弓成亮太(本木雅弘)の裁判の判決

松たか子が出演するTBSのノーベル平和賞ドラマ「運命の人」の第7話「衝撃の判決明暗を分けた結末」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。

このページは「運命の人-第7話のあらすじとネタバレ」からの続きです。

裁判の日、弓成由里子(松たか子)は帽子で顔を隠して裁判所に入ろうとするが、報道陣に見つかり、取り囲まれてしまった。弓成亮太(本木雅弘)はそれを見て、妻の弓成由里子に気付いた。

裁判が始まると、弓成亮太(本木雅弘)が証言台に立つ。検察の森靖之(浅野和之)は、三木昭子(真木よう子)との肉体関係について厳しく追及する。弓成由里子(松たか子)は傍聴席で顔をしかめた。

昼になり、休廷となると、大野木正(柳葉敏郎)は弓成亮太(本木雅弘)を公園へ呼び出した。

大野木正(柳葉敏郎)は「三木昭子(真木よう子)が一方的な被害者だという印象で終われば不利になる。彼女の虚偽供述に抵抗してみませんか。奥さんから預かった物があります」と言い、ネクタイを渡した。

大野木正(柳葉敏郎)は「ネクタイが三木さんからの贈り物であれば、三木さんが好意を持っていた証明になる。一方的な被害者だという主張は覆ります。奥さんは悩んだ上で、私に託しました」と告げた。

しかし、弓成亮太(本木雅弘)は「先生は、三木さんを追い詰める戦い方を避けたいという私の思いを了承したはずです。三木さんの無罪も勝ち取らなければ、本当に勝ったことにはならないと考えています」と答えた。

大野木正(柳葉敏郎)は「貴方のために頑張ってきた奥さんや仲間を悲しませて良いんですか」と問うと、弓成亮太(本木雅弘)は受け取ったネクタイを握りしめた。

午後になり裁判が再開し、三木昭子(真木よう子)が証言台に立つ。検察の森靖之(浅野和之)は、「そそのかし」を立証するため、弓成亮太(本木雅弘)との肉体関係について追求する。

検察の森靖之(浅野和之)が「どちらが先にシャワーを浴びたんですか」と質問すると、三木昭子(真木よう子)は「先に弓成記者(本木雅弘)がシャワーを浴び、その後、私にも浴びろと強要しました」と証言した。

続いて大野弁護士(柳葉敏郎)が反対質問を行う。大野弁護士(柳葉敏郎)は「弓成亮太(本木雅弘)がシャワーを浴びている間に逃げずに待っていた。合意の上とも受け取れますが」と質問した。

三木昭子(真木よう子)は「『ホテルに入ったことを知ったら、君の御主人が知ったらどう思うだろうね』と言われたとき、私は怯える気持ちで一杯でした」と答えた。

大野弁護士(柳葉敏郎)は「貴方は何らかの形で好意を表現したことはありませんか?贈り物をしたことはありませんか?」と質問する。

三木昭子(真木よう子)は「ありません。私は弓成記者が怖かった」と泣き崩れてしまい、大野弁護士(柳葉敏郎)はネクタイを出さずに証人尋問を終えた。

裁判が終わると、弓成亮太(本木雅弘)は弓成由里子(松たか子)を公園へ連れ出し、「これ、ずっと気にしていたのか」と言い、ネクタイを手渡した。

弓成由里子(松たか子)は「ネクタイのことで、貴方と気まずくなるのでは無いかと思い、怖かった。でも、勝って新聞記者に戻って欲しかったんです」と打ち明けた。

弓成亮太(本木雅弘)は「すまない。ちょっと1人になりたいんだ」と言い、立ち去ると、どこからともなく現れた鯉沼玲(長谷川博己)が弓成由里子(松たか子)に声を掛けた。

弓成由里子(松たか子)は「あの女に負けたくないの」と苦悩を打ち明けると、鯉沼玲(長谷川博己)は「ずるいよな亮太さん(本木雅弘)は。由里ちゃん(松たか子)をこんなにも困らせて、こんなにも慕われている」と漏らした。

一方、三木昭子(真木よう子)は薄暗いバーで、週刊潮流の記者・松中雄也(眞島秀和)と会っていた。

松中雄也は「週刊誌で思いを発表するべきです」と説得するが、三木昭子は「決心ができません。私はこの判決で全ての決着を付けたいと思っています」と答えた。

大野木正(柳葉敏郎)から「密約は勝ったが、取材の倫理上の問題は残ります。予断は許しません」という判決の見通しを聞いた毎朝新聞の社長・大館智文(錦引勝彦)は、司修一(松重豊)に「弓成から申し出はあったか」と訊いた。

司修一(松重豊)は「無罪を勝得たら記者として復帰したい、というのが弓成の本音です。我々も同じ気持ちです」と答えると、大館智文(錦引勝彦)は「裁判が続けば、うちの部数が落ちていく。一審判決を機にけじめを付けさせろ」と命じた。

その後、司修一(松重豊)は弓成亮太(本木雅弘)に、大館社長(錦引勝彦)の意向を伝える。弓成亮太は「それが毎朝新聞の意志ですか。私が新聞記者として、権力と戦い続けなければ、裁判に勝ったことにならない」と憤慨した。

判決の日、弓成亮太(本木雅弘)と三木昭子(真木よう子)は並んで法廷に立っていた。裁判官は2人を証言台の前に立たせると、三木昭子に対して懲役6ヶ月・執行猶予1年の判決を言い渡し、弓成亮太に対して無罪を言い渡したのでった。

第8話のあらすじは、「運命の人-第8話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。「運命の人」の登場人物の実在のモデル一覧は、『「運命の人」の実在のモデル』をご覧ください。

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