深堀圭造(ふかほりけいぞう)

深堀圭造(ふかほりけいぞう=59歳)は、郷田マモラの漫画「モリのアサガオ」に登場する犯罪で、モリのアサガオのキーマンの1人です。

1982年2月7日に大阪府大阪市花園区なにわ谷にある運送会社「(有)ヤマネコ運送」の社内で、経営者と従業員2人が殺害される事件「なにわ谷事件」が起きた。

この事件で山本憲人と深堀圭造の2人が逮捕・起訴され、なにわ谷事件の主犯格の山本憲人には死刑が宣告され、共犯者の深堀圭造には懲役12年の実刑判決が下った。

深堀圭造は刑期を終えて出所し、娘に会うために妻の実家を訪れたが、面会を断れてしまう。その日の夜、娘に会えなかったことにいらついていた深堀圭造、肩がぶつかった通行人を殺害してしまう。

深堀圭造は2度目の殺人事件を起こして死刑が宣告され、確定死刑囚として及川直樹(おいかわ・なおき)が勤務する死刑囚舎房に収容されている。

深堀圭造は死刑囚舎房の中で最も横柄で凶暴な性格。41歳でヌードになった下積長子(しもずみながこ)がお気に入りで、下積長子が蔵ビア出演する週刊誌「週刊孤独」「週刊ひとりぼっち」を愛読している。

生きることに執着する深堀圭造にはある秘密があった。刑務官の及川直樹は「なにわ谷事件」の真相へと迫っていくのだった。

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