「ミューズの鏡」のあらすじとネタバレ

AKB48の指原莉乃が主演する日本テレビの深夜ドラマ「ミューズの鏡」の第1話のあらすじとネタバレです。

「ミューズの鏡」の原作や主題歌は、『「ミューズの鏡」の主題歌と原作』をご覧ください。

ある日、劇団の稽古場では美川麗子(水沢奈子)ら3人の女優が、「また女優が1人辞めた。このままでは劇団が潰れてしまう。沖田先生(池田成志)の指導が厳しすぎるのよ」と愚痴を言い合っていた。

そのとき、ドアの方から物音がする。美川麗子(水沢奈子)は「今の話しを沖田先生(池田成志)に聞かれたのではないかしら」と焦る。

そして、川島ともか(上田眞央)が扉を開けると、割烹着を着た見知らぬ女・向田マキ(AKB48の指原莉乃)が立っていた。

美川麗子(水沢奈子)は「何を覗いているの。覗き見なんて悪趣味ね」と非難すると、向田マキ(指原莉乃)は「覗いてなんかいません。どうしても中が見たくて、隙間から観ていただけです」と答えた。美川麗子は「それを覗き見と言うのよ」と激怒した。

川島ともか(上田眞央)が「どうして覗いていたの」と問い詰めると、向田マキ(AKB48の指原莉乃)は「お芝居が大好きなんです。でも、貧乏なので舞台も観たことがありません」と答えた。

美川麗子(水沢奈子)は「舞台のチケットなんて高くても1万円よ。そんな貧乏が居るなんて怖い。この女を早く連れ出して」と騒いでいると、トップ女優の彩吹うらら(平野綾)が稽古場にやってきた。

彩吹うらら(平野綾)は美川麗子(水沢奈子)らに「何をしているの。もう発声練習をしている時間でしょ」と問うと、美川麗子(水沢奈子)は「この妙な女が稽古場を覗いてたんです」を説明した。

向田マキ(AKB48の指原莉乃)は彩吹うらら(平野綾)に、「綺麗。テレビで見ていても綺麗なのに、本物がこんなにも綺麗だなんて」と感想を述べた。

気分を良くした彩吹うらら(平野綾)は「お芝居が好きなのね。芝居に経験は関係ないわ。やりたければやれば良いのよ。もうすぐ、演出家の先生がいらっしゃるわ。練習を観ていくといいわ」と答えた。

彩吹うらら(平野綾)は向田マキ(AKB48の指原莉乃)から芝居に対するただならぬ情念を感じていたが、向田マキはバイトへ行くと言い、稽古を観ずに稽古場を出て行ってしまった。

その後、沖田竜(池田成志)が稽古場にやってきて、発声練習が始まった。沖田竜は女優を厳しく指導した。

沖田竜(池田成志)は「腹筋を使え、腹筋を使って腹から声を出せ」と言い、女優の腹を殴っていく。美川麗子(水沢奈子)らは腹を殴られ崩れ落ちていくが、彩吹うらら(平野綾)は腹筋で沖田竜のパンチをはじき返した。

沖田竜(池田成志)は「流石だな、彩吹うらら」とニヤリとし、発声練習を再開させた。

そこへ、向田マキ(AKB48の指原莉乃)が現れ、「私はやはり演じたい。私にお芝居をさせてください」と頼んだ。

沖田竜(池田成志)が「何だこいつは」と訊くと、彩吹うらら(平野綾)が「お芝居が好きとかで、稽古場を覗き見していた子です」と教えた。

沖田竜(池田成志)は「面白い。今、発声練習をしていたところだ。一緒にどうかな。だが、その前にお前の腹筋をためさせてもらう」と言い、向田マキ(AKB48の指原莉乃)の腹を殴った。

彩吹うらら(平野綾)が「大丈夫?貴女」と心配する。沖田竜(池田成志)は「いかんですな。この程度で痛いとは」と笑うと、向田マキ(AKB48の指原莉乃)は腹に力を入れ、沖田竜をはじき飛ばしてしまった。

先生を腹筋で向こうの壁まで吹飛ばした。彩吹うらら(平野綾)らが向田マキ(AKB48の指原莉乃)の腹筋に驚く。沖田竜(池田成志)は「面白い」と言い、笑い出す。

そこへ、劇団員の近衛司(竹財輝之助)らが入ってくる。近衛司は倒れている沖田竜(池田成志)の所へ駈け寄り、「先生、どうしてんですか」と心配する。

一方、向田マキ(指原莉乃)は近くにあった「ロミオとジュリエット」の台本を拾い、取り憑かれたかのようにジュリエットを演じ始める。

向田マキ(指原莉乃)の演技を観た近衛司(竹財輝之助)は「ベテラン女優でも難しいと言われるジュリエットを見事に演じきっている」と驚く。彩吹うらら(平野綾)も「稽古場をのぞきに来た素人ですのよ」と驚く。

沖田竜(池田成志)は向田マキ(指原莉乃)のジュリエットを観て、「面白い。面白いわ」と高笑いしたのでった。

帰宅した向田マキ(指原莉乃)が黙々と台本を読み、ジュリエットを演じていると、母親の向田由美子(陽月華)が帰宅した。

向田由美子(陽月華)は「あんたバイトを休んだそうじゃないか」と言い、向田マキ(指原莉乃)が持っている台本を奪い取り、破り捨てる。

そして、向田由美子(陽月華)は「芝居なんて金持ちの道楽なんだよ」と叱るが、向田マキ(指原莉乃)はとりつかれたように芝居を続けた。

向田由美子(陽月華)は「もうおやめ」と言い、向田マキ(指原莉乃)をビンタして、泣き崩れると、向田マキは我に返った。

この日、向田マキ(指原莉乃)の中に、眠っていた何かが目覚めた。お芝居の神「ミューズ」に愛された少女マキ。ミューズはマキの体を借りて舞台に降り立ったのだ。

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