南極大陸-第8話のあらすじとネタバレ
白崎優(柴田恭兵)が樺太犬を昭和基地に置き去りにするドラマ「南極大陸」の第8話「栄光なき勇者達」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。
南極大陸-第7話のあらすじは「南極大陸-第7話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。実話「南極物語」のあらすじとネタバレは「実話「南極物語」のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
悪天候のため、昭和基地に樺太犬15頭を置き去りにした倉持岳志(木村拓哉)や南極観測船「宗谷」は満身創痍となり、帰国の途に就いた。
日本では帝都新聞が樺太犬の置き去りや越冬隊の断念を大きく報じていた。高岡美雪(綾瀬はるか)は新聞を読み、倉持岳志(木村拓哉)のことを心配していた。
南極観測船「宗谷」の食堂では、南極観測隊員が食堂で意気消沈していた。すると、料理担当の山里万平(ドロンズ石本)は「助かった僕たちが体をこわしたら、犬たちに悪いじゃないですか」と言い、厨房でみんなの食事を作り始めた。
一方、白崎優(柴田恭兵)の元に外務省からの電文が入ってきた。白崎優は電文を握りつぶして、苦渋の表情を浮かべると、隊員達を食堂に集めた。
白崎優(柴田恭兵)は隊員に、ケープタウンから空路で帰国する方針を伝え、国が第2次越冬隊の失敗や樺太犬を置き去りにしてきたことを問題視し、第3次南極観測隊の見送りの検討に入ったことを明かした。
鮫島直人(寺島進)は「それじゃ、犬たちが無駄死にじゃないか」と怒りを露わにすると、白崎優(柴田恭兵)は「無駄死にじゃない。犬たちも1次隊も2次隊も1年間、頑張ってきた。帰国したら政府に掛け合います」と諭した。
星野英太郎(香川照之)は「あれは誰のせいでもない。顔を上げませんか?みなさんは、日本で始めて越冬観測を行ったんですよ。胸を張って帰りましょう」と檄を飛ばした。
そのころ、無人になった昭和基地では、首輪を抜け出したリキ・デリー・アンコ・ジロが戻ってきていた。
ジロはタロの首輪を噛みちぎる。ジャックとシロの2頭は自力で首輪を切った。リキは風連のクマの鎖を噛みちぎる。そして、樺太犬8頭は走り去った。
やがて、倉持岳志(木村拓哉)らは空路で日本に帰国する。星野英太郎(香川照之)と白崎優(柴田恭兵)の2人は、第3次南極観測隊の会議へ出席し、倉持岳志ら隊員同士は別れの挨拶を交わして解散した。
翌日、白崎優(柴田恭兵)が倉持岳志(木村拓哉)の研究室を訪れるが、倉持岳志の姿は無かった。
机の上には、「白崎先生、お世話になりました。退職届は学長に提出しておきました」と書いた手紙が置いてあった。
そのころ、倉持岳志(木村拓哉)は海上保安庁の倉庫を訪れていた。船木幾蔵(岡田義徳)に頼み、樺太犬の子犬を置いている倉庫だった。
そこへ、氷室晴彦(堺雅人)がやってきた。氷室晴彦は「第3次隊を成立するために大学をやめたのか?どうするんだ、これから」と問う。
すると、倉持岳志(木村拓哉)は「犬たちが無駄死にじゃなかったことを飼い主に伝えに行く。伝えることが、今の俺に出来る唯一のことだと思う」と答えた。
ある日、白崎優(柴田恭兵)は文部省の第3次南極観測検討会議で、「やっと世界と肩を並べられた。世界初のボツンヌーテン登頂も果たした。やっと日本はスタートラインに立った」と熱弁を振るい、観測の継続を訴えていた。
一方、倉持岳志(木村拓哉)は小学校を訪れていた。倉持岳志は高岡美雪(綾瀬はるか)に、大学を辞め、これから北海道へ行く事を明かした。
高岡美雪(綾瀬はるか)が「北海道から帰ってきたら、また南極へ行くんですよね」と尋ねると、倉持岳志(木村拓哉)は「もう行かないと思う。行けることになったとしても、俺は…」と答えた。
ある日、倉持岳志(木村拓哉)はシロ子の子犬を連れて、北海道大学に在る樺太犬訓練所を訪れる。
樺太犬訓練所に在る檻の中には樺太犬トムやミネなどがおり、倉持岳志(木村拓哉)は再会を味わうとともに、南極に置き去りにした樺太犬のことを思い出した。
そこへ、犬の世話をしている古舘綾子(木村多江)がやってきた。倉持岳志(木村拓哉)が「ご無沙汰しております」と頭を下げると、古舘綾子は「貴方がリキを殺した。貴方を信じてリキを預けたのに」と罵倒した。
騒ぎに気付いた古館智大(山本學)が古舘綾子(木村多江)をなだめ、倉持岳志(木村拓哉)を研究室へと招き入れた。そして、古舘綾子の非礼を詫びた。
倉持岳志(木村拓哉)が昭和基地に置き去りにした樺太犬について謝罪し、南極での樺太犬の様子を報告すると、ベックとテツの首輪を渡した。そして、シロ子や産んだ子供を、古館智大(山本學)に託した。
「南極大陸-第8話のあらすじとネタバレの後編」へ続く。
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