「聖なる怪物たち」の第3話のあらすじとネタバレ
鈴木杏が出演するテレビ朝日の代理出産ドラマ「聖なる怪物たち」の第3話「私の赤ちゃんを返して」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。
第2話のあらすじは『「聖なる怪物たち」の第2話のあらすじとネタバレ』をご覧ください。
ある日、村澤信吾（和田聰宏）の産婦人科病院で、代理出産をする有馬三恵（鈴木杏）に、日向夫婦の受精卵が着床したことが確認できた。日向圭子（加藤あい）は有馬三恵の妊娠を自分のことのように喜んだ。
一方、妊婦の木嶋美保（佐藤仁美）は、喉の違和感を訴えて大久保記念病院を受診した。司馬健吾（岡田将生）が診察し、検査した結果、喉に腫瘍（ガン）が見つかった。
その日の夜、有馬三恵（鈴木杏）は日向家で、産婦人科医師・村澤信吾（和田聰宏）の往診を受ける。胎児は順調に成長しており、何の問題もなかった。
日向圭子（加藤あい）は心配して、「普通に生活して良いんですか？まだ運動は控えた方が良いですよね」などと、医師に次々に質問を投げかける。
医師・村澤信吾（和田聰宏）は「神経質にならないで。妊娠は病気じゃないんだ。お母さんらしく、構えてればいい」とアドバイスした。
医師・村澤信吾が帰ると、春日井優佳（中谷美紀）は、有馬三恵（鈴木杏）に契約書への署名を求めた。出産後は速やかに子供を春日家へ引き渡し、子供と引き替えにお金を渡すという契約書だった。
有馬三恵（鈴木杏）は「お金の為に子宮を貸したんじゃない。日向圭子（加藤あい）の気持ちが痛いほど分るから…」と署名を拒否するが、春日井優佳（中谷美紀）は「善意なら署名できるでしょ」と署名を迫った。
しかし、有馬三恵（鈴木杏）は「子供を品物みたいに取引するのは絶対に嫌。どうしてもというのなら、お腹の子を堕ろします」と言い出した。
すると、春日井優佳（中谷美紀）は笑いだし、「ごめんなさい。三恵さんの本心を知りたかっただけなの」と言い、契約書を破り捨てた。
翌日、司馬健吾（岡田将生）は妊婦の木嶋美保（佐藤仁美）に、腫瘍（癌）が見つかったことを告知した。癌はステージ2なので、切除や放射線治療で治療は可能だった。
木嶋美保（佐藤仁美）は「子供はどうなりますか」と質問する。司馬健吾（岡田将生）は「今回は諦めましょう」と答えるが、木嶋美保は「嫌です。私はもう母親なんです。この子を産ませてください」と頼んだ。
一方、日向敏雄（長谷川博己）は学園の理事会で、妻の日向圭子（加藤あい）が妊娠したことを発表した。理事達は拍手で喜ぶが、理事で前妻の森宮希実代（森脇英理子）は冷たい視線で見詰めていた。
その日の夜、義母・日向華江（山本陽子）が森宮希実代（森脇英理子）を招いて、日向圭子（加藤あい）の妊娠祝いを開いた。
前妻の森宮希実代（森脇英理子）は「思い違いじゃないわよね。慶林大学病院の教授にお会いした時に聞いたけれど、教授は圭子を知らなかったわよ」と質問した。
すると、日向敏雄（長谷川博己）は「大学病院には行ってない。あそこは良い思い出がないので。同期生が産婦人科を開業しているので、そこで診てもらってる」と答えた。
日向華江（山本陽子）は安心すると、「日向家で受け継いで欲しいの。希実代さん（森脇英理子）に渡してたんだけど、こういう事になったでしょ」と言い、日向圭子（加藤あい）に大きな指輪を差し出した。
義母の日向華江（山本陽子）は、前妻・森宮希実代（森脇英理子）の子供を跡継ぎにしようと考えていたが、日向圭子（加藤あい）の妊娠を知ると、手の平を返したかのように、日向圭子に優しく接した。
その日の夜、日向敏雄（長谷川博己）が寝室に入ると、日向圭子（加藤あい）が服の中に枕を入れて、鏡をみていた。そして、日向圭子は、妊娠している姿を周りにアピールする必要があると言い出した。
一方、父・司馬宗吾（平田満）は友達の怪我の付き添いを口実に、わざわざ遠くの大久保記念病院を訪れ、司馬健吾（岡田将生）に友達を診察させた。
司馬健吾は「近くの病院があるだろ。感染症になったらどうするんだよ」と注意するが、友達は「息子のことが心配なんだよ。俺の怪我かちょうど良い口実だ」と笑い飛ばした。
その日の夜、司馬健吾（岡田将生）は自宅マンションで、父・司馬宗吾（平田満）と食事をしていると、交際を始めた看護婦の平井瑶子（大政絢）がやってきた。
食事が終わると、平井瑶子（大政絢）は「婦長（中谷美紀）が『司馬先生と会うんでしょ』って。私、つい、受け取っちゃった。ごめんなさい」と言い、司馬健吾（岡田将生）に封筒を渡した。
婦長の春日井優佳（中谷美紀）に、交際を気付かれていたのか。司馬健吾（岡田将生）が封筒を開けると、低出生体重児の育成記録が出てきた。
「聖なる怪物たち-第3話のあらすじとネタバレの後半」へ続く。