イシマツ自動車の鮫島直人のモデルは大塚正雄
スマップの木村拓哉が出演するTBSドラマ「南極大陸」で、寺島進が演じる鮫島直人(さめじま・なおと)のモデルを紹介します。
鮫島直人(寺島進)のモデルは、第1次越冬隊で機械を担当した大塚正雄(おおつか・まさお)で、イシマツ自動車のモデルは、いすゞ自動車です。
鮫島直人(寺島進)はイシマツ自動車の社員であることから、いすゞ自動車の社員として第1次越冬隊に参加した大塚正雄をモデルと推定した。
ドラマ「南極大陸」に登場する人物のモデル一覧は、「南極大陸のモデル一覧」をご覧ください。
■鮫島直人(さめじま・なおと)のプロフィール
鮫島直人(寺島進)は海軍兵学校出身。戦時中は乗っていた軍艦が何度も被弾するが、沈没を免れたため、鮫島直人は「不死身の男」と呼ばれるようになる。
その後は、妻の鮫島純子(加藤貴子)と結婚し、株式会社イシマツ自動車に勤務。鮫島直人(寺島進)がイシマツ自動車の整備部で勤務しているとき、「南極観測事業」の話しが持ち上がり、子供のために南極観測事業に参加する。
鮫島直人(寺島進)は第1次越冬隊で、機械とペンギン観測を担当する。
妻・鮫島純子(加藤貴子)のモデルについては「鮫島純子のモデルは大塚恒子」をご覧ください。
■大塚正雄(おおつか・まさお)のプロフィール
大塚正雄は東京都生まれで、開成中学校から海軍兵学校へ進学。卒業して2週間後に太平洋戦争が始まり、戦艦「榛名(はるな)」の乗組員として、マレー沖海戦などに従事する。
戦艦「榛名」はガダルカナルで、後に南極観測船となる特務艦「宗谷(そうや)」と同じ作戦に従事。榛名は何度か被弾したが、沈没を免れる。
大塚正雄は1943年(昭和18年)に実戦航空隊に転属し、出撃を待っているとき、上海航空隊の教官に着任し、予科練卒業生の教育を担当することになる。
やがて、戦況の悪化から高知航空隊に配置換えとなり、大塚正雄は特攻隊として出撃を待っていたところで、日本は終戦を迎えた。
大塚正雄はその後、マグロ漁船の船長などを経て、結婚を機に「いすゞ」に入社する。
その後、南極観測隊が「いすゞ」のエンジンを採用することが決まり、「いすゞ」から整備士として越冬隊員1人を採用することになる。
大塚正雄は上司から南極観測隊の話しを聞くと、妻・大塚恒子に相談することなく2つ返事で志願し、南極観測隊に採用された。
大塚正雄は第1次越冬隊で機械を担当。第3次南極観測隊(夏隊)にも参加し、昭和基地で置き去りになった樺太犬タロ・ジロを発見する。
注意:ドラマ「南極大陸」はフィクションです。モデルは、鮫島直人(寺島進)の役割などから、管理人が推定したものであり、鮫島直人と大塚正雄とは一切、関係はありません。
ドラマ「南極大陸」の原作や主題歌などの情報は、「南極大陸の原作や主題歌」をご覧ください。あらすじとネタバレは「南極物語のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
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