ファイヤー後藤が新生アミー&ゴーでデビュー
ドラマ「GM・踊れドクター」最終回(第10話)「院内感染」のあらすじとネタバレの後編です。このページは「GM・踊れドクター最終回のあらすじとネタバレ」からの続きです。
複数の患者に2種類の発疹が見つかった。「水疱性の皮疹」と「赤くなる発疹」の2種類だった。同時に薬の影響で発疹が起きることは考えにくいので薬疹の可能性は低い。サーズだと発疹が出ないため、サーズの可能性も消えた。
高熱で意識がもうろうとする小向桃子は、ダンスの練習へ向かおうとして病室を出る。病室を出たところで倒れるが、潔癖症で人に触れることができないファイヤー後藤が小向桃子を受け止めた。
その時、小向桃子の足に発疹が見つかった。しかし顔には発疹が出ていなかった。ファイヤー後藤は小向桃子の口の中を調べ「やっぱりな」とつぶやく。
漆原誠司(生瀬勝久)は、感染者の共通点がユーティリティールームだと気付き、ファイヤー後藤に報告した。
ファイヤー後藤はユーティリティールームを調査する。ユーティリティールームのドアは開けやすいが、閉めにくい。冷房の利きが悪くなったため、風量を目一杯上げていた。ファイヤー後藤は踊り出し、ファイヤーした。
ファイヤー後藤は院内感染はサーズではないと判断し、病院封鎖を解除した。病院の設計図を見て、本木健介(大倉忠義)と後田淳(吉沢悠)に通風口へ入るように指示した。
院内感染の原因は、麻疹(はしか)と水疱瘡だった。赤くなる発疹の患者には口の内に麻疹の証拠となる「コプリック斑」が確認できた。小向桃子はタイプの違う異型麻疹(いけいましん)だったため、顔に発疹が出ていなかった。
なぜ同時に2つの病気が同時に感染したのか?小児科のダクトは腐食して穴が開いていた。ユーティリティールームのダクトにも穴が開いていた。ユーティリティールームは空調を目一杯上げていたため、乱気流が起こり、小児科のダクトから漏れ出たウイルスを吸い込んで、空気感染したのだった。
ファイヤー後藤は、ワクチン注射を指示し、院内感染騒動は収まった。
大山剛三院長(大和田伸也)は曽根智雄事務長(八嶋智人)に「心配するなクビにはせん。そのかわり、毎日バリトンボイスを聞いてもらう」と言い歌い出した。
ファイヤー後藤は小向桃子の病室で「学んだよ。オキク(小向桃子)から。誰かのために自分を犠牲にして、何かをするってことをさ」と語る。
新生アミー&ゴーのコンサート当日、ファイヤー後藤は「アメリカに戻ります」という手紙を残して姿を消した。
曽根智雄事務長は「日本の総合診療を広めるために、あえてアメリカに戻ったんだ。日本人初となるMGH(マンハッタン・ジェネナル・ホスピタル)の主席ドクターになるために、自分の夢であるアイドルデビューを諦めたんだろ」と話した。
残されたメンバーで新生アミー&ゴーのコンサートを開催することを決めた。新生アミー&ゴーのコンサートのコンサート会場には1900人が詰めかけた。しかし、1900人そのうち1893人は、漆原誠司(生瀬勝久)の知り合いだった。
ついに緞帳が上がり、新生アミー&ゴーのコンサートが始まった。そこにはファイヤー後藤の姿があった。
さて、ついにドラマ「GM・踊れドクター」が最終回を終えました。感想は「GM・踊れドクター最終回の感想」をご覧下さい。