倉持岳志(木村拓哉)が南極大陸で遭難
犬塚夏男(山本裕典)が南極へ行くTBSの第1次越冬隊ドラマ「南極大陸」第5話のあらすじとネタバレのあらすじ編です。
このページは「南極大陸-第5話のあらすじとネタバレ」からの続きです。
翌日、ブリザードが収まると、テツが戻ってくることを期待して、テツの餌を置き、倉持岳志(木村拓哉)ら犬ぞり隊はボツンヌーテンへ向けて出発した。帰りに寄るから戻ってこいよ、テツ。
(ボツンヌーテンの説明は「ボツンヌーテンのWiki」をご覧ください。)
数日後になっても倉持岳志(木村拓哉)らはボツンヌーテンに到着しなかった。夜になり、テントを張る。倉持岳志が地図でルートを確認するが、磁気の影響でコンパスが狂っているようだ。
犬ぞり隊は最低限の食料しか所持しておらず、監査役の氷室晴彦(堺雅人)は、これ以上の滞在は不可能と判断し、倉持岳志(木村拓哉)に引き返すように忠告する。
翌朝、テントの外につないでいる樺太犬が吠える。倉持岳志(木村拓哉)が樺太犬の様子を見に行くと、目の前にはボツンヌーテンがそびえていた。
昨日はブリザードで見えなかったが、倉持岳志(木村拓哉)らはボツンヌーテンに到着していたのだ。
犬塚夏男(山本裕典)は凍傷のため、ボツンヌーテン登頂を断念。倉持岳志(木村拓哉)と氷室晴彦(堺雅人)の2人がボツンヌーテンへ上り、世界初となるボツンヌーテン登頂を成し遂げた。
ボツンヌーテン登頂を果たした倉持岳志(木村拓哉)らは帰路に就く。樺太犬テツが戻っていることを期待して、クジラの死骸を目指すが、途中でクレパス(氷の割れ目)に落ちてしまい、氷室晴彦(堺雅人)は骨折していまった。
倉持岳志(木村拓哉)らは命からがら、クジラの死骸へ到達する。しかし、樺太犬テツは帰っていなかった。テツのために置いていた餌がそのままになっている。
倉持岳志(木村拓哉)は「今頃は雪上車が直っているはずだ。迎えに来てくれるだろう」とみんなを励ますが、犬塚夏男(山本裕典)は「ここはルートを外れています。最悪の場合、俺達…」と悲観的に訴えた。食料も残りわずかしかない。
足を骨折して動けない氷室晴彦(堺雅人)は、「俺を置いていけ。俺はとっくの昔に死んでたんだ。判断を誤るな」と檄を飛ばすと、倉持岳志(木村拓哉)は「死んでだと?あいつにそう言えるのか」と激怒した。
そのとき、外にいる樺太犬が騒ぎ出す。犬塚夏男(山本裕典)が樺太犬を観に行くと、ブリザードのなかから、樺太犬テツが走ってきた。逃走していたテツが戻ってきた。
倉持岳志(木村拓哉)は帰ってきた樺太犬テツを見て「これだ」と気付く。倉持岳志は樺太犬リキ・タロ・ジロの3頭に現在地を書いた紙をくくりつけて放した。昭和基地へ走れ。頼んだぞ。
やがて、最後の食事が終わる。これで食料は尽きた。犬塚夏男(山本裕典)が犬に餌をやりに席を外すと、氷室晴彦(堺雅人)は倉持岳志(木村拓哉)に話し始めた。
あの時と同じだ、あの時の事故も俺のせいだった。氷室晴彦は登山事故の後、倉持岳志を避けるために官僚になった。それなのに、再び倉持岳志が現れた。南極行きなど実現するはずがないと思っていたが、子供が募金に走る様子を見て、国も動いた。結局、お前の夢に付き合わされ、俺まで南極へ来てしまった。
そのころ、日本では高岡美雪(綾瀬はるか)は、倉持岳志(木村拓哉)の置き手紙を見つけて、読んでいた。
手紙には、「美雪ちゃんがこれを読んでいるということは、俺は南極に残ってるのだろうな。約束したよね、必ず帰るって。でも、もし、どうにもならないことが起きたとき、そのときは、いい人を見つけて幸せになってください」と綴られていた。高岡美雪(綾瀬はるか)の瞳から涙がこぼれる。
一方、ブリザードの中を樺太犬タロ・ジロ・リキが走る。他方、内海典章(緒形直人)らが雪上車で昭和基地を立ち、倉持岳志(木村拓哉)の捜索に向かう。
倉持岳志(木村拓哉)が氷室晴彦(堺雅人)に話しかけても、氷室晴彦からの返事は無くなっていた。
倉持岳志は「起きろ。南極憲法で決めただろ、誰も死なないって…」と言い、氷室晴彦を起こそうとするが、倉持岳志も力尽きてしまうのであった。「南極大陸-第6話のあらすじとネタバレ」へ続く。
「南極大陸-第5話の感想」へ続く。実話「南極物語」のあらすじとネタバレは「実話「南極物語」のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
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