シュコラン・マッサラーマの意味
ドラマ「ハンマーセッション」最終回「さよなら蜂須賀先生!!前代未聞の授業で涙のお別れ!!」のあらすじとネタバレです。ネックレスの知恵の輪を解き、ついに最後の宿題ハンマーセッションが始まる。
ある日の朝、立花楓(かえで=志田未来)は父親に、寝ている間に資料を見たことを明かし、「写真の男は人殺しなの?」と聞く。父親の立花功一刑事(堀部圭亮)は、「人殺しじゃないよ。詐欺師だよ」と答えて家を出た。
命令を無視して音羽4号(速水もこみち)を追っていた立花功一刑事は上司に呼ばれ、北海道の小樽へ移動を言い渡された。
立花功一は「政界入りした警察官僚のために、上層部は裏金を作っていた。音羽4号はこの裏金を奪おうとして逮捕された。警察はこの裏金の事実を隠すために音羽4号の逮捕は公表せず、捜索も打ち切った。護送車の事故も仕組まれたものでは」と詰め寄った。
上司は「お前1人で何ができる。警察にいたかったら命令に従え。俺からの警告だ」と言って去った。
蜂須賀悟郎(速水もこみち)は朝礼で、教室の黒板に「シュコラン・マッサラーマ」と書き、教室を出た。
後を追った立花楓は、「あんた詐欺師って本当なの?父親が刑事であんたのことを探してる」と聞く。蜂須賀悟郎は「その通り。俺は詐欺師だ。インチキ教師も楽しかったよ。お前はそのままでいろよ」と立花楓をポンと叩いて去った。
立花楓は、その様子をみていた水城涼子(りょうこ=比嘉愛未)から、蜂須賀悟郎が義賊の詐欺師だったことを聞く。
教室で女子が雑談していると、野島健太(阪本奨悟)が声をあげる。蜂須賀悟郎が黒板に残した言葉「シュコラン・マッサラーマ」はアラビア語で「ありがとう・さよなら」という意味だと気付いたのだった。シュコラン・マッサラーマの意味を知った立花楓は走りだす。
水城涼子(りょうこ=比嘉愛未)は職員室にある机の上の出席簿から、「あいつらのことを頼みます。ハチスカ」というメモを見つける。水城涼子も走り出す。
水城賢一校長(小日向文世)は「来世でまた会えたら、僕はもう一度君を教師として雇うよ」と言い、蜂須賀悟郎と今村昌平(六平直政)の2人を見送る。水城涼子と立花楓がバス停に駆けつけるが、バスは出発してしまった。
蜂須賀悟郎は児童養護施設「ひまわり学園」を訪れた。ひまわり学園は蜂須賀悟郎が幼少期に過ごした施設だった。園長が死んで施設は閉鎖になったが、人手に渡ったものを蜂須賀悟郎が買い戻し、再開したのだった。
蜂須賀悟郎は園児に別れを告げてひまわり学園を出る。そこへ、立花楓から「蜂須賀悟郎が教師を辞めた」と聞いた光学園の生徒からメールが次々に送られてくる。
蜂須賀悟郎はネックレスの知恵の輪を解いた。蜂須賀悟郎は今村昌平に「先輩、最後の宿題を出しに行っても良いですか?」と言い、光学園へ戻る。
翌朝、蜂須賀悟郎は教壇に立ち、「1日延ばすことにしたよ。でも今日限りで俺はこの学園を辞める」と説明し、「実は俺、教師じゃなくて詐欺師なんだ」と明かす。
生徒が説明を求めるが、蜂須賀悟郎は「詳細は立花君から聞いてくれ。とにかく今日まではお前達の担任だ」と答え、教室を出る。立花楓は、蜂須賀悟郎が義賊の詐欺師だとクラスメイトに説明する。
「ドラマ・ハンマーセッション最終回のあらすじとネタバレ後編」へ続く