと思えた。だから、私は最後にこの人と恋をしようと思ったんだ」
「私は1人で生きてきたんじゃない。家族やたくさんの人に支えられて生かされているんだって。太一君。短い間だったけど、私と一緒に暮らしてくれてありがとう。こんな私を全部受け入れてくれてありがとう。」
「ドラマ美丘の最終回のあらすじとネタバレ後編」へつづく。