「運命の人」の実在のモデル
本木雅弘が主演する2012月1月期のTBSドラマ「運命の人」に登場する人物の実在のモデルを紹介するページです。
TBSドラマ「運命の人」は実話を元にしたフィクションです。ここで紹介する登場人物の実在のモデルは、役割や役職などから推定したもので、ドラマの登場人物と実在のモデルとは一切関係がありません。
TBSドラマ「運命の人」は、一部の登場人物の名前がオリジナルとなっています。原作をベースに実在の人物を設定しているため、ドラマを観ながら、微調整していきます。
原作バージョンのモデルを知りたい人は「山崎豊子の小説「運命の人」のモデル」をご覧ください
実話の外務省機密漏洩事件(西山事件)のあらすじとネタバレは「外務省機密漏洩事件(西山事件)のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
登場人物 | キャスト | モデル | 登場人物の説明 |
弓成亮太 ゆみなり・りょうた | 本木雅弘 | 西山太吉 | ドラマ「運命の人」の主人公。 |
弓成由里子 | 松たか子 | 西山啓子 にしやま・ひろこ | 弓成亮太の妻。 |
三木昭子 みき・あきこ | 真木よう子 | 蓮見喜久子 | 弓成亮太の不倫相手。 |
山部一雄 | 大森南朋 | 渡辺恒雄 | 弓成亮太のライバル |
登場人物 | キャスト | モデル | 登場人物の説明 |
弓成亮太 | 本木雅弘 | 西山太吉 | 毎朝新聞・政治部の記者。 |
弓成由里子 | 松たか子 | 西山啓子 | 弓成亮太の妻。 |
弓成洋一 | 今井悠貴 | 弓成亮太の長男。 | |
弓成純二 | 山崎竜太郎 | 弓成亮太の次男。 | |
弓成正助 | 橋爪 功 | 弓成亮太の父。台湾からバナナを輸入して財を築いた九州のバナナ王。北九州で弓成果青を経営している。肝臓癌で死亡する。 | |
弓成しづ | 吉村実子 | ドラマ「運命の人」のオリジナル。 | |
青山芙佐子 ふさこ | 柴本 幸 | 弓成由里子の妹で人妻。弓成亮太らと一緒に海水浴へ行く。 | |
鯉沼玲 こいぬま・れい | 長谷川博己 | 由里子のいとこ。由里子と同い年で、建築家。 | |
八雲泰造 | 山本 圭 | ||
八雲加世 | 高林由紀子 |
社名 | モデル | 備考 |
毎朝新聞 | 毎日新聞 | 日本3大新聞の1紙。部数をジリジリと下げている。 |
読日新聞 よみにちしんぶん | 読売新聞 | 国有地払い下げで新社屋を建設した新聞社。 |
旭日新聞 きょくにちしんぶん | 朝日新聞 | 弓成亮太が入手した機密資料の写真を朝刊で報じた新聞社。 |
東都新聞 | 東京新聞? | |
経済産業新聞 | 産経新聞 | 保守派の新聞。年頭の主張で、「言論の自由のために」という社長の署名入り記事を掲載する。 |
合同通信 | 共同通信 | |
沖縄新聞 | 沖縄タイム | 沖縄県の地方紙。女子小学生がアメリカ兵にレイプされた事件を報じる。 |
琉球新聞 | 琉球新報 | 沖縄県の地方紙。 |
登場人物 | キャスト | モデル | 備考 |
弓成亮太 | 本木雅弘 | 西山太吉 | 毎朝新聞・政治部の記者 |
司條一 つかさ・しゅういち | 松重豊 | 上田健一・政治部長 | 毎朝新聞の政治部長で、弓成亮太の上司。 |
金田満 | 遠藤雄弥 | ドラマ「運命の人」のオリジナル人物。 | |
萩野孝和 | 梶原 善 | ドラマ「運命の人」のオリジナル人物。 | |
桧垣 | 三宅久之? | 毎朝新聞の筆頭デスク。弓成亮太が、密かに敬愛しているデスク。弓成由里子に弓成亮太の逮捕を伝える。 | |
荒木繁 | 杉本哲太 | 毎朝新聞の社会部長。関川刑事部長から、弓成亮太の出頭を要請される。 | |
清原了 | 北村有起哉 | 弓成亮太の部下 | |
恵比寿史朗 | でんでん | 毎朝新聞の販売局第1部長。弓成亮太の逮捕による販売部数の減少を心配する人。 |
登場人物 | キャスト | モデル | 備考 |
山部一雄 | 大森南朋 | 渡辺恒雄 | 読日新聞のキャップ。弓成亮太も一目置く敏腕記者。弓成亮太と山部一雄の2人は、週末に酒を飲みながら情報交換する仲。裁判では証人として出廷する。 |
氏田一郎 | 氏家齊一郎 | 読日新聞の社会部の記者で、山部一雄と仲が良い。 | |
内戸賢三 | 内田健三 | 合同通信の記者。 | |
七浦甲子男 | 三浦甲子二 | 旭日新聞の元記者で、テレビ業界で活躍する人物。永田町でも伝説になっている大物記者。 | |
儀保 ぎぼ | 宜保靖 | 琉球新聞・社会部の記者。 |
雑誌名 | モデル | 備考 |
週刊東洋 | ||
週間潮流 | 週刊新潮 | 東京地裁判決後に三木昭子の手記を発表した週刊誌。 |
月刊春秋 | 文藝春秋 |
雑誌名 | キャスト | モデル | 備考 |
鳥井一郎 | 斎藤歩 | 週刊東洋の記者で、三木琢也に接触する。 | |
松中雄也 | 眞島秀和 | 週刊潮流編集部の記者。三木昭子・三木琢也の元に通う。 | |
城石記者 | 月刊春秋の記者で、弓成亮太に取材を申し込む。 |
政党名 | モデル | 備考 |
自由党 | 自由民主党 | 政権与党。 |
社進党 | 社会党 | 野党。社進党の横溝宏が外務省機密文書を元に自由党を糾弾する。 |
弘池会 | 宏池会 | 自由党内の会派で、小平正良派の議員が所属している。 |
清流会 | 清和会 | 自由党内の会派で、福出武夫派の議員が所属している。 |
二角小福 | 三角大福 | 佐橋総理の跡目を狙う4人の争い。二木文雄・田淵角造・小平正良・福出武夫の頭文字を取った言葉。 |
角福戦争 | 角福戦争 | 田淵角造と福出武夫とが争った総裁選。田淵角造が角福戦争に勝利し、佐橋総理の次男総理大臣となる。 |
政治家 | 実在のモデル | モデル | 登場人物の説明 |
佐橋慶作 | 北大路欣也 | 佐藤栄作 | 内閣総理大臣。引退の花道を飾るため、アメリカと密約を結んで沖縄返還を実現させる。後日、ノーベル平和賞を受ける。 |
福出武夫 | 福田赳夫 | 自由党の大物議員。佐橋政権の後を狙う。田淵角造との政権争い「角福戦争」で敗北する。 | |
福出赳雄 | 笹野高史 | 福田赳夫 | 原作「運命の人」では「福出武夫」だった。 |
田淵角造 | 不破万作 | 田中角栄 | 田淵角造は、佐橋派の3分のを掌中に収める実質ナンバー2。 |
小平正良 | 柄本 明 | 大平正芳 | 自由党の議員で、「あーうーの小平」と呼ばれている。佐橋総理と対立する次期総理候補の1人。弓成亮太は「お父ちゃん」と呼び、親しい間柄。 |
横溝宏 | 市川亀治郎 | 横路孝弘 | 社進党の議員。弓成亮太が入手した機密資料を元に、自由党を糾弾した。 |
奈良本 | 楢崎弥之助 | 横溝宏とともに機密文書について糾弾した社進党の議員。「爆弾男」の異名を持つ。 | |
池内総理 | 池田勇人 | 日本の元総理大臣。 | |
鈴森善市 | 鈴木善幸 | 自由党の総務会長で、弘池会の幹部。 | |
田川七助 | 田中六助 | 元新聞記者の自由党の若手議員。弘池会に所属している。小平正良派の議員。 | |
二木文雄 | 三木武夫 | 自由党の議員。 | |
愛池喜一 | 愛知揆一 | 日本の外務大臣。沖縄返還についてメイヤー在日大使との会談を行う。 | |
愛川輝一 | 大和田伸也 | 愛知揆一 | ドラマ「運命の人」のオリジナル? |
マツコー議員 | 浜田幸一 | 自由党の議員。「賭博議員」の異名を持つ若手議員。 | |
陣笠議員 | 自由党の議員。 | ||
利根川一康 | 中曽根康弘 | 少数派ながら、総裁選「角福戦争」ではキャスティングボートを握り、田淵角造を勝利に導いた政治家。青年将校。 | |
曽根川靖弘 | 本田博太郎 | 中曽根康弘 | 原作「運命の人」では利根川一康だった。 |
河乃陽平 | 河野洋平 | 自由党党人派の領袖を父を継いだ衆議院議員。 | |
植田鉄二 | 上田哲 | 社進党の参議院議員。 | |
大野伴睦 | 実名 | 過去の政治家。 | |
多田知事 | 大田昌秀 | 沖縄県知事。米軍用地に関する代理署名を拒否した知事。 | |
上之原議員 | 上原康助 | 沖縄県出身の社進党の新人議員。 | |
山村富一 | 村山富市 | 社進党の議員。沖縄編では内閣総理大臣を務めている。 |
登場人物 | モデル | 登場人物の説明 |
盛田秘書 | 森田芳子 | 小平正良の娘で、小平正良の自宅の裏隣に住みながら、秘書を務めている。大蔵官僚の盛田と結婚して盛田性になった。 |
盛田 | 森田一 | 大蔵省の官僚で、小平正良の娘と結婚した人物。 |
柏秘書 | 佐橋前総理大臣の秘書。 |
登場人物 | キャスト | モデル | 登場人物の説明 |
初代審議官 | 島審議官 | 女性事務官・三木昭子との不倫関係の噂があった審議官。 | |
安西傑 あんざい・たかし | 石橋 凌 | 安川壮 | 経済担当の審議官。弓成亮太と懇意にしており、7年来の仲。安西財閥の御曹司。 |
三木昭子 | 真木よう子 | 蓮見喜久子 | 外務審議官付き事務官で、安西傑の秘書。弓成亮太に極秘資料のコピーを渡した人物。裁判では起訴事実を争わず、有罪判決を受ける。 |
三木琢也 | 原田泰造 | 蓮見武雄 | 元外交官の職員で、三木昭子の夫。病気により外務省を退職し、妻の三木昭子が縁故採用となる。 |
山本勇 | 小松和重 | 山田事務官 | 外務審議官付き事務官で、安西傑の秘書。 |
吉田孫六 | 升毅 | 吉野文六 | 外務省のアメリカ局長。沖縄返還交渉の中心的な人物。 |
井狩 | 井川克一 | 沖縄返還について、シュナイダー公使と会談を行う。 | |
吉永敬介 | 中江要介? | 外務省のアジア局長で、特命全権大使としてマレーシアへ赴任する。 | |
川崎一郎 | 千葉一夫 | 外務省の北米一課長。ミスター沖縄 | |
林次官 | 石丸謙二郎 | 森治樹? | 親米派の次官。 |
大場在米大使 | 牛場在米大使 | ||
中岡大使 | 中山大使 | 在フランス大使 | |
赤松国連事務次官補 | 英語が堪能で、密約の草案作成の交渉時に日本側通訳として参加する。 | ||
法華審議官 | 法眼晋作 | 外務省秘密漏洩事件の発覚後、次官に昇進する。 | |
佐貫嘉夫 | 佐藤嘉恭 | アメリカ局北米1課首席事務官。東京地裁に証人として出廷する。 | |
寺脇大使 | 在ソ連大使 | ||
加納俊一郎 | 加瀬俊一 | 元・国連大使で、外務省を引退してからは外輪団体の理事を務める。佐橋総理がノーベル平和賞に選ばれるように尽力する人物。 | |
宝山 | 宝珠山昇 | 防衛施設庁の長官。「沖縄と基地との共存」を発言した人物。 |
登場人物 | キャスト | モデル | 登場人物の説明 |
十時(カミソリ十時) | 伊武雅刀 | 後藤田正晴(カミソリの後藤田) | 「カミソリ」の異名を持つ警察庁長官 |
井口 | 小市慢太郎 | 捜査2課第4知能犯係班長。弓成亮太を逮捕した人物。 | |
森靖之 | 野和之 | ドラマ「運命の人」のオリジナル。 | |
谷川正 | 警視庁刑事部捜査2課の司法警察員。弓成亮太の逮捕状を請求した人物。 | ||
嶺 | 沖縄県警の警部。 |
登場人物 | モデル | 登場人物の説明 |
正木次席検事 | 毎笹新聞の記者・斉田に「クリーンハンドの原則」を教えた検事。 | |
主任検事 | 佐藤道夫 | 「密かに情を通じ」という起訴状を作成した検事。 |
森検事 | 林検事 | 外務省機密漏洩事件の第1審の公判を担当した検事。 |
増見検事 | 増山登 | 外務省機密漏洩事件の第2審を担当した検事。 |
登場人物 | キャスト | モデル | 登場人物の説明 |
高槻弁護士 | 高木一 | 弓成亮太の弁護団の弁護士。 | |
伊能 | 伊達秋雄 | 法律学者で法曹界の重鎮。弓成亮太の弁護団の団長。元裁判官で、裁判官時代には砂川事件の判決を下している。 | |
大野木正 おおのぎ・ただし | 柳葉敏郎 | 大野正男 | 中央綜合法律事務所の弁護士。弓成亮太の弁護団で中心的な役割を担う弁護士。父親は帝人事件で3年半の未決勾留された末、無罪を勝ち取った。 |
山谷 | 山川洋一郎 | 中央綜合法律事務所の若手弁護士。弓成亮太の弁護団の弁護士。・ | |
西江 | 西垣道夫 | 中央綜合法律事務所の若手弁護士。弓成亮太の弁護団の弁護士。 | |
坂元勲 | 吹越 満 | 坂田治吉 | 坂元法律事務所の弁護士。女性事務官・三木昭子の弁護士で、事件後は三木昭子を雇用する。 |
登場人物 | モデル | 登場人物の説明 |
横田喜三郎 | 実名 | 第3代最高裁判所長官。民間人で初めての最高裁判所長官となった人物。ストリーには関係しない。 |
竹田厳太郎 | 東京簡易裁判所の裁判官。弓成亮太に対する逮捕状を発行した裁判官。 | |
本山拓 | 山本拓 | 東京地裁の裁判官。外務省機密漏洩事件の第1審で裁判長を務める。 |
木柿裁判官 | 木梨節夫 | 東京高等裁判所の裁判官。外務省機密漏洩事件の2審で裁判長を務める。第2審で弓成亮太に、懲役4月・執行猶予1年の有罪判決を言い渡す。 |
時枝裁判官 | 時国康夫 | 東京高等裁判所の裁判官。外務省機密漏洩事件の2審で右陪審を務める。大納言・平時枝の末裔。一族が日本最大級の茅葺き屋根の木造建築を建てた。 |
左陪審 | 奥村誠 | 東京高等裁判所の裁判官。外務省機密漏洩事件の2審で左陪審を務める。東京高等裁判所に任官して日が浅いので、発言は少ない。 |
裁判官出身 | 岸盛一 | 最高裁の裁判官。外務省機密漏洩事件では裁判長を務める。 |
裁判官出身 | 岸上康夫 | 最高裁の裁判官。裁判官出身。 |
外務省出身 | 藤崎萬里 | 最高裁の裁判官。外務省出身で、大野木正らが敵視する裁判官。 |
元東大法学部長 | 団藤重光 | 最高裁の裁判官。リベラル派で、大野木正らが頼みの綱とする裁判官。 |
弁護士出身 | 本山亨 | 最高裁の裁判官。弁護士出身。 |
証人の名前 | モデル | 登場人物の説明 |
伊藤教授 | 伊藤正己 | 東京大学法学部の教授で、山谷弁護士の恩師。東京地裁・1審で弓成亮太側の証人として出廷する。 |
佐貫嘉夫 | 佐藤嘉恭 | 外務省北米一課主席参事官。1審で検察側証人として証言する。 |
吉田孫六 | 吉野文六 | 外務省のアメリカ局長。検察側の証人として1審で証言する。 |
山部一雄 | 渡辺恒雄 | 読日新聞の記者。弓成亮太側の証人として出廷し、1審で取材方法などを証言する。 |
井狩条約局長 | 井川条約局長 | 外務省の前・条約局長。裁判時の身分はスイス大使。検察側の1審の証人として出廷するが、秘密主義で重要なことは一切話さないため、検察側も激怒する。 |
河乃陽平 | 河野洋平 | 2審で弁護人側の証人として出廷し、持論を展開した政治家。 |
植田鉄二 | 上田哲 | 2審で証人として出廷する。 |
氏田一郎 | 氏家齊一郎 | 読日新聞の社会部の記者。弓成亮太側の証人として、2審で証言する。 |
松岡秀夫 | 松岡英夫 | 毎朝新聞の記者。弓成亮太側の証人として、2審で証言する。 |
内戸賢三 | 内田健三 | 合同通信の記者。弓成亮太側の証人として、2審で証言する。 |
登場人物 | モデル | 登場人物の説明 |
ニクソン大統領 | 実名 | アメリカの大統領。沖縄返還の調印式を欠席する。 |
ロジャード国務長官 | ウィリアム・ピアース・ロジャーズ国務長官 | 吉田アメリカ局長とパリ会談を行う人物。 |
エリクマン国務省日本部長 | エリクソン国務省日本部長 | 愛池大臣と会談した人物。 |
シュナイダー公使 | リチャード・スナイダー公使 | 井狩・シュナイダー会談を行う。 |
メイヤー在日大使 | アーミン・マイヤー駐日大使 | 沖縄返還について愛池外相との会談を行う。 |
リード国防長官 | 沖縄返還協定の調印式に出席した人物。 | |
モンデール駐日大使 | ウォルター・モンデール駐日大使 | 女子小学生強姦事件が発生したときの在日大使。 |
雑誌名 | キャスト | モデル | 備考 |
枝川清美 | ふせえり | 市川房枝 | 「三木さんを守る会」の構成員 |
坂元千恵子 | 黒沢あすか | 弁護士・坂元勲の妻。 |
登場人物 | モデル | 備考 |
ブリパン | ブリキのパンツ | ブリパンは、「ブリキのパンツ」の略語。ブリキのパンツは何も漏らさないため、口の堅い人を揶揄して「ブリパン」と呼ぶ。 |
シードラゴン | 実名 | シードラゴンはアメリカの原子力潜水艦。1964年11月12日に長崎県の佐世保港に入港した。 |
越後もなか | 山吹色の御菓子? | 田淵角造が送る菓子折。菓子折の中には現金が入っている。田淵角造の実弾(現金)攻撃のこと。 |
日本都市改造論 | 日本列島改造論 | 田淵角造が出版した本。新聞記者がゴーストライターになっている。 |
春日経済研究所 | 秋元政策研究所 | 元・読日新聞の春日が設立した事務所で、弓成亮太が機密文書の受け渡しに利用した事務所。 |
春日 | 秋元秀雄 | 元・読日新聞の記者。春日経済研究所を開業している。 |
弓成果青 | 西山青果 | 弓成亮太の実家。弓成亮太が跡を継ぎ、経営が悪化する。 |
九州青果 | 北九州青果? | 弓成果青を吸収合併する。 |
信託基準表 | トラスト・ファンド | アメリカの法律。アメリカは信託基準表を経由して400万ドルの支払うことを提案する。「外国政府から米国市民のため受領した信託基金の処理」(Disposition of trust funds received from foreign governments for citizens of U.S.)のこと。 |
フジヰ | 弓成亮太が立ち寄った店。明治38年に創業した老舗。 | |
レストラン「セレクト」 | 飲食店「車」? | 弓成亮太と弓成由里子とが情通する前に飲食したレストラン。 |
バー「カプリ」 | 実名 | ホテル・ニューオータニにあるバー。弓成亮太と弓成由里子の2人がホテルへ向かう前に立ち寄ったバー。 |
ホテル王山 | ホテル山王 | 弓成亮太が女性事務官・三木昭子と情を通じたホテル。安い連れ込みホテル。 |
500円 | 500円 | 弓成亮太が女性事務官・三木昭子にタクシー代として渡したお金。 |
合同ビル | 第一・三州ビル | 春日経済研究所事務所が入居しているビル。 |
周恩来 | 実名 | 中国の首相。 |
安西財閥 | 安川財閥 | 旧財閥。財閥解体により消滅し、安西電機となる。 |
安西電機 | 安川電機 | 安西傑審議官の実家。財閥解体により安西財閥が解体となり、安西電機となる。 |
三木さんを守る会 | 蓮見さんのこを考える女性の会 | 元・女性外交官の三木昭子を勝手に考える女性による団体。原作では「三木さんのことを考える女性の会」だった。 |
仰木マサ子 | 大屋政子 | 亡き夫の莫大な財産でバレエ財団を設立し、海外にも影響力を持つ女史。 |
国際バレエ振興財団 | 大屋政子バレエ財団 | 仰木マサ子が設立したバレエ財団 |
コスイギン首相 | アレクセイ・コスイギン | ソ連の首相。 |
リッベントロップ外相 | ヨアヒム・フォン・リッベントロップ | 第2次世界大戦中のドイツの政治家。 |
長谷川新吾 | 弓成果青で働いていた専務の息子。バー「ル・ボア」の支配人。 | |
バー「ル・ボア」 | 長谷川新吾が支配人を務めるバー。山崎豊子の原作小説「不毛地帯」にもバー「ル・ボア」という名前のバーが登場するが、住所が違う。 | |
マルコス大統領 | フェルディナンド・マルコス大統領 | フィリピンの大統領で、ハワイへ亡命する。 |
登場人物 | キャスト | モデル | 登場人物の説明 |
屋良主席 | 屋良朝苗 やら・ちょうびょう | 沖縄県返還の調印式を欠席した琉球政府の主席。 | |
伊佐方希 | 伊佐真一郎? | 沖縄県の漁師。 | |
ニコライ・アレフサンドロヴィッチ・ネフスキー | 実名 | ロシアの言語学者。日本滞在中に沖縄県・宮古島の古語や歌謡をノートに書き残した人物。 | |
渡久山朝友 とくやま・ちょうゆう | 泉谷しげる | 渡久山朝章 | 沖縄・読谷村(よみたんそん)の住人。弓成亮太を離れに滞在させる。 |
渡久山ツル | 渡久山ハル | 渡久山朝友の妻。 | |
謝花ミチ じゃはな・みち | 美波 | 沖縄県の琉球ガラス工芸の職人。母親がアメリカ兵に強姦されて、謝花ミチが生まれたため、深い闇を抱えている。 | |
謝花栄義 じゃはな・えいぎ | 謝花商店の店主で、謝花ミチの祖父。 | ||
照屋賢勇 | 三浦貴大 | ||
稲嶺 | 稲嶺盛吉 | 沖縄県の琉球ガラス工芸の職人。謝花ミチの師匠。ガラスに気泡を入れる技術を始めた人。 | |
下嶋哲朗 しもじま・てつろう | 実名 | 東京の画家。チビリガマの集団自決を知り、チビリガマへ潜るイベントを行う。 | |
知念安一 | 知花昌一 | 沖縄県宜野湾市の住人。伊佐浜の土地闘争に詳しい人物。 | |
ハリー堀田 | 在日アメリカ人の2世。沖縄返還後の現地調査に動向したアメリカ側の調査員。 | ||
島袋善祐 しまぶくろ・ぜんゆう | 実名 | 沖縄県の反戦地主。 | |
阿波根昌鴻 あはごんしょうこう | 実名 | 伊江島・伊佐浜の土地闘争のリーダー。 | |
池原秀明 | 実名 | 反戦地主会の事務局長。 | |
我楽政規 がらく・まさのり | 我部政明 | 琉球大学の教授で、アメリカで沖縄返還の密約に関する資料を発見した教授。 |
山崎豊子の小説「運命の人」のあらすじとネタバレは「運命の人-あらすじとネタバレ」をご覧下さい。