弓成亮太(本木雅弘)が密かに情を通じる

不破万作が出演するTBSの情通事件ドラマ「運命の人」の第4話「暴かれた関係」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。

このページは「運命の人-第4話のあらすじとネタバレ」からの続きです。

その後、次期首相候補の田淵角造(不破万作)は、山部一雄(大森南朋)に「小平正良(柄本明)の力を借りても、福出赳雄(笹野高史)には及ばない。まとまった票が欲しい」と工作を頼んだ。

山部一雄(大森南朋)は、「曽根川靖弘(本田博太郎)を取り込むということですか。それなりの誠意をお示しいただければ」と引き受けた。

すると、田淵角造(不破万作)は外務省機密漏洩事件について、「新聞は拳を振り上げたままで良いのか。十時正春(伊武雅刀)の状況だと、訳ありだとか」と問うた。

その後、山部一雄(大森南朋)は司修一(松重豊)に、「ある政治家に謎かけされました。警察は何か隠し球を握ってるのかも知れません。弓成亮太(本木雅弘)も一筋縄ではいかないですから」と話した。

そのころ、検察では三木昭子(真木よう子)や弓成亮太(本木雅弘)の取り調べが、それぞれの別室で続いていた。

三木昭子は何も喋っていなかったが、検事が「OHZAN(王山)」と書いたマッチを差し出すと、三木昭子は坂元弁護士(吹越満)の言葉を思い出した。…貴女の敵は弓成亮太(本木雅弘)です。

その後、弓成亮太(本木雅弘)の取り調べが行われている検事室へ、職員が入ってくる。職員は検事に耳打ちして、検事室を出て行った。

すると、検事は弓成亮太(本木雅弘)に、「貴方が否定しても、三木昭子(真木よう子)は認めましたよ」と言い、タバコを勧めた。

弓成亮太(本木雅弘)がタバコを断ると、検事はタバコをくわえた。そして、マッチを取り出して、タバコに火を付け、マッチ箱を机に置いた。マッチには「OHZAN(ホテル王山)」と書かれている。

その日の夜、毎朝新聞の斉田は、起訴状の作成を担当する正木次席検事の自宅を訪れ、「判例のない難しい事件ですが、特捜はどうお考えですか?」と質問した。

正木次席検事は「クリーンハンドの原則を知ってるかね。人を裁く者は、自分の手が汚れていてはならない。毎朝新聞は知る権利を主張しているが、毎朝新聞の手が汚れていたらどうする」と答えた。

その日、弓成亮太(本木雅弘)の釈放が決定した。司修一(松重豊)は弓成由里子(松たか子)に電話し、自宅へは帰らず、ホテルで寝泊まりすることを告げ、「今後も弓成を支えてやってください」と頼んだ。

その後、司修一(松重豊)は検察へ釈放された弓成亮太(本木雅弘)を迎えに行く。弓成亮太は三木昭子(真木よう子)の釈放について尋ねると、司修一は「向こう弁護士が拘置取り消しに同調しなかった」と教えた。

弓成亮太(本木雅弘)は毎朝新聞へ戻ると、記者会見を開いた。弓成亮太は「毫も恥じる所は無い。これは機密漏洩事件ではなく、沖縄変換密約事件だ。裁かれるべきは沖縄返還密約である」と会見した。

記者会見が終わり、毎朝新聞を出ようとすると、山部一雄(大森南朋)が「政府が強気なので心配したのだが、早期釈放ということは、隠し球も無かったということか」と話しかけてきた。

弓成亮太(本木雅弘)は「よしてくれ。取材されるのは苦手なんだ」と言い、タクシーに乗り込んで、ホテルへ向かった。

弓成亮太(本木雅弘)がホテルに着くと、弓成由里子(松たか子)が待っていた。

しかし、弓成亮太はシャワーを浴びると、「子供達が目を覚ましたとき、母親が居ないと不安になる」と言い、弓成由里子を自宅へ帰し、ベッドへと潜り込んだ。

弓成亮太(本木雅弘)の釈放から8日後の4月15日、三木昭子(真木よう子)が釈放された。その日、東京地検は外務省機密漏洩事件の起訴状を発表した。

被告人・弓成亮太(本木雅弘)は、被告人・三木昭子(真木よう子)と密かに情を通じ、これを利用して安西審議官(石橋凌)に回付される外交関係秘密文章を持ち出させて記事の取材をしようと企て…

起訴状の「密かに情を通じ」という文言により、弓成亮太(本木雅弘)が肉体関係を利用して三木昭子(真木よう子)から機密文書を入手したことが明らかとなり、知る権利キャンペーンは衰退していくのであった。

運命の人-第4話の感想」へ続く。第5話のあらすじは「運命の人-第5話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

登場人物の実在のモデル一覧は、『「運命の人」の実在のモデル』をご覧ください。

コメントを投稿する

コメントは正常に投稿されていますが、反映に時間がかかります。