実話「南極物語」-樺太犬リキの真実
キムタクこと木村拓哉が出演する樺太犬ドラマ「南極大陸」の第9話の感想と視聴率です。第9話の視聴率は16.7%でした。
南極大陸-第9話のあらすじは「南極大陸-第9話のあらすじとネタバ」をご覧ください。ドラマ「南極大陸」の原作や主題歌は「南極大陸の主題歌と原作」をご覧ください。
ドラマ「南極大陸」の第9話では、樺太犬リキが生きるか死ぬか、という瀬戸際である。この樺太犬リキは実在するので、実話「南極物語」の樺太犬リキの結末を紹介する。
■樺太犬リキの結末のネタバレ
結論から言えば、実話では、樺太犬リキは行方不明になっている。第3次南極観測隊が発見するのは、樺太犬タロ・ジロだけである。
数年後、第9次越冬隊の村越望が昭和基地の近くで、犬1頭の死体を発見した。発見した犬の死体は白毛だったという特徴から、この死体は樺太犬リキとされている。
(注釈:ドラマのリキはシェパードの茶毛だが、実話の樺太犬リキは白毛だった。注釈2:村越望は第1次越冬隊にも参加していた。)
第9次越冬隊の村越望が樺太犬の死体を発見したことは、一切公表されておらず、南極で秘密裏に処理したため、何も残っていない。
第1次越冬隊・犬係の北村泰一が、村越望らから話しを聞いて著書で報告して明らかになった事実である。
ドラマ「南極大陸」では、樺太犬シロが白毛なので、第3次南極観測隊の倉持岳志(木村拓哉)が、アザラシの死骸の中で死んでいる樺太犬シロを発見するのではないかと思う。
■樺太犬の飼い主への謝罪旅行のネタバレ
映画「南極物語」では、高倉健の謝罪旅行が有名だ。ドラマ「南極大陸」でも倉持岳志(木村拓哉)が飼い主へのお詫び行脚をするので、謝罪旅行は実話だと思われがちだが、作り話(フィクション)である。
実話「南極物語」では樺太犬は飼い主から買い取っているので、南極観測隊が謝罪旅行はしていないというのは真相だ。
ちなみに、樺太犬タロ・ジロ・サブロは魚市場で競りに掛けられ、人手に渡ったものを1頭3000円で購入している(2011年のお金にすると、1頭3万円ほどの値段になる)。
■樺太犬タロジロは死んでいた
樺太犬タロ・ジロは生きていた、と紹介したが、樺太犬タロ・ジロは死んでおり、発見した樺太犬タロ・ジロは替え玉だったという噂がある。
この話は以前に紹介したので、詳しくは「樺太犬のタロ・ジロは死んでいた」をご覧いただくとして、それを補足する話しを紹介する。
ドラマ「南極大陸」の第9話で、倉持岳志(木村拓哉)は、荷箱の中に隠れて南極観測船「宗谷」に乗り込むことを考えていた。
ドラマ「南極大陸」では、星野英太郎(香川照之)が南極観測隊の権利を倉持岳志(木村拓哉)に譲渡したため、空箱作戦は遂行されなかったが、実話では樺太犬を段ボールの空箱に入れて南極観測船「宗谷」に持ち込んでいる。
第3次南極観測隊が南極へ連れて行く樺太犬が、生存した樺太犬タロ・ジロに関係しているという噂があるのだ。
この話しはする紹介しないつもりは無かったのだが、時々、ブログにリンクを貼ってくれる人がいるので、樺太犬タロジロの真相について次のページで紹介することにした。
「本当は死んでいた!樺太犬タロジロの真実」へ続く。
スポンサードリンク