日向圭子(加藤あい)は想像妊娠
佐藤仁美が出演するテレビ朝日の想像妊娠ドラマ「聖なる怪物たち」の第3話「私の赤ちゃんを返して」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。
このページは『「聖なる怪物たち」の第3話のあらすじとネタバレ』からの続きです。
翌日、司馬健吾(岡田将生)は病院で先輩の水原良二(勝村政信)に、妊婦・木嶋美保(佐藤仁美)と胎児の両方を助けたい、と訴えた。
しかし、水原良二は「癌は日ごとに増えていく。出産するころには母親は死ぬ。それが癌の現実だ」と決断を迫った。
その後、司馬健吾(岡田将生)は、院長の大久保志郎(小日向文世)に「1週間待ってください。24週になれば、帝王切開で胎児を取り出せます。24週で胎児を取り出した記録があるんです」と直訴した。
大久保志郎(小日向文世)は「妊婦の希望といことにするのであれば、許可する。君が患者さんにリスクを説明して了承を得なさい」と条件付きで許可した。
司馬健吾(岡田将生)が妊婦・木嶋美保(佐藤仁美)に説明すると、夫は反対したが、妊婦・木嶋美保は「1週間、待ちます。40週まで待っても良い」と答え、1週間後に手術することになった。
1週間後、手術が始まる。帝王切開は上手くいったが、癌は予想以上に進行しており、声帯まで侵食していた。
司馬健吾(岡田将生)は「声帯を取ると声が出なくなる」と声帯の摘出に躊躇すると、水原良二(勝村政信)は「声は出なくても子供は抱ける」と背中を押した。
手術が終わると、夫は「声が出なくなる手術だなんて聞いてないぞ」と、司馬健吾(岡田将生)に詰め寄った。
司馬健吾(岡田将生)は謝罪し「これからも戦わせてください。2人は今、生きようと必死に戦っています」と頭を下げた。
そこへ、麻酔が切れた木嶋美保(佐藤仁美)が目覚めたという知らせが入る。夫はベッドで寝ている木嶋美保(佐藤仁美)の手を強く握った。
一方、病院の屋上では、平井瑶子(大政絢)が携帯電話で「50万円でいいの。大学病院の先生なら何とかなるでしょ」と、話していたが、一方的に電話を切られてしまった。
その刹那、平井瑶子(大政絢)は背後から肩を掴まれる。驚いて振り向くと、背後に居たのは入院患者の糸川要次郎(渡辺いっけい)だった。
平井瑶子が患者から謝礼を受け取るのを目撃していた糸川要次郎は、「もっと上手くやらないと、病院中に噂が広まるよ。話し次第じゃ、お口ににチャックがかかるけど。さて、どうしようか。肩でも揉んで貰おうかな」と、平井瑶子を脅した。
そのころ、日向圭子(加藤あい)はお腹にクッションを入れ、妊婦を装って公園を訪れていた。日向圭子は公園に居るママに声を掛け、赤ちゃん談義をし、赤ちゃんを抱かせてもらった。
翌日、日向敏雄(長谷川博己)は喫茶店で春日井優佳(中谷美紀)で会う。日向敏雄は「お腹にクッションを入れたり。胸が張ってきたとか言い出した。このままでは圭子(加藤あい)が持たない」と相談する。
春日井優佳(中谷美紀)は「それは典型的な想像妊娠です。まさか中止にしようというんじゃないでしょうね」と問うと、日向敏雄(長谷川博己)は「止められわけがないでしょ」と答えた。
その後、春日井優佳(中谷美紀)が病院で働いていると、産婦人科医の村澤信吾(和田聰宏)から電話があった。村澤は春日井優佳に、有馬三恵(鈴木杏)の血液の検査結果を報告する。
春日井優佳(中谷美紀)は「わかりました。何か会った時のために、三恵さんの血液を貯めておけということですね」と答えた。
一方、自宅の掃除をしていた日向圭子(加藤あい)は、有馬三恵(鈴木杏)の部屋のベッドの下で1冊のノートを見つけた。ノートを開くと、色々な名前が書いてあった。
日向圭子(加藤あい)がノートをペラペラとめくっていると、背後から「どれも、かわいいでしょ。もう3つに絞り込んだの。この子の名前」と声がした。日向圭子が振り返ると、有馬三恵が立っていた。
日向圭子(加藤あい)が「どういうこと?」と問うと、有馬三恵(鈴木杏)は「決めちゃ行けないの?私が産むのに」と答えたのであった。
「聖なる怪物たち-第3話の視聴率と感想」へ続く。第4話のあらすじは「聖なる怪物たち-第4話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
ドラマ「聖なる怪物」の原作と主題歌は、『「聖なる怪物たち」の原作と主題歌』をご覧ください。