鮫島純子(加藤貴子)のモデルは大塚つね子

木村拓哉や主演するTBSドラマ「南極大陸」で、加藤貴子が演じる鮫島純子(さめじま・じゅんこ)のモデルを紹介します。


鮫島純子(加藤貴子)のモデルは、大塚つね子(おおつか・つねこ)です。
鮫島純子(加藤貴子)は第1次越冬隊員・鮫島直人(寺島進)の妻である。鮫島直人のモデルは大塚正雄である。したがって、鮫島純子のモデルは、大塚正雄の妻・大塚つね子をモデルと推定した。
夫・鮫島直人(寺島進)のモデルについては、「鮫島直人のモデルは大塚正雄」をご覧ください。ドラマ「南極大陸」に登場する人物のモデル一覧は、「南極大陸のモデル一覧」をご覧ください。
■大塚恒子のエピソード
大塚恒子には「アナタ」という有名なエピソードがあるので、簡単に紹介しておく。
日本で夫の帰りを待つ大塚つね子は、南極の昭和基地に居る夫・大塚正雄へ、「アナタ」とだけ書いた電報を送り、昭和基地で電報を受け取った大塚正雄はむせび泣いた。
かなり簡略したが、これが大塚つね子の「アナタ」というエピソード。このエピソードは「日本一短いラブレター」シリーズとして、テレビで何度か紹介されているので知っている人も多いかもしれない。
ただ、エピソードに尾ひれが付いて、送ったのは手紙だったとか、電報を打つお金が無いから3文字に思いを込めただとか、数パターンくらいの話しが存在している。
「日本一短いラブレター」は良い話しなので、アナタのエピソード自体には言及せず、少しだけ昭和基地の通信の状況を紹介しておく。
プリンスハラルド海岸は前人未踏の地で、全くデータが無かったため、第1次越冬隊は、第2次南極観測隊の為に昭和基地で機材のチェックなどをするモルモット的な役割だった。
そこで、第1次越冬隊の隊長・西堀栄三郎は、日本との通信を重要と考え、確実に日本と通信できるように、南極へ性能の良い通信機器を持って行った。
昭和基地には2キロワットの通信機器と400ワットの通信機器とがあり、2キロワットの通信機器が越冬隊報告などの仕事用で、400ワットの通信機器がプライベート用になっていた。
第1次越冬隊の隊長・西堀栄三郎がハム(アマチュア無線)を許可し、通信担当の作間敏夫(コールサインは「JA1JG」)がハム通信を始めたのが1957年6月15日から。
昭和基地から日本へは、モールス信号(ツートン信号)・無線電話・写真を送ることが出来た。反対に日本から昭和基地へは、モールス信号が送れたほか、NHKが南極向けに短波ラジオを放送していた。
NHKの南極向け番組は、第1次越冬隊の家族の声を昭和基地へ届けており、昭和基地からはモールス信号や無線電話を家族に送ることが出来きていたので、昭和基地は孤立無援というわけではなかったのである。
木村拓哉が出演するドラマ「南極大陸」には、大塚つね子をモデルとする鮫島純子(加藤貴子)が登場するため、日本一短いラブレター「アナタ」のエピソードも取り上げると思う。ドラマを楽しみにしたい。
注意:ドラマ「南極大陸」はフィクションです。ここで紹介したモデルは、鮫島純子(加藤貴子)の役割などから、管理人が推定したものであり、鮫島純子と大塚つね子の2人は一切、関係はありません。
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