「蜜の味 A Taste Of Honey」のあらすじとネタバレ

榮倉奈々が出演するフジテレビの恋愛ドラマ「蜜の味-A Taste Of Honey」の第1話「あなたを誰にも渡さない」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。

ドラマ「蜜の味-A Taste Of Honey」の原作や主題歌については「『蜜の味-A Taste Of Honey』の主題歌や原作」をご覧ください。
2003年3月、森本直子（榮倉奈々）は憧れの叔父・池澤雅人（ARATA）が研修医をしている東和医科大学に合格する。森本直子は「これで雅兄ちゃんの側に行ける」と喜んだ。
池澤雅人（ARATA）は、父・森本洋介（阿南健治）の年が離れた弟で、夏休みになると牛窓町（うしまどちょう）へ遊びに来ていた。最高にかっこいいお兄ちゃんだった。あの雨の日までは…。
ある日、池澤雅人（ARATA）は自宅のベットのうえで、恋人の原田彩（菅野美穂）に結婚を申し込む。しかし、原田彩は「今はまだ忙し過ぎるわ」と答えて、キスをする。
1ヶ月後、森本直子（榮倉奈々）の姿は、東京都にある東和医科大学にあった。入学式が終わると、雨が降っていた。
校舎出入り口では、頼陽華（らい＝木村文乃）が「1本400円です。コンビニで買うと600円ですよ」と声を張り上げて、ビニール傘を売っていた。校舎から出てきた新入生が次々と傘を買っていく。
校舎から出てきた則杉康志（溝端淳平）も頼陽華（木村文乃）からビニール傘を買う。それが最後の1本だった。
則杉康志は「600円の傘を400円で売ってどうするの」を訊くと、頼陽華は「コンビニで買ったとは言ってません。生協では1本350円なんです。だから、1本50円の儲けです」と笑う。
頼陽華（木村文乃）は、胸に付けているネームプレートを見て、則杉康志（溝端淳平）が同じC班だと気付く。2人が自己紹介をしあっていると、校舎から森本直子（榮倉奈々）が出てきた。
則杉康志（溝端淳平）は森本直子（榮倉奈々）に「これ使って良いよ」と傘を差し出すが、森本直子は申し出を断り、雨の中を走っていた。
3年前（2000年8月）、あの日も激しく雨が降っていた。森本直子（榮倉奈々）が赤い傘を持って牛窓ヶ崎駅へ池澤雅人（ARATA）を迎えに行った帰り道のことだった。
2人は1本の赤い傘に入り、歩いていた。森本直子（榮倉奈々）は雨に濡れてブラジャーが透けていた。森本直子は池澤雅人を意識して、バックで胸を隠す。
そこへ、通りかかったバスが水たまりを撥ねた。池澤雅人（ARATA）は森本直子（榮倉奈々）を抱くようにして、かばう。池澤雅人に触れられた森本直子は、池澤雅人を意識する。
池澤雅人（ARATA）は森本直子（榮倉奈々）に「もう来られないかもしれない。研修医になったから」と打ち明けた。
森本直子は「私は医者になる。雅兄ちゃんと同じ大学へ行って、医者になる」と答えた。森本直子が東和医科大学へ進学することを決めたのは、その時だった。
東和医科大学C班の説明会も終わり、森本直子が帰宅すると、母親の森本久子（キムラ緑子）が家事をしてくれていた。夜になると、池澤雅人（ARATA）から電話があった。「近くに居るから行くよ」
部屋着だった森本直子（榮倉奈々）がワンピースに着替えて化粧を整えていると、玄関の呼び鈴が鳴った。
森本直子は喜んでドアを開けると、池澤雅人（ARATA）の隣には女性が立っていた。森本直子は女性を見て憮然として立ち尽くしており、母親の森本久子（キムラ緑子）が2人を部屋に呼び入れる。
池澤雅人は森本直子に女性を紹介する。女性は池澤雅人（ARATA）と医学部で同期の病理医・原田彩（菅野美穂）だった。池澤雅人は森本直子の相談相手になるだろうと思い、原田彩を連れてきたのだった。
母親の森本久子（キムラ緑子）が「原田さんは恋人なの」と尋ねると、池澤雅人（ARATA）は「はい。結婚式の日取りが決まれば、報告する予定だったんだけど、お互いに忙しくて」と打ち明けた。
森本直子（榮倉奈々）は大好きな池澤雅人（ARATA）に結婚を考えている彼女がいることに動揺を隠せない。そして、原田彩（菅野美穂）に敵意を持つ。
「『蜜の味 A Taste Of Honey』のあらすじとネタバレの後半」へ続く。

• 2011/10/14