運命の人-第7話のあらすじとネタバレ

柳葉敏郎が出演するTBSの沖縄返還密約ドラマ「運命の人」の第7話「衝撃の判決明暗を分けた結末」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。

第6話のあらすじは「運命の人-第6話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。原作と主題歌は『「運命の人」の原作と主題歌』をご覧ください。

第2回公判で、外務省の吉田孫六(升毅)が証人として法廷に立つ。大野弁護士(柳葉敏郎)が密約の存在を追求するが、吉田孫六はシラを切り通し、吉田孫六を切り崩すことはできなかった。

裁判後、弓成亮太(本木雅弘)らが今後の対応を話し合う。弓成亮太は、当時の大蔵大臣・愛川輝一(大和田伸也)の出廷を要請し、断られた場合は新聞の紙面で、その理由を追及することを提案した。

高槻弁護士(伏見哲夫)が「他社の新聞記者も証人に呼びたい」と提案すると、弓成亮太(本木雅弘)は読日新聞の記者・山部一雄(大森南朋)に証人出廷を頼んだ。

山部一雄(大森南朋)は上司から「他紙のスキャンダルに関わることは、賛成できない」と釘を刺されるが、弓成亮太(本木雅弘)の頼みに快く応じた。

一方、坂元弁護士(吹越満)は三木琢也(原田泰造)に、「三木昭子(真木よう子)が脅されて機密文書を持ち出したということを立証していくつもりです。奥さんには再度の出廷をお願いするつもりです」と、裁判の説明した。

三木琢也(原田泰造)は「体調が戻ったのなら、一度会わせてください」と頼むが、坂元弁護士(吹越満)は「公判中はお控えください。貴方達は弓成記者(本木雅弘)によって引き裂かれたと言う方が、世論の味方も得やすいですから」と断った。

年が明けて1973年が訪れると、弓成側が元外務大臣・愛川輝一(大和田伸也)の証人要請を行う。新聞が大きくこれを報じた。

佐橋総理(北大路欣也)は警察庁長官の十時正春(伊武雅刀)に、「例の件で元国連大使の加納君が一肌脱いでくれることになった。こういう時に沖縄返還に裏があると勘ぐられては迷惑千万だ。裁判を早く終わらせて、新聞記者を黙らせてくれ」と命じた。

第3回公判で、読日新聞の記者・山部一雄(大森南朋)が証人として法廷に立つ。山部一雄は曽根川靖弘(本田博太郎)から忠告されたが、「新聞人には守るべき正義があります」と答え、出廷していた。

山部一雄(大森南朋)は、日韓国交正常化の時に日韓で交わされた賠償内容をスクープしたときのことを話し、日韓国交正常化の密約を報じても逮捕されなかった事を証言した。

そして、山部一雄(大森南朋)は「新聞記者がそそのかしで逮捕されるのであれば、政府は悪事すらも機密の名の下に隠蔽してもかまわないことになり、民主政治は崩壊します」と持論を述べた。

その日の夜、山部一雄(大森南朋)は弓成亮太(本木雅弘)の自宅を訪れ、「佐橋元総理(北大路欣也)にノーベル平和賞を与える動きがあるらしい。これはお前が追うべきネタだ。裁判に勝って新聞記者に戻ってこい」と告げた。

山部一雄(大森南朋)は「あの女の嘘を法廷で攻めるべきだ。裁判を甘く見ない方が良い」とアドバイスするが、弓成亮太(本木雅弘)は「それはしない方針だ」と答えた。

その後、山部一雄(大森南朋)は台所へ行き、弓成由里子(松たか子)に「聞いてたんだよな。三木被告が哀れな女を演じれば、弓成が不利になる。君から弁護団に相談できないかな」と頼んだ。

翌日、坂元勲(吹越満)の弁護士事務所では、三木昭子(真木よう子)が証人で証言する問答のリハーサルをしていた。三木昭子は「こんな必要があるのですか?」とリハーサルに不満をもらす。

坂元勲(吹越満)は「私だってこんな質問をしたくはないが、そそのかし罪を成立させるためには、どちらが先にパンツを脱いだかが重要になる」と言い、リハーサルを続けた。

その日の夜、三木昭子(真木よう子)はバーで週刊新潮の記者・松中雄也(眞島秀和)と会う。

松中雄也は「貴女はまだ若い。まだまだやり直せます。私しに任せてください」と告げると、三木昭子(真木よう子)は「松中さんは裏切りませんよね」と言い、松中雄也の手を握った。

翌日、弓成由里子(松たか子)は大野木弁護士(柳葉敏郎)の事務所を訪れ、「私も逃げずに、あの人の側で戦いたいんです」と言い、法廷で傍聴する決意を述べた。

そして、弓成由里子(松たか子)は「最悪の事態に備えたい。あの人は負ければ新聞記者を辞める覚悟で臨んでいるようです。でもそれは、私にとっても敗北なんです」と言い、大野木弁護士(柳葉敏郎)に封筒を渡した。

運命の人-第7話のあらすじとネタバレの後編」へ続く。

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