犯人は矢城美鈴(松田亜美)

松田亜美が出演するTBSのドラマ「ステップファザー・ステップ」の第1話のあらすじとネタバレのネタバレ編です。

このページは「ステップファザー・ステップのあらすじとネタバレ」からの続きです

そのころ、俺(上川隆也)は柳瀬豪造(伊東四朗)に報告していた。井口雅子は別人だったから、情報の人物像と違っていたのだった。

偽物の井口雅子は、本物の井口雅子のマルチ商法で騙された被害者で、苦労して貯めた住宅購入資金をだまし取られたため、本物の井口雅子を監禁して、家ごと乗っ取ったのだった。

偽物の井口雅子は耳が悪かった。だから、挨拶を返さなくても不審がられないように、いつもヘッドフォンをしていた。自宅に多くの鏡を置いていたのは、声や物音が聞こえなくても、後ろの人間に気付けるようにするためだった。

一方、パトカーのサイレンで目覚めた宗野直(渋谷龍生)ら双子は、井口雅子の自宅に怪盗キングが泥棒に入ったことを知り、「もう帰ってこないよ。また置いていかれたんだ僕たち」と落ち込んだ。

翌朝、宗野直(渋谷龍生)ら双子が起きると、本当の父親が残していった飛行機のラジコンが完成していた。ラジオコン飛行機を見た双子は「パパだ」と喜んだ。

宗野直(渋谷龍生)ら双子は直ぐに学校へ行き、校庭でラジコン飛行機を飛ばした。しかし、双子はコントローラーを奪い合い、ラジコン飛行機を墜落させ、壊してしまった。

宗野直(渋谷龍生)ら双子は壊れたラジコン飛行機を拾って帰ろうとすると、クラスメイトの矢城美鈴(松田亜美)が校長室で鞄を盗んでいる所を発見してしまった。

学校では校長室で現金5万円入りの鞄が盗まれた噂が広まり、保護者が押しかけてきた。

一方、宗野直(渋谷龍生)ら双子が日曜日に校庭でラジコン飛行機を飛ばしていた噂が広まり、宗野直らは同級生から犯人扱いされていた。

担任の灘尾礼子(小西真奈美)は宗野直(渋谷龍生)ら双子から話しを聞いたが、宗野直らは何も話さなかった。様子がおかしいと感じた灘尾礼子は、父親の俺(上川隆也)に電話して学校へ呼び出した。

話しを聞いた俺(上川隆也)は宗野家へ戻り、宗野直(渋谷龍生)ら双子に噂の真偽を問うが、宗野直らは「やってない」と答えた。俺は「ならいい。誰に何を聞かれても、堂々としていろ」と答えた。

その日の夜、俺(上川隆也)は壊れたラジコン飛行機を直すために宗野家で道具を探していると、引き出しから鞄が出てきた。鞄の中を確かめると、財布の中に校長・矢城久子(萬田久子)の運転免許書が出てきた。

翌朝、俺(上川隆也)は宗野直(渋谷龍生)ら双子に鞄を突き付け、「嘘付いたのか。もういい。元々、利用しあってただけだからな。約束はもう終わりだ」と言い、宗野家を出て行った。

その日、宗野直(渋谷龍生)ら双子は、鞄を盗んだ同級生・矢城美鈴(松田亜美)と一緒に街に出て、母親・矢城佐織(佐藤仁美)が働いているスナックを探した。

矢城美鈴(松田亜美)が祖母である校長・矢城久子(萬田久子)の鞄を盗んだのは、家を出て行った母親・矢城佐織(佐藤仁美)が働いているスナックの住所を調べるためだった。

矢城美鈴(松田亜美)らは手帳に書いてあった住所のスナックへ行くが、母親・矢城佐織(佐藤仁美)は既に辞めていた。落ち込んだ矢城美鈴(松田亜美)らは夜の街をさまよっていると、警察に見つかり、補導されてしまった。

知らせを受けた俺(上川隆也)が警察へ駆けつけると、既に宗野直(渋谷龍生)ら双子は帰っていた。

そこへ、同級生・矢城美鈴(松田亜美)が警察署から出てきた。矢城美鈴は俺に「直君たちを怒らないで。鞄を盗んだのは私なの」と言い、母親を探すために手帳が見たかっただけだったことを打ち明けた。

その日の夜、俺(上川隆也)は学校へ忍び込み、校長の机に鞄を戻すと、怪盗キングが泥棒に入った時に残すトランプを校長室に残した。

翌日、校長室で盗まれた鞄が見つかる。校長の鞄は戻ってきたが、校長がタイムカプセルに入れようとしていた手紙だけが無くなっていた。矢城久子(萬田久子)は手紙だけが盗まれたことに困惑した。

一方、校長室の盗難事件の犯人は怪盗キングだったと判明し、宗野直(渋谷龍生)ら双子を犯人扱いしていたクラスメイトは、「犯人扱いしてゴメン」と双子に謝罪した。

その後、矢城美鈴(松田亜美)は担任の灘尾礼子(小西真奈美)に付き添われ、母親・矢城佐織(佐藤仁美)のスナックを訪れた。しかし、矢城佐織は矢城美鈴を無下に扱い、追い返してしまった。

その日の夜、俺(上川隆也)に頼まれた柳瀬豪造(伊東四朗)は、客として矢城佐織(佐藤仁美)のスナックを訪れ、矢城佐織に手相を見てやると言い、矢城佐織から本心を聞き出した。

矢城佐織(佐藤仁美)は、自分を母親失格だと思っており、自分と一緒に居ると娘の矢城美鈴(松田亜美)まで駄目にしてしまうと思い、娘を追い返したのだった。

柳瀬豪造(伊東四朗)は「自信を持ちなさい。あんたは良い母親に成れる手相だ」と告げると、一瞬だけスナックの電気が消えた。すると、柳瀬豪造は居なくなっていた。

矢城佐織(佐藤仁美)が辺りを見回すと、柳瀬豪造(伊東四朗)が座っていたカウンターに手紙が置いてあった。

手紙は校長の矢城久子(萬田久子)がタイムカプセルに入れるために、20年後の娘・矢城佐織(佐藤仁美)に宛てた手紙だった。

手紙には、「私は仕事ばかりで母親失格でした。貴方は私の自慢の娘でした。矢城美鈴(松田亜美)と離ればなれにした事を後悔しています。この手紙を読む頃には、私の大切な娘と孫は幸せに生きていると信じています」と綴ってあった。

タイムカプセルを埋める日、宗野直(渋谷龍生)ら双子は「もう来ないよ」と落ち込んでいると、俺(上川隆也)が現れた。俺に気付いた宗野直らの顔は瞬く間に晴れた。

一方、クラスメイトの矢城美鈴(松田亜美)も落ち込んでいると、矢城佐織(佐藤仁美)がやってきた。矢城佐織は矢城久子(萬田久子)に「これも一緒にタイムカプセルに入れて欲しいの」と言い、矢城久子が書いた手紙を差し出した。

矢城久子(萬田久子)は「もちろんよ」と言い、矢城佐織(佐藤仁美)と和解すると、矢城美鈴(松田亜美)は母親の矢城佐織に抱きついた。

そのころ、法律事務所では、秋山ナオ(平山あや)が柳瀬豪造(伊東四朗)に、「あの子達の両親は本当に駆け落ちしたのかしら。都合が良すぎじゃない。同じ日に別々に駆け落ちだなんて」と疑問をぶつけていたのであった。

ステップファザー・ステップの感想」へ続く。『「ステップファザー・ステップ」の第2話のあらすじとネタバレ』へ続く。

ドラマ「ステップファザー・ステップ」の原作や主題歌は「ステップファザー・ステップの原作と主題歌」をご覧ください。

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