恋愛ニートの黒幕は雨宮博美(室井滋)
永山絢斗が出演するTBSの恋愛ドラマ「恋愛ニート」の第1話「モテ期到来?忘れた恋、今夜始まる」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。
このページは「恋愛ニートのあらすじとネタバレ」からの続きです。
翌朝、木下凛(仲間由紀恵)が仕事していると、また多田耕太(爆笑問題の田中裕二)から荷物が届いた。木下凛は多田耕太に電話して「本当に迷惑です。辞めてください」と言い、電話を切った。
その後、木下凛(仲間由紀恵)は手帳を見て、今日が弟・木下樹(西山潤)の誕生日だったことを思い出す。
木下凛は仕事を早く終わらせ、急いでスーパーへ向かうが、待ち伏せしていた槙野駿平(永山絢斗)が「星を見に行こう」と付きまとう。
槙野駿平(永山絢斗)を振り切って帰宅した木下凛(仲間由紀恵)は、料理やケーキを用意して兄弟の帰りを待っていたが、木下樹(西山潤)らはなかなか帰ってこなかった。
10時になり、ようやく、木下結衣(本田翼)と木下樹(西山潤)の2人が帰宅した。
木下凛(仲間由紀恵)は「誕生日は一緒に祝う決まりでしょ。両親が居なくても寂しい思いをさせたくないから頑張ってきたんでしょ」と怒る。
木下結衣(本田翼)はテーブルの料理を見て驚くが、素直になれず、「凛姉は樹の誕生日を忘れてたでしょ。急に思い出したかなんだか知らないけど、そんなの自己満足じゃん」と言い、自室へ消えた。
すると、木下樹(西山潤)は木下凛(仲間由紀恵)に、「ごめん。さっきまで、結衣がファミレスで奢ってくれてたんだ。凛姉は仕事で忙しいからって。凛姉、もうちょっと自分のことを考えなよ。いつまでも一緒に居られるわけじゃないんだからさ」と告げた。
翌日、パンドラ出版に苦情が入る。リニューアルオープンのために本を1000冊注文したのだが、100冊しか届いていないという苦情だった。
木下凛(仲間由紀恵)は書店の店長に謝罪するが、店長は「あんたが熱心に勧めるから1000冊も頼んだんだ。このスペースをどうしてくれんだ。あんたの所とは、2度と取引しない」と叱りつけた。
その後、なんとかクレームの処理が終わると、上司の神山純一郎(橋本じゅん)は木下凛(仲間由紀恵)に、「今回のことは、いつも馬鹿にしてる高橋(夕輝壽太)が処理してくれた。何でも自分で出来るなんて思いがあるのもいい加減にしろ」と叱責した。
一方、バーでは、松本直哉(佐々木蔵之介)が「下手に出たら付け上がりやがって。金がかかるうえ、馬鹿にされた。いくら、博美さん(室井滋)の頼みでも割に合わないですよ」と愚痴をこぼしていた。
雨宮博美(室井滋)は「木下(仲間由紀恵)は、前はこんなんじゃなかった。自分の能力を認めて欲しいから意固地になって、周りが見えなくなった。もう1度自分を見つめなおして欲しいの」と明かした。
松本直哉(佐々木蔵之介)は「何で恋愛なんですか。女性が見据えてるのは、その先にある結婚でしょ。誰かと暮らすということは、自由を奪われる。僕はそんなハイリスクを背負う気はない」と呆れた。
多田耕太(爆笑問題の田中裕二)は「僕は女性が怖い。容姿で人格を否定される。それなら、猫と一緒に暮らしたほうが良い」と打ち明けた。
槙野駿平(永山絢斗)は「恋愛に意味なんてあるの?出会ってキスしてエッチして。それ以外に何かあるわけ?」と問うた。
雨宮博美(室井滋)は「恋愛で人が変われるか、そんなことは分からない。背負うことを恐れてはいけない。傷つくことをおそれてはいけない。深みにはまることを恐れてはいけない。それを教えてあげたいの」と答えた。
一方、パンドラ出版に戻った木下凛(仲間由紀恵)は、部下の高橋明(夕輝壽太)に「確認もせずに間違いだと判断してごめんなさい。フォローありがとう」と頭を下げた。すると、高橋明は「仕事ですから」と笑顔で答えた。
高橋明(夕輝壽太)が帰宅すると、雨宮博美(室井滋)は木下凛(仲間由紀恵)に「落ちてたよ」と言い、紙切れを渡した。
それは、弟の木下樹(西山潤)が参観日の時に読み上げた、死んだ両親の代わりに頑張る木下凛(仲間由紀恵)に対する感謝を述べた作文だった。1人になった木下凛は作文を読み返す。
その日の夜、木下凛(仲間由紀恵)が帰っていると、屋台で酒を飲んでいる相沢菜々子(りょう)を見かけた。木下凛は隣に座る。
相沢菜々子(りょう)は彼氏が若い女と結婚することを打ち明けた。すると、木下凛(仲間由紀恵)は、仕事で失敗して上司に叱責されたことを打ち明け、話し始めた。
木下凛(仲間由紀恵)は、事故で両親が死んだとき、自分が頑張らなければと思い、泣けなかった。元彼が「俺を頼れ」と言ってくれたが、彼に頼ったらダメになってしまいそうで、1人で頑張った。1人で頑張ることが良いことだと思い、いつしか、他人を寄せ付けなくなった。でも、それは勘違いだった。
帰宅した木下凛(仲間由紀恵)は、クローゼットにしまい込んでいた赤いハイヒールを出した。人はそんなに簡単には変われない。変わるには勇気が居る。でも、小さくても、思い切って一歩を踏み出せば。
一方、スイーツ男子3人は、それぞれ自宅で雨宮博美(室井滋)の言葉を思い出していた。背負うことを恐れてはいけない。傷つくことを恐れてはいけない。深みにはまることを恐れてはいけない。
松本直哉(佐々木蔵之介)らスイーツ男子3人は、それぞれに、木下凛(仲間由紀恵)の名刺を取り出すと、電話に手を伸ばすのであった。
「恋愛ニートの感想」へ続く。恋愛ニートの原作と主題歌は「恋愛ニートの主題歌や原作」をご覧ください。