「チームバチスタ3-アリアドネの弾丸」のDVDが凄い
「ウェルフィールド訴訟」が登場するフジテレビの冤罪ミステリードラマ「チームバチスタ3-アリアドネの弾丸」の最終回(第11話)と結末の感想の後編です。
このページは「チームバチスタ3-アリアドネの弾丸-最終回の感想」からの続きです。
さて、真犯人の井野悦郎(甲本雅裕)は、実業家の前は美容クリニックの整形外科医だった。整形外科医時代に、脂肪吸引のトラブルで訴えられていた。その裁判がウェルフィールド訴訟だった。
井の英語は「well」で、野の英語が「field」である。だから、井野で「well-field(ウェルフィールド)」になる。おろらく、井野悦郎は、ウェルフィールド美容クリニックの経営者だったのだろう。
「松崎行雄支援者の会」の弁護士・尾崎健二(升毅)は、井野悦郎(甲本雅裕)の事件を切っ掛けに、「松崎行雄支援者の会」の弁護士に成ったと言っていた。おそらく、尾崎健二はウェルフィールド訴訟の弁護を担当していたのだろう。
さて、真犯人の井野悦郎(甲本雅裕)は、美容整形外科医をしていた関係で、ドラマ「法医学教室のアリアドネ」に出演している女優と知り合いだった。このため、女優に整形疑惑が出た。
ついでなので、整形手術や豊胸手術を見抜くテクニックを紹介しておく。シリコン系の整形手術は、完全に見破れる。方法は簡単。暗い室内で、局部に懐中電灯の光を当てるだけである。
シリコンは脂肪よりも光を通す性質があるので、懐中電灯の光を当てると、シリコンの部分が浮かび上がってくるのだ。だから、シリコンを使った顔の整形や豊胸手術は簡単に判別できる。
さて、真犯人の井野悦郎(甲本雅裕)が「松崎行雄支援者の会」の代表として活動している理由も不明だったし、女子高生の殺害現場に松崎行雄の指紋が付いたマッチを落とす理由も分からなかった。
20年前に松崎行雄(六平直政)は真犯人の名前を挙げて無実を訴え、松崎事件の捜査責任者である北山錠一郎(尾美としのり)の手帳に、真犯人の名前が記録されている。
にもかからず、松崎行雄(六平直政)は有罪判決を受けているということは、北山錠一郎(尾美としのり)が松崎行雄の供述を握りつぶしたということではないか。
北山錠一郎(尾美としのり)は冤罪事件を起こしたことを自責して自殺している。しかも、自殺を他殺に見せかけ、AIセンターを潰そうとした。
だから、ドラマ「チームバチスタ3-アリアドネの弾丸」で、1番悪いのは北山錠一郎(尾美としのり)だったような気がする。
さて、最終回のオチは腕時計だった。田口公平(伊藤淳史)はお金を貯めて念願の高級腕時計を購入していたが、腕時計を胸のポケットにいれたまま、縦型MRIの5ガウスライン内に入り、MRIの磁気で腕時計を壊していた。
腕時計のことは気になっていたのだが、登場しないので、腕時計の伏線を回収するシーンはカットされたのかと思っていたが、最終回の結末で腕時計を使ってきた。
田口公平(伊藤淳史)は、友野優一(矢柴俊博)の死体を発見して警察へ通報するとき、携帯電話を落とした。携帯電話の伏線は、謎のままだったような気がする。携帯電話の伏線回収はカットされたのだろうか。
ドラマ「チームバチスタ3-アリアドネの弾丸」は編集でカットされた部分が多そうだ。DVD-BOXは7枚組なので、かなり特典映像が多そうだ。ディレクターズカット版に期待して、DVD-BOXを買いたい。
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コメント欄
最終回、ちょっと消化不良でしたね。
2回に分けたほうが良かったんじゃないかしらと思います。
伏線があったとはいえ、真犯人と言われても説得力に欠けるし。
(外したからどーだこーだってわけじゃないですよ、汗汗)
それにしても、大物を引っ張ってきたドラマが苦戦する中、
視聴率が10%を切らないのはさすがですね。
原作群では外伝っぽいもう1作があるとのことなので次回作も期待します。
#シリコン系整形術の見破り法、なるほどです。勉強になりました。